2010年02月19日

電球型蛍光灯はやっぱり無理

タイトルを変えたが前々回の続き。


点灯してみた。
電球型蛍光灯はスイッチを入れてから明るくなるまで少し時間がかかる。それは知っていたからびっくりはしなかった。スイッチを入れて光り出すまでに約0.5秒。そして弱い光からだんだんと明るくなる。本来の明るさになるまでは約2分くらい。普通ならこれだけで照明器具として失格であるが、用途が補助的な照明だからとりあえずよしとする。

ネットでチラッと調べた程度では、すぐ明るくならない正確な理由(というか原理)はよくわからなかった。技術の進化によって、やがてもっと早く明るくなるだろうが、今のところメインの照明や、トイレや洗面所のようにすぐ明るくならないと役に立たないところには向いていない。


肝心の光の具合はーーーー完全に失格。
電球色と箱には書いてあっても、電球とはほど遠い白っぽい光しか出さない。まあ普通の蛍光灯よりは多少は黄色がかっている程度。電球色の蛍光灯とは普通の蛍光灯の色と較べて、このページにあるくらいの違いを期待していたのにガッカリである。実際の色の差としては、こちらのページの下の方にある写真程度の違いという方が正しい。しかしこの写真は、照明の色の違いを表現するのになぜ昼間に撮影しているんだろう。ナゾ 

ちなみに無印良品のスタンドに付属していたのは東芝のネオボールZというブランド。前々回のブログに貼り付けたシャンデリア?の写真では、かなり黄色く写っているが本物とはかなり違う。なぜか私のデジカメで撮るとまっとうな電球色になるのが不思議。


蛍光灯と白熱灯の違いは色もさることながら、光の質感である。この方が大事なのに、こちらはもっとひどい。まったく蛍光灯と同じように冷たく無機質に部屋を照らしている。味も素っ気もない。もっとも、これは電球「色」の電球型蛍光灯であって、電球「質感」の電球型蛍光灯ではないから、それは仕方ないか。久しぶりに自宅で蛍光灯をつけて、改めて白熱灯の良さを確認したしだい。


質感の違いのイメージはこのページで。上から2段目の三角と球のところ。色味が違うのはわかるけれど、質感が白熱灯と蛍光灯で異なる理由はよく知らない。以前のブログに書いた発光の違いと、波長の違いのせいだと何となく想像しているが、陰影の違いは何が原因なんだろう。

さっき「冷たく無機質に部屋を照らす」と書いた。言い換えればそれはクリアな光でもある。電球型蛍光灯のシャンデリアと、白熱灯のスタンドの下に同じものを持っていって見較べると、電球型蛍光灯の光の方がはっきり見える。また色のせいか光の質感のせいかは微妙であるものの、白の陶器だと電球型蛍光灯の方が「固そう」に見える。まさか部屋の中を歩き回って、こんな実験をするとは思いもしなかったが(^^ゞ


さて、ここまでの結論。
電球型蛍光灯は、普通の蛍光灯よりは少しだけ黄色がかった光を出す、正確にいえば真っ白ではない光は出しても、白熱灯の色とは大違いである。しかも光の質感は蛍光灯とまったく同じく冷たく無機質である。こんな比較写真(わりと下の方)を見ると、白熱灯派の人も「ちょっと白いけれど、まあ電球に近いか」と思ってしまうが、色だけにだまされちゃいけません。質感が蛍光灯だし、また部屋に陰影がつかず平板になるから絶対に満足できない。


それで自作のシャンデリアはどうしたかーーー続く

wassho at 11:13│Comments(0) 生活、日常 

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