2011年08月18日
芦ノ湖スカイライン〜ポーラ美術館
写真で見ると箱屋というのが山間(やまあい)に開けた街だというのがよくわかる。
写真のPからQまで山の尾根の上を走っているのが芦ノ湖スカイラインという観光道路。グーグルマップはなぜかこの道路がルート検索の対象外となる。従って地図上に色をつけることもできない。またQからA地点の長尾峠と書かれているところまでの道路が芦ノ湖スカイラインとつながっている箱根スカイラインという観光道路。こちらも同じくグーグルマップの検索対象外。誰かグーグルに不具合の報告をしておいてくれないかな。
250円を払って芦ノ湖スカイラインを走る。ETCではなく普通の料金所なので、バイクだと財布の出し入れが面倒。
稜線の上を走っているのでまさにスカイライン。空が開けて開放的。カーブのきつさも適度で楽しかった。ただ所々でガスが出ており、そこに突入すると突然視界が10メートルくらいになって焦る。ガスが出ているところでは路面も濡れている。
いい道路なんだけれどPからQまではあっという間。後で調べたら10キロほどだった。まだ時間も早いし、クルマもあまり走っていないし、せっかく250円払ったしーーーというわけでQからPまで引き返し芦ノ湖スカイラインを1往復半走った(^^ゞ
ここは芦ノ湖スカイラインというよりは、正確には芦ノ湖の近くのスカイラインというべきで、道路から芦ノ湖は全く見えない。でも途中の休憩所は少し芦ノ湖側にせり出していているので湖が見える。ただしガスがかかっているので残念な風景。
こちらは芦ノ湖と反対側の駿河湾を見渡せるはずの展望エリア。路肩が広くなって車が止められるようになっている。でも、ごらんの通り空は真っ白で何も見えなかった。
ところで自分のバイクを撮ったものは親バカ写真と呼ばれるらしい。それじゃ恥ずかしいので遠くから撮ったBMW F800R。
霧が立ちこめているのがわかるかな?
箱根スカイラインも走る。
こちらは約5キロ。
なのに料金は同じ250円で納得がいかない。だいたい道路としては1本なのに、区間を分けて別々に料金を取ること自体がムカツク。
でもまあ道路は素晴らしい。
晴れていれば富士山を眺めながら走れる。
途中の展望公園。
残念な景色は同じ。
標高1000メートルということは霧とかガスが出ているというより、雲の中にいると表現するほうが正しいのかもしれない。
箱根スカイラインが終わったら、長尾峠を736号線で下っていく。この道路はかなり細めの田舎道。夏だからガードレールを越えて草が伸びているが、それがない季節なら箱根のゴルフ場や街を眼下に眺めながら走れるかもしれない。
降りていくと138号線につながる。138号線にはなぜか「箱根裏街道」という恐ろしいネーミングが(^^ゞ。裏街道を仙石原の交差点で右折すると、桃源台まで下って、その後は芦ノ湖の東側を走る75号線になる。この75号線がもっとも箱根らしさを感じられるルートだと思う。適度に田舎っぽく、適度にリゾート観光地としての洗練さもある。ただし湖岸を走っても75号線から芦ノ湖はチラ見できる程度なのが残念。
お昼近くになってきたのでクルマも増えてきた。もっとも渋滞というほどではなく、常に7〜8台が私の前を走っている程度。気温は29度だがバイクで走っている限り暑さは全く感じない。
地図のB地点には意味はない。グーグルマップは所々に印をつけないと、上手く線を引けない。
B地点から朝に通った道を小涌谷まで引き返して、そこから強羅(ごうら)を抜けてC地点がポーラ美術館。
従業員の教育が行き届いている美術館で、駐車場の案内係のオッサンまで親切で感じがよかった。ちなみにバイクは駐車料金を取られない。一般のクルマの駐車場の下にある、(たぶん)従業員用の駐車場の一角に留める。4台分ほどのスペースが確保してあった。
