2010年05月13日

病院に行ってきました2

今まで病院には縁がなかったので、
いつ頃からそうなったか知らないのだが、、普通の病気の場合

1)小さな医院、病院にいく
2)そこで手に負えない病気の場合、紹介状を書いてもらって大病院に行く


という仕組みになっている。
紹介状ナシで大病院に行った場合、特定療養費といいうものを取られる。病院によって違うらしいが東京なら3150円が相場。これには保険がきかない。

ちなみに紹介状を書いてもらうのも費用がかかる。これは2900円と法律で決まっている。ただしこちらは保険がきく。



製薬会社の友人に薦めてもらった病院のホームページを見る。病院のホームページなんて初めて見たが、結構充実しているし親切でわかりやすい作りになっている。病院を見習ったほうがいい企業はたくさんある。

病院の名前で検索すると、その病院の口コミを載せているサイトもたくさん見つかる。いくつかのサイトを見たけれど、どれも誉めている口コミばかりである。たまたま、その2つの病院の評判がいいのかどうか、いちおう信頼度50%くらいの気持ちで読んでおく。


TKという病院に行くことにした。もうひとつのKCという病院もホームページで得られる情報は同じような内容だったが、TKのほうがホームページのデザインの印象が「優しそうだったから」というのがその理由。デザインの匙加減一つで集客に影響するのだ。


TK病院では初診は予約できない。つまり、たぶん長い時間待たされるということである。オープンと同時に行こうと思っていたのに、ちょっと寝坊した。

本筋とは関係ないが、だからタクシーで行った。
自宅近くの大通りを渡る信号のところには灰皿がある。そこでたばこを吸いながらタクシーを待つ。タクシーが来たのでたばこを灰皿に入れてタクシーに乗り込む。

すると運転手に「お客様、このタクシーはたばこを吸っても構いませんので」といわれ驚く。東京のタクシーは禁煙のはずが、このタクシー会社は組合に加入していないので関係ないらしい。窓のステッカーを見ると深夜早朝の割増料金もナシと書いてあった。そんな会社があるとは初めて知った。


病院に着く。
5年ほど前に立て替えられたというTK病院はとても明るくキレイで、私が病院と聞くとイメージする光景とはずいぶん違う。

受付の手前に案内・相談係の看護婦がいる。どの診療科の診察を受ければよいのかわからない場合は、そこで相談しろとホームページに書いてあったので尋ねてみる。彼女によると頭の方から痛みが降りている感覚がないのなら、とりあえず整形外科とのこと。頭から降りてくるって、そんな感覚ってあるのか?


受付に行く。
最初に診察券を作るための用紙をもらう。
カウンターに行き記入して、受付に戻って渡す。すると問診票のようなものを渡されて書けといわれる。だったら最初から一緒に渡せと思ったけれど、問診票を渡すときには診察券ができあがっていたから、合理的なシステムである。受付には10名くらいの女性が働いていて応対も的確で好印象。ホテルのフロント並みとはいわないまでも、この病院を見習った方がいい銀行はたくさんある。なお3150円必要なことも念入りに説明された。


クリアファイルに入った書類を持たされて整形外科のある場所まで行く。書類にはバーコードが印刷されていて、これでいろいろ管理するようである。


整形外科にはまた専門の受付があってクリアファイルを渡す。すまなそうに「本日はたいへん混んでおりました、かなりお待ちいただくと思いますが」といわれる。どれくらいと尋ねると最低1時間は確実にとのこと。「何とかしてくれ」とか「じゃ帰るからタクシー代を弁償しろ」とか「受付ではそんなことはいわれなかった、ふざけるな!」といってどんな反応をするか試してみたい誘惑に駆られそうになるが(^^ゞ、笑顔でわかったと返事する。


結局呼び出されるまで1時間半くらいかかった。でも待たされるのは覚悟の上で雑誌2冊と単行本1冊を持ってきていたので、読書に夢中で苦にはならなかった。


ーーー続く

wassho at 18:51│Comments(0) 生活、日常 

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