2012年05月02日

三浦半島:荒崎公園と黒崎の鼻 2

1つ前のブログに「横浜新道から横横への分岐は私にとって鬼門で、クルマでも今までにたぶん10回以上ミスっている」と書いたことについて、知り合いたちからアホちゃうかとか、やっぱりボケ始めたかーーーなどというメールをもらった。あの文章を読めばそういう印象を受けるかも知れないが、言い訳すると10回以上ミスったのは「この25年の間に」である。つまり、普段はあまり通らないから。もちろん、それでも学習能力がないことに変わらないが。でもブログに書いたので、つまり文章にして脳にしっかりと認識させたので、これからはミスらないような気がする。


さて荒崎公園で地質学的な景勝?を堪能した後、黒崎の鼻に向かう。黒崎の鼻というのは鼻となぜ呼ばれるようになったのかはわからないが、三浦半島にはいくらでもある小さな岬のひとつである。ただ、ちょっと辺鄙(へんぴ)なところにあるせいか、人の手が一切入っていない自然のままの姿が残されているのが特徴。

それは当然首都圏において希少なエリアとなるわけで、その自然風景を求めてドラマやコマーシャルの撮影がよくおこなわれる。大河ドラマの龍馬伝もここで撮影したシーンが多いらしい。ドラマを見ていないから「ここ知ってる〜」という発見は私にはなかったけれど。


荒崎公園と黒崎の鼻周辺をグーグルマップで拡大してみた。
地図2

黒崎の鼻は、荒崎公園から直線距離で1.5キロ程南東に位置する。それで地図をクリックして拡大して欲しい。K地点の黒崎の鼻の手前で道路がなくなっていることに気づくはず。細い線で表示されている道路も、これは高倍率で拡大できるグーグルマップだからこそ描かれているもので、普通の紙の地図なら何も載っていないエリアだと思う。


さてグーグルマップの細い線は畑の中にある農道である。三浦半島というと海のイメージが強いが、ちょっと内陸に入るとキャベツ畑が一面に広がっている。大根も名産だから秋冬には大根畑になるのかも知れない。
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もう一度グーグルマップを拡大して欲しい。地図の右下の三崎口駅の北西側に農業技術センターがあって、そのあたりから西やや北側に併行して2本の直線道路が延びているのがわかる。上の写真はそのうちの1本の終わりのほうだが、実はこの道路は戦時中の滑走路。長井飛行場とか横須賀第2飛行場とか呼ばれていた。メインの滑走路は地図でソレイユの丘と書かれている公園のあたりにあって、ここは予備の滑走路だったみたい。

特攻隊の基地の予定だったが、完成が終戦間際でほとんど使われなかったらしい。まあキャベツを見ながら戦争に思いをはせるのは難しいが。ちなみに横須賀第1飛行場は野島公園から見えた、今は日産のテストコースになっている場所にあった。


元滑走路、今は農道の終点がここ。
柵やチェーンがあるが、微妙に人が通れる程度に開いている。
ここが黒崎の鼻の入り口だということは、もちろん出発前にネットで調べてわかっていた。もしネット、特に親切に解説してくれているブログがなければ、たぶん入り口がどこかわからず引き返してきたように思う。便利な世の中になった。私のブログのバイク日記も誰かの役に立っているかな?
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ここから先はバイクでは入れないから滑走路の隅っこにバイクを停めていく。路肩は畑でスタンドがめり込みそうなので逆向き駐車。
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革ジャンを着て歩くには暑かったので、
こんな鍵つきロープを袖に通してバイクに留めておく。
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こんな場所で盗難に遭うとは思っていないが、
バイクを畑にポツンと置き去りにするのもヘンな気分である。
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柵を越えたら、こんな道を歩いて行く。
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すぐに海が見えてきて、あっけなかった。
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ここから左に行けば海岸に降りる。写真の右下に見えているケモノミチを進むと、写真の中央にある馬の背のようなところに登ることになる。


せっかくなので馬の背登山にチャレンジ。
ほとんど足の踏み場くらいの幅しかない。
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ドンドン狭くなってくる(>_<)
夏にもっと草が伸びたら歩けない気がする。
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結局、馬の背の頂上部分は左右の草で何も見えず登った意味がなかった。
ここは馬の背をほとんど降りてきたところ。
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さらに前方へ。
ここだけ写真で切り取ると草原のよう。
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今まで歩いてきた方向を振り返って撮影。
草がなく影になっているところが道あるいはケモノミチ。
馬の背部分が「鼻」の由来なのかなあ?私にはそんな風に見えない。
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同じ位置から海岸部分。
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確かにここは手つかずの自然。でも狭いエリアだし、この岬は手つかずでも隣の浜や岬の建物は目に入るわけで(写真を拡大すればわかる)、「大自然」にひたれるような場所ではない。期待していただけにちょっとガッカリ。毎度ネーミングのことを書くが、誰が考えたか黒崎の鼻というインパクトのある名前が効いていると思う。私もそれに引っかかった1人かも。

参考までにグーグルで検索すると今現在のヒット数は黒崎の鼻で36万1000件。1.5キロしか離れていない荒崎公園は7万8200件。黒崎に「鼻」がついていなければどうなっていたかを考えると論理力が鍛えられるかもよ。ちなみに湘南でもメジャーな由比ヶ浜(ゆいがはま)は89万6000件、湘南だと5880万件。ついでに三浦半島は298万件で湘南に較べればぐっとマイナーな存在。



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しかし、そんな理屈っぽいことを忘れてのんびりするにはいいところ。
ゴールデンウイークなのにここを訪れているのは私以外に家族連れが4組と、岩場の先のほうに釣り人が7〜8名のみ。私は釣りをしないが、あちこちの海岸をバイクでツーリングしてわかったのは釣り人はどこにでも必ずいるということ。この記事のように

ところでのんびりするにはいいところといっても、ここは手つかずの自然の場所。トイレやベンチもちろん自販機もない。だから長居するつもりで来るならその心構えで。平日なら誰もいないこともあるだろうし、ここで波の音でも聴きながら読書なんて最高だが、平らな場所もないからアウトドア用の椅子でも持ってこないと苦労するよ。


この岩のところだけにあった色鮮やかな海草。
IMG_5679


潮だまり。
カニとかはいなかった。
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ビーチは極小。
IMG_5697


でもこうやって撮影すると広いイメージに。
観光地の写真なんて信じちゃダメだよ。
IMG_5700

荒崎公園で見た岩礁は白と黒のツートンだったが、ここのは黒っぽい。だから黒崎という地名なんだろう。たった1.5キロしか離れていないのにずいぶんと違うもんだと妙な疑問が頭に浮かぶ。

海岸から戻る道には階段のような窪みが掘ってあった。
あれっ、手つかずの自然は?
IMG_5705




キャベツにさよならをして帰路につく。
走行150キロ。多少の渋滞があったのは仕方ないとして、ゴールデンウイークでも人のあまりいないところに行くという目的が達せられて満足。
IMG_5708



おしまい

wassho at 08:57│Comments(0) バイク 

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