2011年12月02日

コンビニの不思議:ジッポー

私のジッポーのライター。
なかなかカワイイでしょ。
バイクで海辺に行くことが多くなったので、風に強いジッポーを持っている。
普段は使っていない。※写真は販売店から引用
ジッポー・スカル

そういえば大学生の頃は、大学のマーク入りジッポーを持っていて、先日30年ぶりに同窓会で大学を訪れた際に買いたかったのだが、キャンパスに出店を開いていた生協には売っていなかった。残念


さてジッポーは古くからある商品だし、一部にはマニアというかコレクターもいるが、喫煙人口の中でジッポーを使っている人なんて、何十年も前からごくごく僅かである。なのに不思議なのは、ほとんどのコンビニでジッポーのオイルや発火石を売っていること。ついでにいえば、ヤニ取り用のミニパイプなんかも未だに売っている。

コンビニは取り扱っている4000商品のうち、7割が1年以内に入れ替わる「売れ筋商品しか売らない」業態である。カップラーメンでいえば業界全体で年間1000種類ほどの新商品が開発され、それらのほとんどがコンビニの棚を目指して淘汰される。それほど競争の激しい売り場。

それなのに、なぜジッポーのオイルなんて、ノンキな商品を売っているのだろう? コンビニでジッポーのオイルを買っている人を見たことある? 私は一度もないけど。

そういう観点で、お弁当や食品飲料以外の棚を見ると、こんなものどれくらい売れるのかと思う商品もチラホラある。それでもジッポーのオイルよりは売れそうだけれど。コンビニの日用品は食品とは別の考え方で仕入れられているのだろうか?残念ながらコンビニ業界をクライアントに持った経験がないので、今のところナゾ



ついでにジッポーの話。

考えてみればジッポーを使うのも25年ぶりくらいである。昔のジッポーは火を付けるとオイルの匂いがきつかったが、今のオイルはほとんど匂いがしない。喫煙器具としては進化と言えるとしても、ちょっと寂しい気もする。

そういえば当時はその匂いを消すためにオイルと一緒にコロンを少し垂らしていたのを思い出した。(ジッポーの中は綿が入っていて、それにオイル=ベンジンみたいな、さらっとしたオイルをしみこませて使います) 

それとジッポーの純正オイルは容量が少ないから気づきにくいものの、実はベラボーに高い。現在133ccで500円〜600円くらい。500円をリッターに換算すれば3800円近い。念のために書いておくとガソリンはただいまリッター140円前後である。それでジッポーをずっと使っていた頃は、キャンプのコンロ用の燃料を使っていた。中身はほとんど同じ(と、誰かに聞いた)。値段は忘れたが純正オイルの1/3くらいだったように思う。そのうち調べてみよう。

wassho at 00:45│Comments(0) マーケティング、ビジネス 

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