2008年04月30日

アインシュタイン越え

669e5f33.jpg子供の頃から何年かに一度、頭をもたげかけてくる疑問。


<その1>
鉄パイプのような長い棒があるとする。
一方の端(はし)を5センチ押したとする。
当たり前だけれど、もう一方の端も5センチ動く。


世の中で一番長い鉄パイプは何メーターあるのか知らないが、長ければたわんでしまう。さらに長ければ自分の重みに耐えきれず折れてしまうはず。


そこで無重力の宇宙空間。
そこにとてつもなく長い鉄パイプがあるとする。
とりあえず長さは10光年としようか。
ちなみに1光年とは光が1年間に進む距離。1秒間に進む距離が約30万キロで「地球を7回半回る」計算だから、とにかくとてつもなく長い鉄パイプ。でも無重力空間にあるからたわんだりはしない(こととする)。


この宇宙鉄パイプの端を5センチ押せば、10光年先にあるもう一方の端も5センチ動くんだろうか? 端と端が動くんじゃなくて物体が移動するわけだから、動いて当たり前なんだけれど、どうも頭にイメージが湧かなくて不思議な気持ちがする。


棒を押したり引いたりしてモールス信号のように合図を送るとする。アインシュタイン(写真)の相対性理論によれば光より早く進むことはできないが、宇宙鉄パイプのモールス信号なら10光年先に瞬時に合図を送ることができる。私はアインシュタインを超えたか(^^ゞ


<その2>
メガホンのような両端で口径の違う筒(つつ)。
90度ひねったとする。
時計でいえば12時にあった印は3時の位置に来る。
位置の移動は同じでも、口径の大きい方が進む距離は長い。つまり速いスピードで移動する。


そこで巨大な宇宙メガホン。
大きい方の直径を40万キロにすれば
40万キロ×3.14÷4=31万キロだから、90度で光が1秒間に進む距離より長くなる。宇宙メガホンの口径の小さい方を持って、クイッと90度ひねれば口径の大きい方は光速より速いスピードで動くはず。やっぱり私はアインシュタインを超えたか(^^ゞ



星の観察をするのが天文学で、宇宙全体ことを考えるのが宇宙物理学なのか、その区別はよく知らないけれど、とにかく最新の科学によれば、この宇宙は140億年ほど前に誕生したらしい。いわゆるビックバン理論。宇宙は無の状態から爆発して生まれたことになっている。「無」というのは空間もなければ時間もない、つまり存在そのものがない状態。去年は1年前であっても141億年前は理論的にあり得ない理屈となっている。


信じられる?
私は無理(^^ゞ


宇宙の歴史に較べれば星の瞬きより短いけれど、
2日前にめでたくハッピーバースデイ to Me。
そろそろ大人にならなければいけない年齢となりました。

wassho at 01:24│Comments(2) ノンジャンル 

この記事へのコメント

1. Posted by ヤント   2008年05月02日 12:48
「その1」の類似疑問。
その曲がらない鉄棒を地球に乗せて、
地球との接点から鉄棒の上を歩いて行けば、
直線(水平)の上を歩いてるのに、
いつの間にか空へ向かって行きますわなあ〜
重力はどんな感じに受けるんやろ?

これ、中学生のころから実験してみたいんです。
お互い協力して死ぬまでに共同作業してみませんか?
NHKに放映権売ってスポンサーになってもらいます。
使った鉄棒は切り売りしてグッズ販売します。
その後は体験談を執筆します。
印税で儲かります。
その後で・・・・え? もうよろしい?
スイマセン。


2. Posted by 晴れ時々マーケティング   2008年05月02日 17:13
あのなあ〜
宇宙の無重力空間やから
曲がらへんねん
地球にのせたら
曲がるっちゅうに(/o\)


私がやりたいのは

1)南極に行く
2)みんなでグルリと極点を囲んで
3)自分こそが「南を向いている」と言い張る(^^ゞ

(でもダーサンだけが太陽の方を向いている)

楽しい小型連休を!

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