2012年01月17日
平清盛その2 幼名制度を復活させたら?
(大河ドラマとは関係のない話)
平清盛は幼名を平太といい、元服して清盛を名乗る。元服とは明治までの貴族や武家に見られた風習で成人になるための儀式。ただし二十歳ではなく、だいたい今の中学生あたりの年頃で行われた。また何歳になったら元服と一律に決まっているのではなく、親や一族の長老が元服させるかどうかを決めていたみたい。子供っぽくて、いつまでたっても元服できない人もいたかのかな? なお元服があるのは男子のみ。そして元服すると名前を改める。幼名で一番有名なのは源義経(よしつね)の牛若丸だろう。信長は吉法師(きっぽうし)、秀吉は日吉丸、家康は竹千代だった。
これから大人になろうという時期に子供時代に使っていた名前を変えるというのは、なかなかいいシステムなんじゃないかなと思っている。幼い頃は可愛い名前が似合うし、立派な名前をつければ大人の自覚も生まれるというもの。
明治安田生命の調査によれば2011年の新生児名前ランキングTOP10は
男子:
大翔、蓮、颯太、樹、大和、陽翔、陸斗、太一、海翔、蒼空、翼
女子:
陽菜、結愛、結衣、杏、莉子、美羽、結菜、心愛、愛菜、美咲
全部読める?
ちなみに大翔はダイショーではなくヒロトとかハルトなどと読む。陽菜はヒナやハルナ。
名前には流行廃りがあって時代的センスも問われるし、世代によって受け止め方も違うけれど、年々名前に可愛らしさを求める傾向が強くなってきているように感じる。だったらいっそ幼名と大人の名前を使い分ける制度に戻したらというのが私の提案。逆に今っぽくて大人っぽい名前を考えるのはなかなか大変かもしれないが。
明治安田生命のホームページ画面上側の、絵本のようなところに名前に関するいろんなメニューがある。昔の名前の人気ランキングもあるのでなかなかおもしろい。ところで大翔君と陽菜ちゃんがジイサン・バアサンになったとき、日本人は赤ちゃんにどんな名前をつけているのだろう?
話は変わるけれど戦前とか昭和30年代あたりまでの報道写真、あるいは古い日本映画を見ると「なんか、みんな、大人の顔してるなあ」と思うことがよくある。昔の写真あるいは映像だからヘアスタイルやファッションも古くさいし、それに影響されている面は否めないが、それでも昔は「大人の顔」というのがあったように思う。
今年40歳になるキムタクなんて、あの顔で大丈夫なのかと心配である(本当はうらやましい)。野田総理が何を言っても説得力がないのは、あの子供のまま年をとったような顔が多分に影響している。そういう私も顔は老けたが、どう見ても大人顔ではない。
生活が楽になったから?食生活が改善されたから? 今と昔たかだか50年程度で生物として変化があらわれるとも考えづらい。それにこの違いは日本だけじゃなく欧米の写真や映画を見ても感じる。
いったい何が違うんだろう?
とりあえずアンチエイジングはあきらめて
大人の顔を目指そうか(^^ゞ
▢▢▢▢▢▢▢▢
後日追記(訂正)
平清盛の幼名が平太というのは誤りでした。
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/52826456.html
平清盛は幼名を平太といい、元服して清盛を名乗る。元服とは明治までの貴族や武家に見られた風習で成人になるための儀式。ただし二十歳ではなく、だいたい今の中学生あたりの年頃で行われた。また何歳になったら元服と一律に決まっているのではなく、親や一族の長老が元服させるかどうかを決めていたみたい。子供っぽくて、いつまでたっても元服できない人もいたかのかな? なお元服があるのは男子のみ。そして元服すると名前を改める。幼名で一番有名なのは源義経(よしつね)の牛若丸だろう。信長は吉法師(きっぽうし)、秀吉は日吉丸、家康は竹千代だった。
これから大人になろうという時期に子供時代に使っていた名前を変えるというのは、なかなかいいシステムなんじゃないかなと思っている。幼い頃は可愛い名前が似合うし、立派な名前をつければ大人の自覚も生まれるというもの。
明治安田生命の調査によれば2011年の新生児名前ランキングTOP10は
男子:
大翔、蓮、颯太、樹、大和、陽翔、陸斗、太一、海翔、蒼空、翼
女子:
陽菜、結愛、結衣、杏、莉子、美羽、結菜、心愛、愛菜、美咲
全部読める?
ちなみに大翔はダイショーではなくヒロトとかハルトなどと読む。陽菜はヒナやハルナ。
名前には流行廃りがあって時代的センスも問われるし、世代によって受け止め方も違うけれど、年々名前に可愛らしさを求める傾向が強くなってきているように感じる。だったらいっそ幼名と大人の名前を使い分ける制度に戻したらというのが私の提案。逆に今っぽくて大人っぽい名前を考えるのはなかなか大変かもしれないが。
明治安田生命のホームページ画面上側の、絵本のようなところに名前に関するいろんなメニューがある。昔の名前の人気ランキングもあるのでなかなかおもしろい。ところで大翔君と陽菜ちゃんがジイサン・バアサンになったとき、日本人は赤ちゃんにどんな名前をつけているのだろう?
話は変わるけれど戦前とか昭和30年代あたりまでの報道写真、あるいは古い日本映画を見ると「なんか、みんな、大人の顔してるなあ」と思うことがよくある。昔の写真あるいは映像だからヘアスタイルやファッションも古くさいし、それに影響されている面は否めないが、それでも昔は「大人の顔」というのがあったように思う。
今年40歳になるキムタクなんて、あの顔で大丈夫なのかと心配である(本当はうらやましい)。野田総理が何を言っても説得力がないのは、あの子供のまま年をとったような顔が多分に影響している。そういう私も顔は老けたが、どう見ても大人顔ではない。
生活が楽になったから?食生活が改善されたから? 今と昔たかだか50年程度で生物として変化があらわれるとも考えづらい。それにこの違いは日本だけじゃなく欧米の写真や映画を見ても感じる。
いったい何が違うんだろう?
とりあえずアンチエイジングはあきらめて
大人の顔を目指そうか(^^ゞ
▢▢▢▢▢▢▢▢
後日追記(訂正)
平清盛の幼名が平太というのは誤りでした。
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/52826456.html
wassho at 17:36│Comments(0)│
│社会、政治、経済