2011年02月02日

決断のタイミング

何日か前の話になるが、
サッカーアジアカップで日本が優勝。
誠にメデタシ\(^o^)/


ワールドカップと較べて過去のアジアカップは「観たことあったかな」程度のサッカーファンなので、日本が今回も含めれば4回も優勝していたとは知らなかったというか意識になかった。アジアと世界のレベルの差はまだまだ開いているということか。それでも昨年のワールドカップの時と較べると日本代表は強くなったと思う。試合の流れに応じて臨機応変に対応できる、戦術にバラエティが増えたーーード素人ながら、そんな印象を持っている。


優勝を報じる記事をネットで拾い読みしていたら、ちょっとおもしろいコメントがあった。

    ザッケローニ監督は選手交代のタイミングが
    観客の気持ちとずれないので
    観ていてイライラしない

どこで読んだか、誰のコメントだったかは忘れた、ゴメン。


今回、ザッケローニの選手交代の采配は、見事に的中したように思う。ただ私レベルだと、采配がよかったのか、交代した選手ががんばったからなのかはよくわからない。それと選手交代のことまで考えるほどの知識はないので、観客である私は、今までの監督の時でもイライラしたことはなかったけれど。 


でもまあ、このコメンテーターの気持ちはわかる。
つまり、今までの選手交代のタイミングが遅いことが多かったという意味だろう。


サッカーに限らず経営や政治の諸問題でも「なんで、そんなにグズかなあ?」と思うことは多い。というか思うことのほうが多い。


監督や経営者や政治家は、凡人である観客やサラリーマンや市民とは違う「正しい」視点で状況を判断しているからか? そうだったらいいんだけれど、そんな例は100のうち5つ位だろう(サッカーのことはよくわからないが)。だから世の中はずっと不景気で、日本は先行き右肩下がりである。


グズグズする原因はいくつもあるだろうが、

   何かを変えてうまくいくとは限らない。だから迷う。
   変えることに反対する奴が必ず出てくる。だから気が重い。

というのが代表的。つまり責任やアトサキのことを考えなくてもいい外野と、決断を下す当事者は立場が違うといえば違う。


さて
決断が早ければうまくいくのか?
そうだと言い切るつもりはない。

でも適切なタイミングで決断すれば、もし結果が上手く運ばなくても
まわりが納得する度合いは高い。
ズルズルと先送りし、もはや決断ではなく誰でもできる判断だった場合、
その結果がうまくいっても高い評価は得られない。
(それに先送りしている間に失っているものもたぶん一杯ある)



ーーーというようなことをツラツラ思いながらのアジアカップ観戦でした。

wassho at 15:39│Comments(0) ノンジャンル | マーケティング、ビジネス

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