2009年10月08日
自分が苦しいときは相手も苦しい
鳩山政権ができて約一ヶ月。
まだ一ヶ月だから、具体的に仕事の成果を上げた訳じゃないけれど、何か政治の雰囲気が変わったなという空気はある。そう感じさせるのはニュース番組にゲスト出演する新しい閣僚たちの態度や姿勢である。うまく表現できないが、自民党時代と較べて、より建て前ではなく本音に近いところで、より国民目線で、より前向きな発言が多いように思う。
ある意味で素人っぽいし、政治家特有の脂ぎったところが少ない。おそらく今までのシガラミがないから正論を述べやすいのかも知れない。政権を運営すればシガラミは毎日加速度的に増えてくるのが心配ではあるけれど。ついでにいうと亀井静香と福島瑞穂の2閣僚がテレビにでると、場の空気が昔に戻る(^^ゞ
さて
民主党が選挙に勝って政権交代が確定した頃の話。
アメリカ政府筋からは日米同盟や、その他の日米関係について、日本を牽制するような発言が多く聞かれた。今までアメリカに従属的だった自民党日本が、自分たちから距離を置くのではという懸念からである。
それらの発言を聞いての感想は
アメリカ、ビビっとるやんけ(^^ゞ
話は変わるけれど、私が子供の頃は「巨人の星」を初めとするスポ根(スポーツ根性)マンガの全盛期。ライバルと戦っているとき「自分が苦しいときは相手も苦しい」というようなセリフを吐いて、主人公がピンチを乗り切るという場面がよくあったように思う。
「自分が苦しいときは相手も苦しい」
そうじゃない時もあるだろうが、この言葉が当てはまる時は多い。仕事での交渉が難航した時、受注側の方が立場が弱いと思われがちであるが、発注側の担当者だって交渉をまとめなければ困った立場に陥る点では同じである。日米の政治力ではアメリカが圧倒的に優位だとしても、もし日本がソッポを向くようなことになればアメリカにとって悪夢である。もちろんアメリカにソッポを向かれたら日本にとっては悪夢どころではすまないが。
敵(仕事の交渉相手もアメリカも敵じゃないが)の力は圧倒的だと思いがちである。中位クラスの企業の担当者と話をしていると「トップメーカーは、ありとあらゆるリサーチを実施して、消費者の心理と行動を読み切ってマーケティングをしてるのだから勝てるわけがない」と思っている人が時々いる。
そんなことは断じてない。トップメーカーの担当者も、予算のやりくりに苦労しながらリサーチを実施し、ウンウンうなりながら分析し、あれこれ悩みながらマーケティングを試行錯誤しているのである。トップメーカーとも中位メーカーとも仕事をしている私がいうのだから間違いない(^^ゞ もっとも口にチャックにガムテープの職業だから中位企業の担当者のそんなぼやきを聞いても、愛想笑いするしかないのだが。
別に楽観主義を勧めているわけじゃないけれど、相手との力関係を冷静に分析したり、相手の立場に立って事態を見る訓練をしておくと何かと役に立ちます。
まだ一ヶ月だから、具体的に仕事の成果を上げた訳じゃないけれど、何か政治の雰囲気が変わったなという空気はある。そう感じさせるのはニュース番組にゲスト出演する新しい閣僚たちの態度や姿勢である。うまく表現できないが、自民党時代と較べて、より建て前ではなく本音に近いところで、より国民目線で、より前向きな発言が多いように思う。
ある意味で素人っぽいし、政治家特有の脂ぎったところが少ない。おそらく今までのシガラミがないから正論を述べやすいのかも知れない。政権を運営すればシガラミは毎日加速度的に増えてくるのが心配ではあるけれど。ついでにいうと亀井静香と福島瑞穂の2閣僚がテレビにでると、場の空気が昔に戻る(^^ゞ
さて
民主党が選挙に勝って政権交代が確定した頃の話。
アメリカ政府筋からは日米同盟や、その他の日米関係について、日本を牽制するような発言が多く聞かれた。今までアメリカに従属的だった自民党日本が、自分たちから距離を置くのではという懸念からである。
それらの発言を聞いての感想は
アメリカ、ビビっとるやんけ(^^ゞ
話は変わるけれど、私が子供の頃は「巨人の星」を初めとするスポ根(スポーツ根性)マンガの全盛期。ライバルと戦っているとき「自分が苦しいときは相手も苦しい」というようなセリフを吐いて、主人公がピンチを乗り切るという場面がよくあったように思う。
「自分が苦しいときは相手も苦しい」
そうじゃない時もあるだろうが、この言葉が当てはまる時は多い。仕事での交渉が難航した時、受注側の方が立場が弱いと思われがちであるが、発注側の担当者だって交渉をまとめなければ困った立場に陥る点では同じである。日米の政治力ではアメリカが圧倒的に優位だとしても、もし日本がソッポを向くようなことになればアメリカにとって悪夢である。もちろんアメリカにソッポを向かれたら日本にとっては悪夢どころではすまないが。
敵(仕事の交渉相手もアメリカも敵じゃないが)の力は圧倒的だと思いがちである。中位クラスの企業の担当者と話をしていると「トップメーカーは、ありとあらゆるリサーチを実施して、消費者の心理と行動を読み切ってマーケティングをしてるのだから勝てるわけがない」と思っている人が時々いる。
そんなことは断じてない。トップメーカーの担当者も、予算のやりくりに苦労しながらリサーチを実施し、ウンウンうなりながら分析し、あれこれ悩みながらマーケティングを試行錯誤しているのである。トップメーカーとも中位メーカーとも仕事をしている私がいうのだから間違いない(^^ゞ もっとも口にチャックにガムテープの職業だから中位企業の担当者のそんなぼやきを聞いても、愛想笑いするしかないのだが。
別に楽観主義を勧めているわけじゃないけれど、相手との力関係を冷静に分析したり、相手の立場に立って事態を見る訓練をしておくと何かと役に立ちます。
wassho at 18:33│Comments(0)│
│社会、政治、経済