2010年02月03日

溶けない雪の不思議

5f523ed8.jpg一昨日の夜、東京は雪が降った。
駅から自宅までの道は、ところどころ水分は多いもののシャーベット状になっていた。停まっているクルマの屋根を見ると2センチぐらいの積雪。これで明日は一面の銀世界かと期待したものの、朝になってみると雪はとっくにやんでほとんど積もっていない。何となく残念。


2日経った今日、道路や空き地の一部に雪が残っている。
後1〜2日は残っているだろう。
たまに大雪が降ると、一週間以上残っていることもある。


残雪があるのは日の当たりにくい北側の場所が多い。
太陽に暖められないから溶けにくいのだと理解している。


それでもちょっと疑問に思っていることが。

1)
寒いとはいえ、気温は氷点下じゃない。
なぜ溶けないのだ?

2)
スキー場だって昼間は氷点下じゃないかもしれない。
徐々に溶けているから、溶けていないように思えるのかもしれない。
雪の表面は雪自体の冷たさで空気が冷やされているから、いわゆる気温とは温度が違うのかもしれない。だから溶けにくいという理屈も成り立ちそうである。

でも、道の北側で雪が残っているところは、北側すべてにじゃなくて、ぽつんぽつんと雪が残っている。上の理屈なら北側すべてに雪が残り、同じようなスピードでゆっくりと溶けなくてはならない。アスファルトのところと、街路樹があり地面が露出しているところでは比熱が違うから(表面温度が違うから)、溶け方に差が出るのかもしれない。でも今朝は、町内を余分に歩き回って観察してきた。同じように北側で日が当たらなくて、一面アスファルトのところでも、雪が残っているところと残っていないところがある。


気象や物理の知識がある人なら何でもない現象だろうけれど、わたしにとってはナゾ。ちなみネットを2〜3分検索した程度では正解を見つけられなかった。


写真は雪の結晶。
だんだんと埃や塵で黒く汚くなってくる残雪からは想像しづらいけれど。

wassho at 17:18│Comments(0) ノンジャンル 

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