2012年05月16日
ゲートブリッジ→ガンダム→大江戸温泉 2
お台場の大江戸温泉ができたのは10年ほど前。そこそこ人気があるのは知っていたが訪れたのは初めて。何となくウケ狙いの小賢しい印象があって食わず嫌い。今回は同級生のM君が「あそこはマッタリできる」と大プッシュ。こういう縁というかきっかけをササッと取り込むのが人生を楽しむ秘訣だと最近思っている。フットワークが軽くないと引きこもりになっちゃうからね。
エントランスを入ったら、まず靴を下駄箱に預けて写真左側の受付に向かう。土日料金で2180円。午前11時から翌朝午前9時まで滞在できる。何も食べたり飲んだりせず、オプションのお風呂やサービスを利用しなければ他にお金は掛からない。
次に向かうのは上の写真の中央奥にある浴衣貸し出しコーナー。男性3種類、女性7種類の中から選べる。サイズは5Lまであるので、もっとメタボになっても安心(^^ゞ 帯も5〜6色あったと思う。しかし帯は1サイズで5Lに合わせてあるのか、やたら長い。それにツルツルした生地で結びにくい。
最初の更衣室で浴衣に着替える。館内はこの浴衣で過ごし、お風呂に入るときはお風呂の付属の更衣室で浴衣を脱ぐ。受付で入場料を払ったときに、この更衣室のロッカーの鍵をくれる。鍵を手首にはめるベルトにはバーコードがついていて、館内の飲食その他には現金は不要で最後に精算。
メインフロアの様子。
江戸っぽい、あるいは縁日っぽい演出。
こんな遊技系のお店もある。
お風呂に入る前にとりあえずランチ。
和風レストラン、居酒屋、寿司屋や蕎麦屋、その他いろいろ10店舗くらいあったと思う。一番メインらしい川長という店で和風ステーキ御前を食べる。1780円。味はいまいちだった。
大江戸温泉はたぶんリピータ客で成り立っている業態だから、安くはないけれどボッタクリな料金体系にはなっていない。中ジョッキは600円だった。なお注文の時にロッカーキーのバーコードを読み取ると思っていたら、ウエイター君は我々の手首をのぞき込んで、番号を伝票に書き込んでいた。中途半端なITシステムである。
いよいよお風呂。
当然ながら写真は撮れないのでホームページから拝借。
露天風呂やサウナをのぞいて、お風呂が大小併せて6つくらいだったと思う。お台場=人で混雑している=広いスペースが必要ーーーという意識が強かったせいか、思っていたよりは広くなかった。私の好きなジェットバスは6人分くらいのサイズ。
ホームページの写真はやたら明るい浴場だが、実際はもうちょっと薄暗い。入った浴場と天井の色が違うから、この写真は女湯かも知れない。
お湯はちょっとぬるめ。湯船によって39℃、40℃、41℃と表示されていたように思う。のぼせないでゆったり滞在してもらおうという配慮なのか、温度を高くするには燃料費がかさむからか? ひとつくらいもう少し熱いお風呂があってもいいと思う。
昔は熱い風呂が苦手だったが、メタボになって脂肪の断熱層?が厚くなったせいか、今はぬるいと物足りない(^^ゞ
いわゆるスーパー銭湯とは違い、ここは一応、敷地の地下からくみ出している温泉らしい(そうでなければ温泉と名乗れないか)。でもお湯にほとんど温泉らしい感触はない。温泉の匂いもしない。まあ海水に近い井戸水かな。もっとも泉質をどうこう言う場所でもない。近場で手軽に行ける温泉アミューズメント施設として楽しむのが正しい利用法だと思う。褒めてるのかけなしているのかわからないが、お湯以外の設備のクオリティは高い。従業員の教育もそこそこ行き届いている。
この日は天気がいいので露天風呂は気持ちよかった。でも調子に乗って長くいたら、露天風呂はプールと同じ環境だから日焼けしてしまう。
お湯がぬるかったせいかサウナはけっこう熱く感じた。どちらかというとサウナは苦手。熱いから(^^ゞ 身体に感じる熱よりも、熱風を呼吸するので胸が苦しく感じる。
一通りお風呂を楽しんで、こんな休憩室でお昼寝タイム。この日はゲートブリッジにガンダムとイベント盛りだくさんだったが、一日中ここにいて、お風呂に入っちゃ寝て〜お風呂に入っちゃ寝てというのもいいかもしれない。
第2回戦は岩盤浴。メインのお風呂とは別の場所にある。これは別料金で30分600円、60分なら1000円。砂風呂もあって、こちらは15分1575円。砂風呂だけがなせか中途半端な価格。ちなみにここの受付ではバーコードをスキャンされた。
これらは時間制なので次のスタートまで待つ。30分間隔の模様。
岩盤浴の施設の前は中庭になっていて足湯がある。
ここは浴衣を着ているので撮影OK(だと判断した)。
お風呂に入るのに足湯なんて意味がないように思ったが、湯冷ましの休憩として使えるし、男湯・女湯で別々になった家族が集まるのにもいい。足湯の一部はいわゆる「足ツボ」健康法の石コロが埋め込まれている。最初は楽勝と思っていたが、石コロが大きくなってくると耐えきれずつま先立ちで歩く。
足湯の奥にはフィッシュ・セラピーのコーナーがあった。角質を食べてくれる魚で足をきれいにする美容術みたいなもの。見学してみると下のホームページの写真と違ってもっと黒い魚だった。金魚すくいの中にいる黒い出目金みたいなのが人の足に群がっている(写真の3倍くらいの数)様子はちょっとビビる。15分1575円。
さてスタート時間になって岩盤浴。正確には大江戸温泉のは岩塩浴。小石程度の岩塩を暖めてある。写真はホームページのもの。ここでは専用の浴衣に下着を着けずに寝転ぶ。ちなみに男女混浴というか混寝転び。ノーパンで浴衣がはだけるから、浴衣より甚兵衛を用意して欲しい。
いってみれば低温サウナ。
室内はサウナのように熱くないが、そこそこの温度で湿度も高い。岩塩はそれを敷き詰めた床にヒータが仕込まれていて暖めているみたい。こっちも熱いというより、やや強めのポカポカ程度。汗が出てくるまで5〜6分かかった。寝転がっていると気持ちいいが、もう少し熱くてもよかったかな。選んだのは30分コースだったが、60分コースならちょうどよかった気もする。お湯に浸かるお風呂より、もっと身体の内側が暖まる感覚があってリラックスできるのは確か。これが遠赤外線効果ってやつかな?
その後、もう一度大浴場に戻って汗を流しバスタイム終了。滞在約4時間で支払総額は5160円。近場ゆえに時間や交通費があまり掛からないから、トータルでは不満のない料金。
同級生と飲みに行くことはあっても、なかなか外へ遊びに行く機会はない。そういう意味でも楽しく有意義な1日でした。
おしまい
追伸
足湯にあった足ツボ健康法はほとんどつま先立ちでスルーしたけれど、大江戸温泉の広い館内を裸足で歩き回ったので、それが刺激になったのか、しばらく足裏に痛気持ちいい感覚が続いた。ひょっとしたら裸足であれだけ歩いたのは生まれて初めてかも知れない。安上がりな健康法を見つけたと喜んだものの、裸足で長い距離を歩き回れる場所なんて、普段の場所にはないことに気づく(^^ゞ
wassho at 07:35│Comments(0)│
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