2008年06月02日
ドバイその2 「らしさ」って?
ドバイを紹介した番組の最後には、カネまみれの不動産開発をしている業者の1人が休日に砂漠に出かけるシーンがある。いわば都会の喧噪を離れてリフレッシュに出かけるのである。ドバイの人たちはもともと遊牧民族だから砂漠こそが彼らのルーツである。
初めて聞いたけれど
「何も作らず」
「何も所有せず」
「何も残さない」
のが遊牧民のアイデンティティーなんだそうである。(※ここではアイデンティティーとは、それを成り立たせている要素とでも理解してください)
不動産業者は今では、それと正反対のビジネス・暮らし方をしているわけだけれど、ときどき砂漠にやってきては自分自身を見失わないようにしているらしい。砂漠を見つめながら「何か起これば、うまくいかなければ、また砂漠に戻ればいいだけさ」と彼はいう。
うがった見方をすれば番組には、
バブリーなビジネスをしていても、ドバイ人らしさを見失わないドバイ人。
VS
バブルで日本人らしさを見失った日本人。
といった対比の表現意図があるようにも思えた。
バブルが原因だったかはさておき(私はあまり関係ないと思っている)日本人が日本人らしさを失ったというのはよく聞く論調である。
しかしである。
日本人らしさってナニ?
3行で表現できるドバイの遊牧民と違って(彼らはついこの間まで、ほとんどが単純な遊牧民の暮らしをしていた人たちである)、日本は二千年近くの文明文化のある国・国民である。そう簡単には「らしさ」を定義はできない。京都や奈良の寺院に行けば日本人らしさを思い起こせるというものでもない。あえていえばバブルごときで失えるものなら、それは「日本人らしさ」ではない。
(長くなるので途中省略(^^ゞ)
でも、しかしである。
やっぱり「らしさ」を持っている人、自覚している人は(いろんな意味で)強いし魅力的でもある。そして自覚するためには複雑な要因で絡み合っている自分の「らしさ」をエイヤッと3つか5つに、しかもシンプルな言葉でまとめ上げる必要がある。(言葉にして自分に言い聞かせれば、そうなってくるという効果もある)
本日はその1 “あなたらしさを簡潔に5つ述べよ” の下書きでした。
某地方選に立候補するKさんに
本日はその2 “〇〇市らしさとは何か、市民の琴線に響く具体的な言葉を5つ考えましょう” の下書きでした。
初めて聞いたけれど
「何も作らず」
「何も所有せず」
「何も残さない」
のが遊牧民のアイデンティティーなんだそうである。(※ここではアイデンティティーとは、それを成り立たせている要素とでも理解してください)
不動産業者は今では、それと正反対のビジネス・暮らし方をしているわけだけれど、ときどき砂漠にやってきては自分自身を見失わないようにしているらしい。砂漠を見つめながら「何か起これば、うまくいかなければ、また砂漠に戻ればいいだけさ」と彼はいう。
うがった見方をすれば番組には、
バブリーなビジネスをしていても、ドバイ人らしさを見失わないドバイ人。
VS
バブルで日本人らしさを見失った日本人。
といった対比の表現意図があるようにも思えた。
バブルが原因だったかはさておき(私はあまり関係ないと思っている)日本人が日本人らしさを失ったというのはよく聞く論調である。
しかしである。
日本人らしさってナニ?
3行で表現できるドバイの遊牧民と違って(彼らはついこの間まで、ほとんどが単純な遊牧民の暮らしをしていた人たちである)、日本は二千年近くの文明文化のある国・国民である。そう簡単には「らしさ」を定義はできない。京都や奈良の寺院に行けば日本人らしさを思い起こせるというものでもない。あえていえばバブルごときで失えるものなら、それは「日本人らしさ」ではない。
(長くなるので途中省略(^^ゞ)
でも、しかしである。
やっぱり「らしさ」を持っている人、自覚している人は(いろんな意味で)強いし魅力的でもある。そして自覚するためには複雑な要因で絡み合っている自分の「らしさ」をエイヤッと3つか5つに、しかもシンプルな言葉でまとめ上げる必要がある。(言葉にして自分に言い聞かせれば、そうなってくるという効果もある)
本日はその1 “あなたらしさを簡潔に5つ述べよ” の下書きでした。
某地方選に立候補するKさんに
本日はその2 “〇〇市らしさとは何か、市民の琴線に響く具体的な言葉を5つ考えましょう” の下書きでした。
wassho at 19:59│Comments(0)│
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