2008年06月09日
コンビニのエコとエロ
駅前の夜12時までやっていたスーパーが閉店したので、最近はまたよくコンビニを利用するようになった。ところで映画の撮影や雑誌の取材では、パリならカフェ、ロンドンならパブを撮っておけば、とりあえずその街の雰囲気が出るといわれていて、そんなシーンをよく目にすると思う。それで東京の雰囲気を出したかったらコンビニを撮れと、あの業界(特に海外)ではいわれているらしい。う〜ん、パリはカフェなのに東京はコンビニーーーそれはチョット寂しいような、みっともないような。
今回はコンビニ話をあれこれ。
最近(少なくとも東京では)ほとんどのコンビニがレシートを捨てる小さなゴミ箱をレジにおくようになった。私もいつもそこへ捨てているし、多くの人が捨てているような気がする。主婦がスーパーで買い物をしたら、レシートを見て家計簿をつける人もいるんだろうけれど、コンビニでは男性客も多いし、レシートが必要な人の割合は小さいはず。欲しい人だけにレシートを発行するシステムに変えた方が省資源だと思うが。
スーパーでは賞味期限が近くなった弁当や総菜は値引き販売して売り切ろうとする。コンビニも捨てないで、捨てる前に値引きすれば買う人はいっぱいいるはず。24時間営業している代わりに定価販売というのがコンビニの不文律となっているようだが、弁当類はそろそろ見直してもいいんじゃないの。(あれは必ず廃棄しなければならず、バイトがもらって食べることも禁止らしい)
コンビニの原点はセブンイレブン。今じゃ知らない人も多いけれど、元はアメリカの会社。イトーヨーカ堂が提携して買収して、いろいろ改良して今日の形となった。セブンイレブンの名前の由来は午前7時から午後11まで長時間営業してますというセールスポイントから来ている。しかし今や24時間営業がコンビニでは当たり前となった。
24時間営業する必要があるのか、省エネに逆行しているのではという意見が最近多くなってきた。しかしコンビニの電気代のほとんどは陳列の冷蔵庫が占めており、これは店を開けていようがいまいが24時間つけっぱなしだから営業時間と省エネは余り関係ないらしい。閉店しても防犯上の理由から照明もおそらくは消せないだろう。切れるのはエアコンくらいか。
それに24時間営業じゃなくても少なくと終電の客までは取り込みたいだろうから、終電後に閉店するとなると従業員をタクシーで帰さなくてはいけない。その費用も経営にのしかかるし、徒歩・自転車通勤でないコンビニの従業員がみんなタクシー通勤をしだしたら、何のための省エネかわからなくなる。そんなこんなで24時間営業は、そう簡単にはなくならないだろう。
さて
コンビニは本部が商品を仕入れるから、同じチェーン店であればだいたい品揃えは同じ。かなり前にどこかのコンビニチェーンが、もっと地域色を出そうという取り組みを試験的に始めて、それがテレビで紹介されていた。2つだけ内容を覚えている。
その1
静岡のどこかで、名産の干物を売り出した。レジの横で売っている唐揚げのような販売スタイル。中高生たちが学校帰りによく買っていた。私も食べたいから東京でもやってくれないかな。
その2
東京の埋め立て地沿いのどこか。そのエリアは建築現場が多く建設労働者が多くいる。じゃあきっと、こってりした量の多い弁当でも多くそろえているのかと思ったら、
レポーター「このエリアにあわせた品揃えをされていると伺いましたが」
店長「はい、こちらです」と自信ありげにレポーターを案内。
でもそこは弁当じゃなく雑誌売り場。
店長「他店のコンビニにはないエロ本の充実が当店の特徴です!」
♪♪びっくらこいた〜びっくらこいた〜 (^^ゞ
今回はコンビニ話をあれこれ。
最近(少なくとも東京では)ほとんどのコンビニがレシートを捨てる小さなゴミ箱をレジにおくようになった。私もいつもそこへ捨てているし、多くの人が捨てているような気がする。主婦がスーパーで買い物をしたら、レシートを見て家計簿をつける人もいるんだろうけれど、コンビニでは男性客も多いし、レシートが必要な人の割合は小さいはず。欲しい人だけにレシートを発行するシステムに変えた方が省資源だと思うが。