屋根付きになっているのでシートが熱くならずにすむ。この上にある客用の駐車場が青空で、従業員用が屋根付きなのはドウヨ?とも思うが、美術館を訪れる客はそんなに長時間車を止めておくわけでもないから、このほうが合理的なのかもしれない。
写真が黄色く光っているのは心霊写真ではなく(^^ゞ、屋根付きだったので暗くてフラッシュが光ってしまって、黄色の反射板シートに当たったから。よく見るとヘルメットの一部が光っているのも、あそこが白い反射素材でできているからである。
化粧品メーカーの美術館らしくオッシャレ〜な建物である。
トイレまでオシャレである。
なんか盗撮している気分(^^ゞ
展覧会については、いずれ別のエントリーで。
ところで美術展というのは、いうまでもなく静かに絵画を鑑賞するところ。展示室はもちろんシーンと静まりかえっている。しかし私はついさっきまでブォーンと爆音を響かせながら箱根の山道を走っていたのである。あまりの環境の違いに最初は何か夢を見ているような錯覚におそわれた。でも美術館とバイク、つまりこの静と動の対比は1日を2倍以上楽しんだ感じがして病みつきになりそうである。
ちょうど昼時になったので、美術館のレストランでランチにした。
レストランもいい感じである。
テーブルにおいてある角砂糖までアートっぽい?
頼んだのは1日10食限定らしい、豚肉をマンゴーのなんとかソースでソテーしたとかいうこの料理。野菜もたっぷりで見た目にも鮮やか。でもウエイターが「はい、豚丼です」といって持ってきたのにはちょっと興ざめ。おいしかったけれど、あまりマンゴーの味はしなかった。
お吸い物に2つ浮かんでいる白いものはお麩(ふ)とかではなく野菜。ネギの輪の中が空っぽではなくガリガリとした食感の中身が詰まっているようなもの。初めて食べた。これは何か尋ねようと思っていたのに、帰り際に携帯が鳴って、慌てて支払いを済ませたので聞き忘れたのが心残り。
ーーー続く
写真のPからQまで山の尾根の上を走っているのが芦ノ湖スカイラインという観光道路。グーグルマップはなぜかこの道路がルート検索の対象外となる。従って地図上に色をつけることもできない。またQからA地点の長尾峠と書かれているところまでの道路が芦ノ湖スカイラインとつながっている箱根スカイラインという観光道路。こちらも同じくグーグルマップの検索対象外。誰かグーグルに不具合の報告をしておいてくれないかな。
250円を払って芦ノ湖スカイラインを走る。ETCではなく普通の料金所なので、バイクだと財布の出し入れが面倒。
稜線の上を走っているのでまさにスカイライン。空が開けて開放的。カーブのきつさも適度で楽しかった。ただ所々でガスが出ており、そこに突入すると突然視界が10メートルくらいになって焦る。ガスが出ているところでは路面も濡れている。
いい道路なんだけれどPからQまではあっという間。後で調べたら10キロほどだった。まだ時間も早いし、クルマもあまり走っていないし、せっかく250円払ったしーーーというわけでQからPまで引き返し芦ノ湖スカイラインを1往復半走った(^^ゞ
ここは芦ノ湖スカイラインというよりは、正確には芦ノ湖の近くのスカイラインというべきで、道路から芦ノ湖は全く見えない。でも途中の休憩所は少し芦ノ湖側にせり出していているので湖が見える。ただしガスがかかっているので残念な風景。
こちらは芦ノ湖と反対側の駿河湾を見渡せるはずの展望エリア。路肩が広くなって車が止められるようになっている。でも、ごらんの通り空は真っ白で何も見えなかった。
ところで自分のバイクを撮ったものは親バカ写真と呼ばれるらしい。それじゃ恥ずかしいので遠くから撮ったBMW F800R。
霧が立ちこめているのがわかるかな?
