2009年09月01日
鎌倉幕府と自民党と
4年たったらまた選挙があるから、こんな書き方はおかしいけれど
とりあえず自民党帝国は滅んだ Ω\ζ゜)チーン
それで、選挙の結果を見ながら、なんとなく鎌倉幕府の滅亡を思い出した。
もっとも鎌倉時代のことは高校の授業で習った程度しか知らないが。
(だから以下の歴史解説は間違っている可能性があります)
源頼朝が挙兵し、勢力を拡大し、やがて幕府を開くまでにいたる。その後もますます勢力を拡大する。この時代、勢力を拡大するというのは領地を広げるということ。幕府配下の御家人(武将)は、その恩恵を受け幕府の発展につれて潤った。しかし、ある程度、全国の支配を確立すると、もう領地は増えない。そして元寇(げんこう:当時の中国軍の襲来)がやってくる。
これには勝利したが、勝ったといっても追っ払っただけだから、戦利品としての領地は手に入らない。いつまた襲来を受けるかわからないから、防衛線も維持しなければならない。武家の幕府というのは戦闘集団ともいえるものだが、この戦に勝っても利益は得られないのに出費ばかりがかさみーーーというわけで御家人は弱体化し、幕府への求心力もなくなりーーー間違っていたらゴメン。
自民党ができたのは1955年。ごく一時期の例外期間を除いて、まあ戦後の政治を担ってきたといっていいだろう。戦後の復興〜高度成長の、つまり日本が右肩上がりの時代に、政治の役割は増え続ける日本のパイを、あちこちに再配分して、成長にさらにドライブをかけることにあった。それで万事うまくいった。一億層中流なんていわれた、世にもまれな平等な社会ができあがった。
高度成長の余地がなくなり、バブルもはじけ、いろいろ失ったこの十数年。そろそろ政治の役割というか手法を変えるべきだったが、半世紀続いた慣習とシガラミから抜けきれずズルズルと。高度成長時代には「富の再配分」と評価されたものは、現在は「バラマキ」と呼ばれて蔑まれている。
さて、私は違う将来を描きたいと思っているけれど、
世間一般的には、やはりこの国の先細り感が漂う。
それで今回の選挙。
自民党は「今まで通りがんばります」といい、民主党は「今までとは違うやり方でがんばります」と主張した。結果はご存じの通り。
幕府と自民党じゃ事情がまったく違うとしても、成長が止まり将来への展望が悲観的になった点に共通点があるようにも思える。
それで民主党。
無駄遣いをなくすのは賛成だけれど、その先はバラマキ感が否めない。だから鎌倉幕府と似たような室町幕府。コンセプトは同じで役者が変わっただけ。
今、国家25年の計を考えて、必要なのは日本の再成長プログラム。成長なくして福祉も安心もあり得ない。アンチエイジングみたいな政策だけじゃ未来は開けない。
まあ、とにかく期待を込めてお手並み拝見。パイが増えれば、政治家はそれをばらまいて、料亭で遊んでいても許されるのだから、それを夢見てがんばって欲しい(^^ゞ
イイクニつくろう民主党!
↓
最近は鎌倉幕府の成立が1192年という説が否定されているらしい。
教科書にも載っていないらしい。
いまさら、そんなこといわれても困るヨ(^^ゞ
ちなみに、日本史では室町幕府の後半に下克上が起こり、そして信長ほか個性的な武将が活躍する戦国時代となる。武将にとっては血湧き肉躍る活躍の場でも、庶民にはツライ時代だったはず。
とりあえず自民党帝国は滅んだ Ω\ζ゜)チーン
それで、選挙の結果を見ながら、なんとなく鎌倉幕府の滅亡を思い出した。
もっとも鎌倉時代のことは高校の授業で習った程度しか知らないが。
(だから以下の歴史解説は間違っている可能性があります)
源頼朝が挙兵し、勢力を拡大し、やがて幕府を開くまでにいたる。その後もますます勢力を拡大する。この時代、勢力を拡大するというのは領地を広げるということ。幕府配下の御家人(武将)は、その恩恵を受け幕府の発展につれて潤った。しかし、ある程度、全国の支配を確立すると、もう領地は増えない。そして元寇(げんこう:当時の中国軍の襲来)がやってくる。
これには勝利したが、勝ったといっても追っ払っただけだから、戦利品としての領地は手に入らない。いつまた襲来を受けるかわからないから、防衛線も維持しなければならない。武家の幕府というのは戦闘集団ともいえるものだが、この戦に勝っても利益は得られないのに出費ばかりがかさみーーーというわけで御家人は弱体化し、幕府への求心力もなくなりーーー間違っていたらゴメン。
自民党ができたのは1955年。ごく一時期の例外期間を除いて、まあ戦後の政治を担ってきたといっていいだろう。戦後の復興〜高度成長の、つまり日本が右肩上がりの時代に、政治の役割は増え続ける日本のパイを、あちこちに再配分して、成長にさらにドライブをかけることにあった。それで万事うまくいった。一億層中流なんていわれた、世にもまれな平等な社会ができあがった。
高度成長の余地がなくなり、バブルもはじけ、いろいろ失ったこの十数年。そろそろ政治の役割というか手法を変えるべきだったが、半世紀続いた慣習とシガラミから抜けきれずズルズルと。高度成長時代には「富の再配分」と評価されたものは、現在は「バラマキ」と呼ばれて蔑まれている。
さて、私は違う将来を描きたいと思っているけれど、
世間一般的には、やはりこの国の先細り感が漂う。
それで今回の選挙。
自民党は「今まで通りがんばります」といい、民主党は「今までとは違うやり方でがんばります」と主張した。結果はご存じの通り。
幕府と自民党じゃ事情がまったく違うとしても、成長が止まり将来への展望が悲観的になった点に共通点があるようにも思える。
それで民主党。
無駄遣いをなくすのは賛成だけれど、その先はバラマキ感が否めない。だから鎌倉幕府と似たような室町幕府。コンセプトは同じで役者が変わっただけ。
今、国家25年の計を考えて、必要なのは日本の再成長プログラム。成長なくして福祉も安心もあり得ない。アンチエイジングみたいな政策だけじゃ未来は開けない。
まあ、とにかく期待を込めてお手並み拝見。パイが増えれば、政治家はそれをばらまいて、料亭で遊んでいても許されるのだから、それを夢見てがんばって欲しい(^^ゞ
イイクニつくろう民主党!
↓
最近は鎌倉幕府の成立が1192年という説が否定されているらしい。
教科書にも載っていないらしい。
いまさら、そんなこといわれても困るヨ(^^ゞ
ちなみに、日本史では室町幕府の後半に下克上が起こり、そして信長ほか個性的な武将が活躍する戦国時代となる。武将にとっては血湧き肉躍る活躍の場でも、庶民にはツライ時代だったはず。
wassho at 11:48│Comments(0)│
│社会、政治、経済