スーパーでは賞味期限が近くなった弁当や総菜は値引き販売して売り切ろうとする。コンビニも捨てないで、捨てる前に値引きすれば買う人はいっぱいいるはず。24時間営業している代わりに定価販売というのがコンビニの不文律となっているようだが、弁当類はそろそろ見直してもいいんじゃないの。(あれは必ず廃棄しなければならず、バイトがもらって食べることも禁止らしい)
コンビニの原点はセブンイレブン。今じゃ知らない人も多いけれど、元はアメリカの会社。イトーヨーカ堂が提携して買収して、いろいろ改良して今日の形となった。セブンイレブンの名前の由来は午前7時から午後11まで長時間営業してますというセールスポイントから来ている。しかし今や24時間営業がコンビニでは当たり前となった。
24時間営業する必要があるのか、省エネに逆行しているのではという意見が最近多くなってきた。しかしコンビニの電気代のほとんどは陳列の冷蔵庫が占めており、これは店を開けていようがいまいが24時間つけっぱなしだから営業時間と省エネは余り関係ないらしい。閉店しても防犯上の理由から照明もおそらくは消せないだろう。切れるのはエアコンくらいか。
それに24時間営業じゃなくても少なくと終電の客までは取り込みたいだろうから、終電後に閉店するとなると従業員をタクシーで帰さなくてはいけない。その費用も経営にのしかかるし、徒歩・自転車通勤でないコンビニの従業員がみんなタクシー通勤をしだしたら、何のための省エネかわからなくなる。そんなこんなで24時間営業は、そう簡単にはなくならないだろう。
さて
コンビニは本部が商品を仕入れるから、同じチェーン店であればだいたい品揃えは同じ。かなり前にどこかのコンビニチェーンが、もっと地域色を出そうという取り組みを試験的に始めて、それがテレビで紹介されていた。2つだけ内容を覚えている。
その1
静岡のどこかで、名産の干物を売り出した。レジの横で売っている唐揚げのような販売スタイル。中高生たちが学校帰りによく買っていた。私も食べたいから東京でもやってくれないかな。
その2
東京の埋め立て地沿いのどこか。そのエリアは建築現場が多く建設労働者が多くいる。じゃあきっと、こってりした量の多い弁当でも多くそろえているのかと思ったら、
レポーター「このエリアにあわせた品揃えをされていると伺いましたが」
店長「はい、こちらです」と自信ありげにレポーターを案内。
でもそこは弁当じゃなく雑誌売り場。
店長「他店のコンビニにはないエロ本の充実が当店の特徴です!」
♪♪びっくらこいた〜びっくらこいた〜 (^^ゞ
wassho at 17:14│Comments(2)│
│マーケティング、ビジネス
この記事へのコメント
1. Posted by あきこ 2008年06月28日 14:27

コンビニレシートの
どこかの番号で年齢が打たれるみたいなので他人から見た自分の見た目年齢がわかるそうです
レジの人が、この人は何十代だなと入力するそうな。
2. Posted by 晴れ時々マーケティング 2008年07月01日 10:43
あきこ様
コメントありがとうございます。
確かにコンビニのレジでは年齢(大ざっぱな区分)を打ち込みますが、レシートに、その記録は印字されなかったと思います。年齢を打たないとレジの確定ができないのですが、バイトの人たちはそれほど真剣にお客の年齢を推定しているわけではありません。それでも1つ下の世代に込まれて喜んだり、1つ上の世代に打ち込まれてムカツイたりする人はかなりいるみたいです(^^ゞ
どのチェーン店も「50歳以上」が一番高い年齢ボタンだったと思いますが、高齢化社会なので、より精度の高いマーケティングデータをとるには、その辺の見直しが必要かも知れませんね。
コメントありがとうございます。
確かにコンビニのレジでは年齢(大ざっぱな区分)を打ち込みますが、レシートに、その記録は印字されなかったと思います。年齢を打たないとレジの確定ができないのですが、バイトの人たちはそれほど真剣にお客の年齢を推定しているわけではありません。それでも1つ下の世代に込まれて喜んだり、1つ上の世代に打ち込まれてムカツイたりする人はかなりいるみたいです(^^ゞ
どのチェーン店も「50歳以上」が一番高い年齢ボタンだったと思いますが、高齢化社会なので、より精度の高いマーケティングデータをとるには、その辺の見直しが必要かも知れませんね。