2009年06月24日

初めての買い物 ラジオ編

614c1f67.jpg長く生きているので、たいていのモノは買ったことがあるし、変わったモノもいろいろと買ったけれど、振り返って考えてみると私はラジオというものを買ったことがない。

あれっ? どこかで読んだ文章のような(^^ゞ


ここで買ったことがないというのは、ラジカセのような複合機ではなく単独したラジオという意味である。


考えてみると自宅でラジオを聴けなくなって久しい。昔はオーディオのセットの中にチューナーがあったものだが、何度か買い換えるうちにチューナーは買わなくなった。今のミニコンポにチューナーってついているのかな? 

一度オーディオの調子が悪くなった時に、代わりとしてラジカセ(正確にはCDラジオ)を買ったことがある。それは名器の誉れ高く、未だにオークションで結構な値段のついているソニーのZS-F1。ただし別に音を聞き較べて買ったのではなく、ゴチャゴチャしたデザインじゃないからという理由だけで選んだだけで、そんな有名な製品だということは後で知った。元オーナーとして意見を述べさせてもらうなら、別にビックリするほどいい音はしなかった。しょせんはラジカセレベルの範疇。使わなくなったし、3年前に引っ越し屋の若い運転手が欲しそうな顔をしていたのであげた。もったいなかったかな(^^ゞ  (※ZS-F1はネット検索するといろいろ出てきます)


今回買ったのはボストンアコースティックのホライズン・ソロというラジオ。
お察しのようにバスタオルを買ったときに、一緒に通販生活で買った。


なぜか、ボストンアコースティックのホームページには、この商品は載っていない。また先ほどのヤマギワのページではあまり触れられていないが、通販生活(ネットでは商品説明は読めない)のカタログでは、スピーカがしっかりしていて、低音が良く音に厚みがあるなどと音質のすばらしさが紹介されていた。(ボストンアコースティック社は、もともとスピーカーのメーカー)
 
多少詳しい人にしかわからない説明になるが、モノラルラジオなのに本体の厚みは16センチありバスレフポートがついている。つまり小さなスピーカーボックスにラジオが内蔵されていると見ることもできる。パワーは10ワット。


その説明に興味を引かれ、何といっても、このデザインにブツ欲を刺激された。まさか今時モノラルラジオにそそられるとは。 
通販生活ではホームシアターの評論家がこのラジオを推薦していたんだけれど、彼はこのラジオを朝の目覚まし代わりにしているという。そういえば昔はそんなことをしていたっけと、ついその気にさせられーーー。マーケティングの専門家として面目ない(^^ゞ


このブログを書くついでに、ビックカメラのサイトでラジオとラジカセを検索して、今売られている商品を眺めてみた。ヒドイもんだ。日本のメーカーはデザイナーを雇っていないようである(/o\)


モノが売れないと嘆く前に、小手先のマーケティングにうつつを抜かす前に、デザインのクオリティや基本機能の充実といった当たり前のことに、もっと力を注ぐべきである。本日は “そんなココロザシのある商品なら、少々高くても、例えそれが懐中電灯や延長コードのソケットのような、どうでもいい商品でも、それに目を留めて買う人は一杯いることに早く気づいてね” の下書きでした。



それで、使ってみた感想は次回に。

wassho at 14:34│Comments(0) 生活、日常 | 音楽、オーディオ

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