2012年03月28日

プレミアムコーヒー

コーヒーイラスト考えてみれば小学校5年生くらいから今日に至るまで、インスタントコーヒーではない、いわゆるレギュラーコーヒーを飲まなかった日はたぶん十日くらいしかない。風邪をこじらせて珈琲を飲む元気もなかった時、喫茶店もないような田舎を旅行してコーヒーにありつけなかった時、それと修学旅行くらいかな。自分で珈琲を淹れるようになったのがいつ頃からかはあまり覚えていない。でも毎回ではないにせよ、中学生の頃には淹れていたような気がする。

というわけでNo Coffee No Life な人生を過ごしてきた。しかし逆にあまりに身近すぎて珈琲に凝るとか、こだわるということもなかった。おいしいと思えればそれでヨシなスタンス。


その基本スタンスは変わらないが、やや転機が訪れたのは6〜7年くらい前。ネット通販が普及してきて、いわゆるプレミアムコーヒーと呼ばれる珈琲豆が手軽に手に入るようになったから。プレミアムコーヒーにハッキリした定義はないようだが、読んで字のごとく高級な珈琲豆のことである。珈琲に詳しくなくてもモカとかブラジルとかキリマンジャロなどといった珈琲豆の種類は聞いたことがあると思う。それはお米でいえば、コシヒカリとかアキタコマチみたいなもの。それでコシヒカリにもピンからキリまである。まあプレミアムコーヒーというのは南魚沼産のコシヒカリのようなモノだといえば多少はイメージできるだろうか?

プレミアムとはいえ、それほどビックリする値段ではない。スーパーで売っている珈琲豆は100グラム200円前後。私が買っているのは600円ぐらいが中心。ちなみにスーパーのコシヒカリは1キロ500円くらいで、南魚沼産コシヒカリは1500円くらいと同じく3倍程度高価だから、先ほどの「プレミアムコーヒー南魚沼産説」は計算が合っていることになる。

プレミアムコーヒーは安いとはいえないと思うが、高級玉露なら100グラム1万円以上がざらにあることを思えば何とかまかなえる範囲。しかしプレミアム日本茶はなぜあんなに高いの?


200円と600円の珈琲豆はどう違うのか?
それは600円のほうがおいしい(^^ゞ

おいしさの説明は難しいが、あえて分析的にいえば

  1)味がしっかりしている。

  2)飲んで爽やかというか、胃にもたれたり刺激を感じることが
    まったくない

  3)甘みがある。
    これは豆の種類(個性)にもよるが、ほのかな甘みを感じる豆が
    多い。それまでも酸味と苦みは感じていたが、珈琲に甘みが
    あることはプレミアムコーヒーで初めて知った。


これらは豆のクオリティだけではなくて、焙煎の技術や品質管理、それと焙煎後の鮮度も加わっての結果。パック詰めされた珈琲豆の賞味期限は1年のようだが、1年もたったモノは元珈琲豆と呼ばなければならない。プレミアムコーヒーを通販している店は、だいたい焙煎した日に出荷して、次の日かその次の日には届く。(2)の飲んで爽やかというのはプレミアムコーヒーかどうかより、焙煎後の鮮度によるところが大きいかも知れない。

ただし目の前で焙煎している店で直接買うこともあるが、珈琲は焙煎したてがおいしいというものでもない。私の感覚では焙煎直後は「炒った」味がする。その後だんだん味が落ち着いて、焙煎後1週間から2週間位の間が1番おいしいように思う。その後は、あまり神経質にならなければ、豆の状態(挽かないということ)で焙煎後2ヶ月までは大丈夫。飲み較べれば違うんだろうけれど、毎日飲んで毎日少しずつ劣化していくから、あまり気にならないというか気づかない。


アレッ? 前回の続きでコーヒー歴は長くても、コーヒーミルのことは気にしたことがなかったという話を書くつもりだったのに。いつものように長い前書きになっちゃったので、今回はプレミアムコーヒーというテーマに変更m(_ _)m


ーーー続く

wassho at 21:54│Comments(0) 生活、日常 

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