2009年10月20日

天気と貧困率の話

昨日も暖かかったけれど、
本日の東京は25度以上の夏日である。
ジャケットを着て歩いていると暑い。


季節の変わり目には、前日と10度近く気温が違う日がある。昔から三寒四温なんて言葉もある。考えてみれば、これは不思議というか興味深い。


四季があるのは地球が太陽に対して傾いているので、太陽の光を正面から受ける夏と、横から受ける冬では光の量(=熱の量)が違うからである。
※これは図解なしでは説明しにくい。適当に検索して調べてください。


しかし、昨日・今日・明日なんて太陽から受けている熱量は同じである。
それでも気温が変化するのは、
同じ熱量を受けても、地形によって暖められ方にムラがでる。
雲も発生すれば、さらに暖められ方にムラがでる。
ムラがでる=気温が違えば、気圧も変わる(だよね?)
それで風が起こり、その時々の条件によって暖かい風が来たり冷たい風が来たりして、気温が大きく変化することもあるーーー。


気象学の無知は棚に上げて、一般常識的に考えれば、こういう理屈になる。
雲より高く飛ぶ飛行機に乗れば、いつも快晴だけれど、そこでは気温も昨日・今日・明日では一定のはず(確かめたことないけど)。


天高いところで受けている条件は同じなのに、
地べたに近いところになると、いろいろとムラができる。
何となく人生になぞらえてみたりして(^^ゞ



本日の報道によると、日本の貧困率は15.7%らしい。
こういう経済指標は、計算の仕方や統計の取り方など、いろいろ理解してから判断すべきなのだが、とりあえずバクッと、数字も四捨五入していえば、我が国の5人に1人は貧乏人ということになる(/o\)


これでまた、格差がどうこうとか、だから小泉・竹中改革はとか、だから郵政民営化はとか、だから派遣はとか、非論理的な意見が勢いづくことになるのは目に見えている。


天高いところにある真理は同じなのに、
地べたに近いところになると、
いろいろとムラができるようで。

wassho at 16:19│Comments(0) ノンジャンル 

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