2009年04月21日

新じゃがと春キャベツとベーコン

cf6fac85.jpg昨日、コンビニでポテトサラダを買った。
やたらうまかった。

どれくらいうまかったというと、パックの半分まで食べたところで、もう1パック、いや2パック買いに行こうか悩んだくらいである。

「新じゃが」なんだろうなと思った。そんなにおいしく感じたということは、
今年「新じゃが」を食べたのは、昨日が初めてなのかも知れない。


しかしコンビニのおかずで、食材の旬を感じて喜ぶとは、「それも、現代的」と素直に受け入れるべきか、「基本、食生活が間違っている、あるいは悲しい」と反省すべきかどっちなんだろう。


春キャベツの時期でもある。
子供の頃、母親が春キャベツとベーコンの炒め物を作り、それを初めて食べたときのことは今でもよく覚えている。キャベツという「普段は存在感もなく、つまらない野菜」が、春だけはこんなに甘くてうまいのかとビックリした。ベーコンというものも、その時に初めて知った気がする。ハムやソーセージは普通にあったけれど、ベーコンはまだめずらしかったのかも知れない。肉屋でベーコンを買っていると「それはどうやって食べるものですか?」と、他の買い物客に尋ねられたと母親が言っていた記憶がある。


話は変わるが、ベーコンというと、バカにひとつ覚えのように「カリカリに」という輩がいる。私はカリカリのベーコンが嫌いである。あんな煎餅のようになって、肉の味がしなくなったものの、どこがうまいのかと不思議である。


ところで、新じゃがも春キャベツも、ジャガイモやキャベツの旬が春なのだと思っていたが、単純にそうではなく、種類や栽培時期の違いもあるらしい。興味があったら検索してみてください。


【農家の皆さんへ】

あまり季節感のない野菜は、品種改良をガンバリ、特定の季節に一段とおいしくなるようにすれば、年間を通じての売り上げが増加するでしょう。

秋茄子は嫁に食わすなーーーということわざがあるくらい、茄子の旬は秋だと言われていますが、秋の茄子が他の季節と較べ、それほどオイシイとは思いません。新じゃがや春キャベツはスーパーの店頭でも賑わっていますが、秋茄子で盛り上がっている話も聞きません。茄子に限らず、その他いちおう旬があるとされている野菜も、現状を冷静に分析し、新じゃがや春キャベくらいの差別化を実現すべく品種改良に努めましょう。

品種改良を頑張りすぎて、ジャガイモとキャベツが1年中新じゃがと春キャベツの味になってしまうと、例えおいしくても、人生の楽しみが減るので、それはやめてください(^^ゞ

wassho at 16:17│Comments(0) 生活、日常 

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