2011年07月15日

Konnicsi va

海外とのやりとりはメールが中心になる。
そのメールはどの国であろうと基本的に英語である。

でも初めてのメールを出す時に私が心掛けているのは、
その国の挨拶をその国の言葉で書くこと。つまり

  你好 ニーハオ (中国)
  안녕하세요 アンニョンハセヨ (韓国)
  namaste ナマステ (インド)
  Bonjour ボンジュール (フランス)

などである。「挨拶 なになに語」とネットで検索すればすぐ見つかる。たった一言付け加えるだけだけれど、メールを印象づけるのにはなかなか効果がある(と思っている)。先日に届いたハンガリーからのメールには、Jó napot(ヨーナポト)とハンガリー語で「こんにちは」と書いて返信しておいた。そして戻ってきたメールには

   こんにちは Konnicsi va

の挨拶が。コミュニケーション成立である。
相手の書いた「こんにちわ」のところは平仮名。しかし文字化けでも心配したのかハンガリー語が添えられてある。「こんにちは」をハンガリー語で書くとKonnicsi vaらしい。なぜvaだけ一文字離れているんだろう? 


実際に会う時にも、もちろんその国の言葉を使う。水曜日にはイタリア人が来社した。

   シニョーレ ABC  (シニョーレはミスターという意味。ABCは名前)
   ボンジョルノ    (こんにちは)
   ピアチェーレ    (はじめまして)
   ミキーアモーwassho (私がwasshoです)

というイタリア語で、まるでオペラを歌うように大げさに抑揚をつけて挨拶した。ミーティングの席にはノートを持って行くが、実はその表紙にこの挨拶文をカタカナでポストイットに書いてに貼っておく。カタカナなんて外人は読めないので、まさかカンニングしているとは思われない(^^ゞ


ちなみにそのイタリア人は寿司が大好物で、火曜日の夜に日本に着いて寿司屋に行き(先日レディーガガの行った店だとか)、水曜日の朝は早起きして築地市場へ寿司を食べに行ったらしい。ミーティング後にランチはないがいいかと尋ねると「スシ!マグロ!」と即答。ドンダケ好きヤネン。 

というわけでイタリア人を連れて銀座の寿司屋に行ったけれど、なぜか支払いのときに彼が払ってしまった。来日している外人に、よりによって寿司をおごってもらうなんて「日本人としてドウヨ」と、二日たった今でも私は忸怩(じくじ)たる思いが残っている(/o\)

wassho at 17:11│Comments(0) マーケティング、ビジネス 

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