2012年03月31日
コーヒーミルの話2
本日の東京はお昼頃を中心に、かなりの強風だった。瞬間最大風速28.5メートルだったというから、ほとんど台風並みである。電車も止まったし、アクアラインやゲートブリッジも通行止め。関東では今年、12年振りに春一番が吹かなかったので、名誉挽回とばかりに風の神様がんばっているのかな(^^ゞ 明日は晴れても風は残るということで、今週はバイクはお休みかも知れない。
それでは
プロペラ式以外の電動ミルいろいろ。ナイスカットミルを買うときにいろいろ調べたのでお披露目。お勉強のコツは発表すること。でも当面は買い換えることはないと思うから、その成果を生かせないのが残念。
まずは家電グループのAタイプ(1つ前のエントリー参照)。正確にはBタイプじゃないデザインのグループという分類。集めてみれば良くも悪くも、いかにもインダストリアルデザイン的な商品が並ぶ。
「メリタ パーフェクトタッチII」
実売5000円くらい
コーヒー器具はメリタとカリタがあってややこしい。メリタはドイツのメーカーで、メリタ・ベンツという女性が世界で初めてペーパー式のドリップを作ったのが起源。
「カリタ C-90」
実売8000円くらい
黒と白の2色あり
カリタは日本の会社。社名はドイツ語の「Kaffee(コーヒー)」と「Filter(フィルター)」をから取った造語といわれているが、どうも怪しい。なぜにコーヒーをわざわざドイツ語で? まったくの嘘じゃないんだろうけれど、そうやって言葉を組み合わせていたら「あっ、メリタに似たカッコイイ名前ができた!」というのが真相じゃないかな。創業は1958年。今の中国も真っ青なくらい日本もパクリ天国だった時代。違ってたらカリタの皆さんゴメンね、ナイスカットミル買ったから許して(^^ゞ ちなみにメリタのメとリを漢字にしたら「刈(かり)」だからカリタという説もある。
「デバイススタイル GA-1]
実売8000円くらい
シルバー、赤、茶色の3色あり
あまり知らなかった会社。ざっと調べたら元ケンウッドの人が起こした日本のベンチャー企業らしい。いわゆるデザイン家電的なものを作っている模様。
「デロンギ KG364J」
実売9000円くらい
デロンギはイタリアの家電メーカー。オイルヒーターが1番有名かな。自宅に2台あるけれど最近はほとんど出番なし。デロンギの製品はイタリアらしくセンスがいい。それとイタリアものにありがちな、これ見よがしなところがないのが気に入っている。
「ボダム ビストロ」
実売1万2000円位
6色あり
ボダムはデンマークのキッチン家電のメーカー。ビストロはそのブランドのひとつ。このコーヒーミルに限らず、どの商品もポップというかモダンというか、そしてカラフルなのが特色。ボダムが似合うキッチンかどうかは別にしてデザインのクオリティは高い。実はナイスカットミルとビストロのどちらにしようか少し悩んだ。そんないきさつはいずれそのうち。
業務用のコーヒーミルも本当はいろんな形があるが、昔は喫茶店でよく見かけた形のミニチュア版がBタイプ。機能優先のデザインで、Aタイプと見較べるとレトロな感じすらする。ナイスカットミル以外に家庭用に売られているのは
「フジローヤル みるっこ」
実売3万8000円くらい
黒とワイン色の2色
冨士珈機という会社の製品。フジローヤルがブランド。珈機というくらいだからコーヒー器具の専業メーカー。この珈機という造語はなかなかシブい。カリタやメリタは業務用と家庭用の両方を扱っているが、ここは基本的に業務用メーカーで「みるっこ」は例外的なラインナップ。
「ボンマック BM-250」
実売2万5000円くらい
黒と茶色の2色
このミルを紹介しているブログや販売店はネット検索でたくさんヒットするが、ボンマック自身のホームページが見あたらない。どうもラッキーアイクレマスという会社の製品のようだ。デロンギやボダムも扱っているようだし、商社とメーカーの両方の機能を持っているらしい。
ナイスカットミル以外の7機種は使ったことがないし見たこともない。でも電動プロペラ式ミル、手動ミル、ナイスカットミルの3つを比較した経験でいえば、電動プロペラ式ミルだけがやや味が落ちるというのが現在の結論。
だから(プロペラ式以外の電動)ミルを買うのなら、値段とデザインの好みだけで決めても大丈夫。値段が高いほうがミルとしての性能は高いが、よほどマニアックにこだわるのなら別として、どれを買っても味に大差はない(はず)。
ところで自宅で珈琲豆を挽いている人はどれくらいいるんだろう。スーパーでは、もはやほとんど挽いた状態でしか珈琲豆を売っていないから、たぶん数パーセントくらいか。自宅でレギュラーコーヒーを飲んでいる人は30%位といわれているから、その内10人に9人は挽いた豆を買っている計算。押しつけるつもりはないが、せっかく飲むのに=同じお金を使うのにモッタイナイと思う。いきなりここに上げた機種を買うのに抵抗があるのなら、手動なら3000円以下で買えるからぜひ投資しましょう。挽き立てを淹れれば1日5分か10分くらい幸せになれるよ。
