2008年10月06日

清原とはあまり関係ない話

もう先週になってしまったが清原引退。
その日の夜も、次の朝もテレビで流れていた。
どれも男の生き様礼賛(らいさん)みたいな扱い方。
見なかったけれど週末には特番まであったみたい。
見てなくても内容はだいたい想像がつく。


ちょっと前まで「態度のでかい番長」とか「夜のホームラン王」とか「給料泥棒」とか彼をバッシングするのがマスコミの仕事じゃなかったっけ。桑田も引退の頃はまるで求道者のような持ち上げ方。バブルの頃は「投げる不動産屋」が彼のニックネームだったよね(^^ゞ


そういえばYOSHIKIが相撲協会ともめた件。最初は彼のことを常識・礼儀知らず扱いしていたマスコミは、どうも相撲協会に非があったようだとわかると一斉にそちらをバッシング。マスコミの仕事にもいろいろあるけれど(あると願っているけれど)、すくなくとも有名人レベルの話はろくに取材もしないで、マタ聞きを堂々と流すことがよくわかった。人の噂が大好きなオバチャンと同じレベル。YOSHIKIには優秀なスタッフがついているようだが、そうじゃない有名人なら一生常識・礼儀知らず扱いの汚名を晴らすことができなかったかも知れない。


マスコミは、あるいは世間はと置き換えても同じだが、強いものは叩かない。相手が弱くなったり隙を見せるといっせいに叩く。ほら星野監督だって(^^ゞ 

人を叩くのをマスコミの仕事と勘違いしているという意見もあるが、世の中の「ねたみそねみ」が反映されている側面もある。まあマスコミと一口に言っても、我々に届くニュースの多くは「マスコミの人間」だけじゃなく、レポーターやら解説者やら、コメントをするタレントや芸人も含めて雑多な意見の集合体であるし。


そして取材力の弱いマスコミほど識者や関係者のコメントに頼る。大学生の頃、なんの授業だったか、政治の動きは新聞だけじゃ(情報が表面的なので)わからないから、深く取材してある週刊誌も読むように教わった。今の週刊誌はコメントだらけであまり役に立ちそうにもない。マスコミのジャンルが増えて、あるいはブログなんかも含めて、いろんな意見を知ることができるようになったのはいいことだとしても、意見ばっかりで肝心の事実が見えづらくなっていると思うのは私だけかな?


本日はまとまりのない話でゴメン。
ところで清原の引退のテレビでは、PL学園→西武→巨人と過去の映像が見られた。
そこで1つ発見。

太るにつれて顔が怖くなっている。
私も人に好かれるように痩せよう(^^ゞ

wassho at 15:32│Comments(0) 社会、政治、経済 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