2008年07月09日
半世紀前からの夢でしたーーーだと
吉永小百合のナレーションが印象的なシャープのコマーシャル。
皆さんもごらんになったことがあるだろう。
「電気を消費するモノを作るメーカーの責任として、いつか電気そのものを作り出す存在になりたい。半世紀前からの夢でした」。
ウソツケッ!!!!!!
もちろんシャープが太陽光発電のトップメーカーであることは認める。念のためにホームページを調べると、半世紀ほど前にその技術開発に着手したらしい。しかしそれと、「ーーーメーカーの『責任』としてーーー半世紀前からの『夢』でした」というのはまったく別物である。単に儲かりそう、あるいはおもしろそうな技術だったから開発を始めたに過ぎない。ちなみにシャープのホームページによると、実用品として普及したのは開発から約20年後の太陽電池付き電卓からだそうである。電卓の電池代わり程度レベルになる20年前から『責任』として?『夢』でした? 語るに落ちるとはこういうことを言う。
たぶん開発(町工場の実験レベルだろう)を始めたのが50年ほど前だと知った広告代理店が美しいストーリーにでっち上げたのだろう。そのあざとさマインドにあふれたプレゼンテーションは手に取るように目に浮かぶ。(手に取るように目に浮かぶのは、広告代理店のプレゼンテーションに立ち会う機会も多くて、その70%があざとさマインドにあふれているからである)
何でこんなにムカツいているんだろう?
私は正義漢でもなければ清廉潔白ともほど遠いのに、魂胆が透けて見えることには、奢り(おごり)を感じることにはなぜか敏感である。それにこのコピーは、たとえウソでも今の社会の心をとらえる力をもっている名作なので余計にムカツク(^^ゞ
悪口を書いたからとフォローするつもりは全くないが、シャープはこの10年くらいでもっとも企業イメージをのばした企業の一つだと思う。20年前は技術力はあったかもしれないがパッとしない二流メーカーだった。昔シャープのテレビを買ったことがあるが、それはソニーやパナソニックより安く船井電機よりはマシだろうと思ったから。その程度のポジションだった。
そのテレビがブラウン管から液晶に代わる時流に乗ってシャープの企業イメージは急上昇するが、その少し前に「目のつけどころがシャープでしょ」といいはじめた頃から少しずつ変貌してきたと思う。あれもこれもとトップメーカーの後追いをするのではなく、選択と集中という「正しい2番手戦略」によってトップメーカーの地位に上り詰めたイメージを持っている。
企業イメージの研究対象には、ソニーのように昔から企業イメージのいい企業より、シャープのようにダメからイイへ変化してきた企業の方が参考になると思う。また同じ関西企業で同じく二流メーカーだったサンヨーは、いまだに二流メーカーである。サンヨーもいろいろ選択と集中を積極的に行っているがシャープとの違いを比較研究するのもおもしろいかもしれない。
本当はフォローするつもりだったのに、あまりフォローになっていないなあ〜、しかもヨソの悪口まで書いてしまった(^^ゞ
しかも書きながらシャープの「亀山ブランド」という力まかせのブランド戦略にも反感を持っていたことを思い出した。やっぱりこの会社とは相性悪いのかな。亀山ブランドの話はまたいずれ。しかし文章を書くと自分自身にいろいろな発見があるね。
本日は “おごれる平家は久しからず。中身は一流なったかも知れないけれど、立ち振る舞いにも気を配ってねシャープの皆さん” の下書きでした。
追記
関係ないけど「手に取るように目に浮かぶ」という表現はヘンかな?
皆さんもごらんになったことがあるだろう。
「電気を消費するモノを作るメーカーの責任として、いつか電気そのものを作り出す存在になりたい。半世紀前からの夢でした」。
ウソツケッ!!!!!!
もちろんシャープが太陽光発電のトップメーカーであることは認める。念のためにホームページを調べると、半世紀ほど前にその技術開発に着手したらしい。しかしそれと、「ーーーメーカーの『責任』としてーーー半世紀前からの『夢』でした」というのはまったく別物である。単に儲かりそう、あるいはおもしろそうな技術だったから開発を始めたに過ぎない。ちなみにシャープのホームページによると、実用品として普及したのは開発から約20年後の太陽電池付き電卓からだそうである。電卓の電池代わり程度レベルになる20年前から『責任』として?『夢』でした? 語るに落ちるとはこういうことを言う。
たぶん開発(町工場の実験レベルだろう)を始めたのが50年ほど前だと知った広告代理店が美しいストーリーにでっち上げたのだろう。そのあざとさマインドにあふれたプレゼンテーションは手に取るように目に浮かぶ。(手に取るように目に浮かぶのは、広告代理店のプレゼンテーションに立ち会う機会も多くて、その70%があざとさマインドにあふれているからである)
何でこんなにムカツいているんだろう?
私は正義漢でもなければ清廉潔白ともほど遠いのに、魂胆が透けて見えることには、奢り(おごり)を感じることにはなぜか敏感である。それにこのコピーは、たとえウソでも今の社会の心をとらえる力をもっている名作なので余計にムカツク(^^ゞ
悪口を書いたからとフォローするつもりは全くないが、シャープはこの10年くらいでもっとも企業イメージをのばした企業の一つだと思う。20年前は技術力はあったかもしれないがパッとしない二流メーカーだった。昔シャープのテレビを買ったことがあるが、それはソニーやパナソニックより安く船井電機よりはマシだろうと思ったから。その程度のポジションだった。
そのテレビがブラウン管から液晶に代わる時流に乗ってシャープの企業イメージは急上昇するが、その少し前に「目のつけどころがシャープでしょ」といいはじめた頃から少しずつ変貌してきたと思う。あれもこれもとトップメーカーの後追いをするのではなく、選択と集中という「正しい2番手戦略」によってトップメーカーの地位に上り詰めたイメージを持っている。
企業イメージの研究対象には、ソニーのように昔から企業イメージのいい企業より、シャープのようにダメからイイへ変化してきた企業の方が参考になると思う。また同じ関西企業で同じく二流メーカーだったサンヨーは、いまだに二流メーカーである。サンヨーもいろいろ選択と集中を積極的に行っているがシャープとの違いを比較研究するのもおもしろいかもしれない。
本当はフォローするつもりだったのに、あまりフォローになっていないなあ〜、しかもヨソの悪口まで書いてしまった(^^ゞ
しかも書きながらシャープの「亀山ブランド」という力まかせのブランド戦略にも反感を持っていたことを思い出した。やっぱりこの会社とは相性悪いのかな。亀山ブランドの話はまたいずれ。しかし文章を書くと自分自身にいろいろな発見があるね。
本日は “おごれる平家は久しからず。中身は一流なったかも知れないけれど、立ち振る舞いにも気を配ってねシャープの皆さん” の下書きでした。
追記
関係ないけど「手に取るように目に浮かぶ」という表現はヘンかな?
wassho at 15:48│Comments(0)│
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