2010年07月06日

Gmailの転送とiPad

自宅でも仕事はするのでメールは使う。
オフィスと自宅のパソコンのメールソフトで同じようにメールを読めるようにしてあるが、実はもう一工夫してある。


たいていのプロバイダでは自分のメールアドレスに届いたメールを、他のメールアドレスに転送できる機能があるが、それを利用している。


     私のアドレスに届いたメール → Bアドレスに転送
     

ただし両方のパソコンでメールを読めるのだから、この転送に実用的な意味はそれほどない。万が一、両方のパソコンが同時に壊れたときに役立つくらいである。念のためのバックアップのようなもの。


異なる場所にパソコンが複数台あっても、受信はそれほど困らないが、問題は送信したメールである。オフィスのパソコンで送信したメールは自宅のパソコンには記録が残らない。逆も同じ。送信するときに自分も宛先に含めておけばいいけれど、そういう設定ができるメールソフトもあるらしいが、私の使っているアントラージュというメールソフト(マイクロソフト・ウインドウズのアウトルックに相当)では、それはできない。


ところで受信したメールをアドレスやタイトルで振り分ける機能は、どのメールソフトにもついている。あるとき偶然に、その設定欄に「送信メール」に対する設定機能があることを知った。それで


     私のアドレスから送信したメール → Cアドレスに転送


という設定をオフィスと自宅のメールソフトにしてある。たとえば私のアドレスから誰か宛に送信すると、その送信終了時にCアドレスを宛先としたメールのコピーが作られて、次の送信作動時にCアドレスに送信される。1回で転送まで済まないけれど、メール送信は1日に頻繁におこなうので特に不便はない。これでオフィスからでも自宅からでも、Cアドレスにアクセスすれば私が送信したメールをすべて見ることができる。

他のメールソフトにこういう機能があるのかは知らない。マックでアントラージュを使っている人は多いけれど、この設定ができることを知っている人は少ない。もしアントラージュを使っているのなら、お試しを。




BとCのアドレスは、それぞれGmail(グーグルが無料で提供しているメール)を利用している。普通のメールソフトも使えるし、ブラウザーからウエッブメールとして操作することもできる。

Bアドレスに転送した、つまり受信メールのバックアップは今まであまり使い道がなかった。しかしiPadを使い始めてから、メールチェックのためにアクセスするようになった。iPadは数秒で起動するので朝などは便利である。急いで返事をするメールがなければ、そのままオフィスに行く。返事を急ぐ場合は、パソコンを立ち上げてメールを打つ。iPadでもメールは打てるが、アカウント(メールアドレス)もGmailになってしまうし、iPadの画面にタッチする方式のキーボードはあまり使う気になれない。それにiPadから送信したメールをCアドレスに自動的に転送する方法は今のところない。


そのBアドレスのGmailをiPadで見るにはサファリを使っている。つまりウエッブメールとして利用している。iPadにはメールソフトが付属していて、Gmailを簡単に設定できるようプリセットされている。しかしどうもiPadのメールソフトでGmailを読むと、読んだメールをGmailのサーバーから消してしまうのである。たいていのメールソフトは読んだメールをサーバーに残すか消すかを設定できるのに(だから残す設定をすれば、オフィスと自宅の両方のパソコンで同じようにメールを受信できる)、iPadのメールソフトのどこで、その設定をするのかがよくわからない。まあ調べるのも面倒だし、サファリのウエッブメールで読むだけなら充分なので、今のところ用は足りている。


ということでiPadを買ってから、毎日活用するようになったGmail。
世間の評判は高いようだが私は何か使いにくいのである。


ーーー続く。

wassho at 15:32│Comments(0) 生活、日常 

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