箱根スカイラインも走る。
こちらは約5キロ。
なのに料金は同じ250円で納得がいかない。だいたい道路としては1本なのに、区間を分けて別々に料金を取ること自体がムカツク。
でもまあ道路は素晴らしい。
晴れていれば富士山を眺めながら走れる。
途中の展望公園。
残念な景色は同じ。
標高1000メートルということは霧とかガスが出ているというより、雲の中にいると表現するほうが正しいのかもしれない。
箱根スカイラインが終わったら、長尾峠を736号線で下っていく。この道路はかなり細めの田舎道。夏だからガードレールを越えて草が伸びているが、それがない季節なら箱根のゴルフ場や街を眼下に眺めながら走れるかもしれない。
降りていくと138号線につながる。138号線にはなぜか「箱根裏街道」という恐ろしいネーミングが(^^ゞ。裏街道を仙石原の交差点で右折すると、桃源台まで下って、その後は芦ノ湖の東側を走る75号線になる。この75号線がもっとも箱根らしさを感じられるルートだと思う。適度に田舎っぽく、適度にリゾート観光地としての洗練さもある。ただし湖岸を走っても75号線から芦ノ湖はチラ見できる程度なのが残念。
お昼近くになってきたのでクルマも増えてきた。もっとも渋滞というほどではなく、常に7〜8台が私の前を走っている程度。気温は29度だがバイクで走っている限り暑さは全く感じない。
地図のB地点には意味はない。グーグルマップは所々に印をつけないと、上手く線を引けない。
B地点から朝に通った道を小涌谷まで引き返して、そこから強羅(ごうら)を抜けてC地点がポーラ美術館。
従業員の教育が行き届いている美術館で、駐車場の案内係のオッサンまで親切で感じがよかった。ちなみにバイクは駐車料金を取られない。一般のクルマの駐車場の下にある、(たぶん)従業員用の駐車場の一角に留める。4台分ほどのスペースが確保してあった。
屋根付きになっているのでシートが熱くならずにすむ。この上にある客用の駐車場が青空で、従業員用が屋根付きなのはドウヨ?とも思うが、美術館を訪れる客はそんなに長時間車を止めておくわけでもないから、このほうが合理的なのかもしれない。
写真が黄色く光っているのは心霊写真ではなく(^^ゞ、屋根付きだったので暗くてフラッシュが光ってしまって、黄色の反射板シートに当たったから。よく見るとヘルメットの一部が光っているのも、あそこが白い反射素材でできているからである。
化粧品メーカーの美術館らしくオッシャレ〜な建物である。
トイレまでオシャレである。
なんか盗撮している気分(^^ゞ
展覧会については、いずれ別のエントリーで。
ところで美術展というのは、いうまでもなく静かに絵画を鑑賞するところ。展示室はもちろんシーンと静まりかえっている。しかし私はついさっきまでブォーンと爆音を響かせながら箱根の山道を走っていたのである。あまりの環境の違いに最初は何か夢を見ているような錯覚におそわれた。でも美術館とバイク、つまりこの静と動の対比は1日を2倍以上楽しんだ感じがして病みつきになりそうである。
ちょうど昼時になったので、美術館のレストランでランチにした。
レストランもいい感じである。
テーブルにおいてある角砂糖までアートっぽい?
頼んだのは1日10食限定らしい、豚肉をマンゴーのなんとかソースでソテーしたとかいうこの料理。野菜もたっぷりで見た目にも鮮やか。でもウエイターが「はい、豚丼です」といって持ってきたのにはちょっと興ざめ。おいしかったけれど、あまりマンゴーの味はしなかった。
お吸い物に2つ浮かんでいる白いものはお麩(ふ)とかではなく野菜。ネギの輪の中が空っぽではなくガリガリとした食感の中身が詰まっているようなもの。初めて食べた。これは何か尋ねようと思っていたのに、帰り際に携帯が鳴って、慌てて支払いを済ませたので聞き忘れたのが心残り。
ーーー続く