2011年02月14日

ヒアアフター (映画)

ヒアアフター主演はマット・デイモンとセシル・ドゥ・フランス。
監督はクリント・イーストウッド。
ただし彼自身は出演していない。
なぜかスティーブン・スピルバーグもイッチョ絡んでる。
ストーリー説明は省略。
興味のある人はホームページで。
公開は19日から。


某企業のご厚意で試写会を見てきた。
冒頭の大津波のシーンをのぞけば、ストーリーは淡々とゆったりとしたテンポで進む。心理的葛藤を描いた映画ではあるが、情景を味わうのがたぶん正しい見方。

何か主張やメッセージがある作品ではないと思う。あるとしてもストレートには表現されていない(ストーリー設定は映画的に大胆だけれど)。どちらかといえば玄人受けする映画。いつのまにか巨匠と呼ばれているクリント・イーストウッドは、こんな作風が好きみたい。しみじみとした味わいが好きな人向けかな。マット・デイモンは好演技。彼はオールマイティな役者だと思う。


私の好みからいえば、試写会がなければ映画館に行ったりDVD を借りることはない作品。そういう意味ではいい経験。普段はあまり使わない部分の感性を刺激された感じ。何か得たものはないのに満足感は不思議とある。しかし私はいくつになったら、こういう大人の作品を楽しめるようになるんだろうか(^^ゞ


ちなみにマット・デイモンは霊能者役で(決してオカルトっぽい映画ではないのでご安心を)、タイトルのヒアアフターは「あの世」という意味で使われている。誰でも知っているHere と After がくっついた単語で、「ここ」の「後」だから、「今後」とか「これから」という意味。そこから転じて天国とか来世とか死後の世界という意味でも使われる。

   I will be careful hereafter

というのは私がしょっちゅう使っていて、もうスラスラ出てくる英語。意味は

   以後、気をつけます(から許してネ)

wassho at 16:58│Comments(0) 映画、ドラマ、文学 

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