おしまい
それでは
プロペラ式以外の電動ミルいろいろ。ナイスカットミルを買うときにいろいろ調べたのでお披露目。お勉強のコツは発表すること。でも当面は買い換えることはないと思うから、その成果を生かせないのが残念。
まずは家電グループのAタイプ(1つ前のエントリー参照)。正確にはBタイプじゃないデザインのグループという分類。集めてみれば良くも悪くも、いかにもインダストリアルデザイン的な商品が並ぶ。
「メリタ パーフェクトタッチII」 実売5000円くらい
コーヒー器具はメリタとカリタがあってややこしい。メリタはドイツのメーカーで、メリタ・ベンツという女性が世界で初めてペーパー式のドリップを作ったのが起源。
「カリタ C-90」 実売8000円くらい
黒と白の2色あり
カリタは日本の会社。社名はドイツ語の「Kaffee(コーヒー)」と「Filter(フィルター)」をから取った造語といわれているが、どうも怪しい。なぜにコーヒーをわざわざドイツ語で? まったくの嘘じゃないんだろうけれど、そうやって言葉を組み合わせていたら「あっ、メリタに似たカッコイイ名前ができた!」というのが真相じゃないかな。創業は1958年。今の中国も真っ青なくらい日本もパクリ天国だった時代。違ってたらカリタの皆さんゴメンね、ナイスカットミル買ったから許して(^^ゞ ちなみにメリタのメとリを漢字にしたら「刈(かり)」だからカリタという説もある。
「デバイススタイル GA-1]実売8000円くらい
シルバー、赤、茶色の3色あり
あまり知らなかった会社。ざっと調べたら元ケンウッドの人が起こした日本のベンチャー企業らしい。いわゆるデザイン家電的なものを作っている模様。
「デロンギ KG364J」実売9000円くらい
デロンギはイタリアの家電メーカー。オイルヒーターが1番有名かな。自宅に2台あるけれど最近はほとんど出番なし。デロンギの製品はイタリアらしくセンスがいい。それとイタリアものにありがちな、これ見よがしなところがないのが気に入っている。
「ボダム ビストロ」実売1万2000円位
6色あり
ボダムはデンマークのキッチン家電のメーカー。ビストロはそのブランドのひとつ。このコーヒーミルに限らず、どの商品もポップというかモダンというか、そしてカラフルなのが特色。ボダムが似合うキッチンかどうかは別にしてデザインのクオリティは高い。実はナイスカットミルとビストロのどちらにしようか少し悩んだ。そんないきさつはいずれそのうち。
業務用のコーヒーミルも本当はいろんな形があるが、昔は喫茶店でよく見かけた形のミニチュア版がBタイプ。機能優先のデザインで、Aタイプと見較べるとレトロな感じすらする。ナイスカットミル以外に家庭用に売られているのは
「フジローヤル みるっこ」実売3万8000円くらい
黒とワイン色の2色
冨士珈機という会社の製品。フジローヤルがブランド。珈機というくらいだからコーヒー器具の専業メーカー。この珈機という造語はなかなかシブい。カリタやメリタは業務用と家庭用の両方を扱っているが、ここは基本的に業務用メーカーで「みるっこ」は例外的なラインナップ。
「ボンマック BM-250」実売2万5000円くらい
黒と茶色の2色
このミルを紹介しているブログや販売店はネット検索でたくさんヒットするが、ボンマック自身のホームページが見あたらない。どうもラッキーアイクレマスという会社の製品のようだ。デロンギやボダムも扱っているようだし、商社とメーカーの両方の機能を持っているらしい。
ナイスカットミル以外の7機種は使ったことがないし見たこともない。でも電動プロペラ式ミル、手動ミル、ナイスカットミルの3つを比較した経験でいえば、電動プロペラ式ミルだけがやや味が落ちるというのが現在の結論。
だから(プロペラ式以外の電動)ミルを買うのなら、値段とデザインの好みだけで決めても大丈夫。値段が高いほうがミルとしての性能は高いが、よほどマニアックにこだわるのなら別として、どれを買っても味に大差はない(はず)。
ところで自宅で珈琲豆を挽いている人はどれくらいいるんだろう。スーパーでは、もはやほとんど挽いた状態でしか珈琲豆を売っていないから、たぶん数パーセントくらいか。自宅でレギュラーコーヒーを飲んでいる人は30%位といわれているから、その内10人に9人は挽いた豆を買っている計算。押しつけるつもりはないが、せっかく飲むのに=同じお金を使うのにモッタイナイと思う。いきなりここに上げた機種を買うのに抵抗があるのなら、手動なら3000円以下で買えるからぜひ投資しましょう。挽き立てを淹れれば1日5分か10分くらい幸せになれるよ。
おしまい
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