2012年03月14日

手動式コーヒーミル

「小さなことからコツコツと」始めることにした震災対策。水、食料、インスタント食品のためのお湯を沸かすーーーと続いた後に思い浮かんだのは


    停電になったら珈琲豆を挽けない!

であった。
やっぱり心がけが間違ってるかな?
電動

私はかなり珈琲を飲む。マグカップで一日に6〜8杯くらい。自宅では豆を挽いて淹れる。オフィスでは時間の節約のためにドリップパックだけれど。それで豆を挽くのには、こういう電動ミルを使っている。電動だから当然停電では使えない。






ということで震災対策?で購入したのがこれ。
ポーレックス

ポーレックスというメーカーの小型タイプ。
内容はメーカーのホームページより、こちらのお店のほうが詳しい。ちなみに購入したのは別のお店で2205円プラス送料580円=2785円だった。


マグカップ2杯分の珈琲豆を挽くのにはハンドルを100回くらい回す。ハンドルは重くない。豆を挽き終わるとハンドルから手応えがなくなる。100回と文章で書くと大変そうだが、それほど大した作業でもなかった。


最初からわかっていたけれど、電動ミルより手動ミルのほうが珈琲はおいしい。手動ミルは「臼(うす)で挽く(すりつぶす)」のに対して電動ミルは「回転するカッターで切る」仕組みになっている。説明するのは難しいが切り刻んだ豆よりすりつぶした豆のほうが、珈琲を淹れるときにふっくらと仕上がって、味もしっかりしているのにまろやかである。

また電動ミルで挽きの細かさの調整はカッターを回す時間で調整するが、時間が短いほど挽き=切り刻まれ度合いは不揃いになってしまう。だから事実上、電動ミルは細かく挽くことしかできない。


手動ミルで挽いたコーヒーがおいしかったので、震災対策のつもりで小さなミルを買ったことをちょっと後悔している。非常時あるいは、たまに使う分には充分だが(そのつもりで買ったのだが)、私が必要とする分量を毎日挽くにはハンディタイプだとちょっと役不足。でも避難所にも持って行きやすそうだからイイか(^^ゞ

wassho at 11:05│Comments(0) 生活、日常 

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