2008年04月23日

聖火リレー

全世界的に盛り上がっているようで、聖火リレー(^^ゞ


ニュースで見る世界各国の抗議行動と較べると、日本人は人権とかに鈍感な国なのかなあと思ってしまう。過激な抗議行動のあった国が人権を尊重している、国として抗議の声が大きいとは限らない。ごく一部の活動家の行動がテレビに映っただけかも知れない。しかし違いを感じるのは大臣や首相クラスの政治家の態度。欧米各国では、それなりの発言や行動が見られる。それに較べて日本はという気もする。もっとも我が国の総理は、毎週毎週を乗り切るのに精一杯で、夏のオリンピックのような「遠い将来」のことまで頭が回らないのかも知れない。


長野の善光寺が聖火リレーのスタート地点を辞退した。チベット=仏教=同じ仏教徒としての抗議の意志を示したというより、面倒なことに関わり合いたくないという態度が見え見えである。比叡山も高野山もその他有名寺院も、同じ仏教僧侶への弾圧には無関心である。もっとも日本の仏教は宗教ではなく葬式と法事のイベント産業、有名寺院ならそれプラス観光産業でしかないから期待もしていない。


じゃあ、お前はどうなんだと問われれば、餃子の時に較べればあまり関心を持てないというのが正直なところ。人権意識が希薄な(たぶん大勢の)日本人の1人である。


アメリカは民主主義とか人権とか、彼らが理想とするものを広めるのに熱心というか正義と考えているフシがある。もちろんそれは経済や軍事的な覇権とも表裏一体な行動でもあるかも知れない。「悪い国」だからといって、すぐ攻め込むのには賛成しない。それでも経済としてのつながりしか求めない日本と較べれば、その正義漢ぶりはどこかまぶしい。

本日は “聖火リレーのニュースを見ながら改めて感じる島国根性、でも、だからといってどうこうしたいという気持ちも特におきてこない、やっぱり島国根性” の下書きでした。

wassho at 20:07│Comments(0) 社会、政治、経済 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