2012年05月19日
薩堆峠から三保の松原と新東名高速
ここしばらくの日本列島は竜巻が起きたり、雹(ひょう)が降ったりと荒れ模様。東京でも木曜日の深夜に雷が鳴って夕立のような強い雨が降ったりした。でも本日の土曜日は快晴の予報が続く。つまり絶好のバイクツーリング日和。
35年振りにバイクを買って1年と少し。房総半島をはじめ手軽なところはだいたい走った。同じ所じゃダメということはないが、できれば違う場所、訪れたことがないところへ行ってみたい。バイクで手つかずなのは伊豆半島。富士山周辺は3回行ったが、なにせ広いエリアなのでまだまだ目的地はたくさん残っている。いずれにせよかなり遠くなってしまうのが難点。長野や東北方面だとなおさら。
というわけで土曜日は晴れそうという天気予報を聞いて、どこに行こうか少し悩む。もう湘南あたりなら徘徊感覚で何も考えなくてすむのに。
先週は水元公園でテーマが川だったので今週は海に決定。グーグルマップを睨んで先日開通した新東名高速も走りたいしということで選んだのが今回の薩堆峠(さったとうげ)と三保の松原。
距離が長いので、いつものグーグルマップもブログに貼り付けると大雑把にしか表示できない。とにかく右上の東京方面から東名高速を延々走る。ずいぶん慣れたとはいえ高速道路を走ると未だに気疲れする。それにこの季節はシャツの上に革ジャンなので、つまりセーターとかを着ていないので革ジャンのサイズが大きくなり、スピードを上げると革ジャンが暴れる。

富士山の右下に位置する御殿場で東名と新東名に別れるが、往きは東名高速を走る。地図に富士川と書いてあるのは富士川サービスエリア。ここはETCを着けてあれば高速を降りられるスマートインターチェンジになっている。ここまで東京の入り口から130キロ程。
ずっと「ふじがわ」と思っていたが「ふじかわ」らしい。
富士宮(ふじのみや)焼きそばのお店があった。
一度食べてみたいと思っていた。正確に言うと東京のどこかで食べたことがあるが、それはやたらギトギトしていてあまりおいしくなかった。やっぱり本場で味を確かめないと。
ちょうど焼きたてをゲット。おいしかった。
味付けは魚の削り粉が振りかけてある以外は、普通の焼きそばとあまり変わらないが麺がモチモチしている。さすが本場ーーーといいたいところだけれど、ここは富士宮市ではなく富士市。まあ10キロくらいしか離れていいないからいいか。
サービスエリアから富士川が眺められる。
川を渡っている橋は東名高速。
わずかに富士山の山頂が雲の上にのぞいている。
富士山のアップ。
結局この日、富士山を見られたのはこれが最初で最後。
これから行く目的地はどちらも富士山を眺める名所なのに。
富士川サービスエリアで東名を降り、しばらく南下して蒲原(かんばら)あたりで国道1号線にでると、いきなり駿河湾が現れる。このあたりの人は生活道路を走って、こんな海が見られるなんてうらやましい。
ちなみに蒲原という単語を聞くと歌川広重(以前は安藤広重と呼ばれることのほうが多かった)の東海道五十三次の版画と連想ゲームのように思い出す。でも広重の蒲原は海ではなく雪の山里。
薩堆(さった)峠到着。
東海道を徒歩で歩いていた江戸時代、このあたりの街道は海に近すぎて波にさらわれることもあったので、迂回路として山側のこの峠を通ったらしい。人が歩くための道だったので、この駐車場まで来る道はとても細い。峠とはいえ、いわゆる走って楽しいワインディングロードではない。ちなみにこんな昔話もある。
今は駿河湾と富士山という大自然を背景に、東名高速道路と国道一号線そして東海道本線をまとめて眺められる場所として名高い。今回、富士山は心の目で見てください(^^ゞ
もうちょっとアップで。
左から東海道本線、1号線、東名。
このあたりは自然歩道にもなっている。
駐車場から西へ500メートルほど歩いたところ。
どこまで続いているのかわからないので、このあたりで折り返す。
休憩所。
ちなみに駐車場の周りはベンチなどがない。
ここでコーヒータイム。
海の向こうにウッスラと見えているのは伊豆半島の山並み。
もと来た道を引き返す。
本当はこんな景色が見たかったのに(涙)
ちなみに広重は東海道五十三次にここの版画も残している。
ただしタイトルは薩堆峠ではなく由比(ゆい)。薩堆峠のふもとが由比の海岸。
バイクの記念撮影。
駐車場にいた老紳士に「景色の写真ばかりじゃつまらないでしょう。バイクと一緒に撮りましょうか?」と話しかけられる。お言葉に甘える。
聞けば岐阜にお住まいでハーレーに乗ってらっしゃるとのこと。なんと私と同じように30年振りに乗り始めたらしい。本日はクルマだったが昔のバイク話で盛り上がる。5回も骨折したらしく、昔は相当ヤンチャだったみたい(^^ゞ 一期一会、いつまでもお元気で。
ーーー続く
35年振りにバイクを買って1年と少し。房総半島をはじめ手軽なところはだいたい走った。同じ所じゃダメということはないが、できれば違う場所、訪れたことがないところへ行ってみたい。バイクで手つかずなのは伊豆半島。富士山周辺は3回行ったが、なにせ広いエリアなのでまだまだ目的地はたくさん残っている。いずれにせよかなり遠くなってしまうのが難点。長野や東北方面だとなおさら。
というわけで土曜日は晴れそうという天気予報を聞いて、どこに行こうか少し悩む。もう湘南あたりなら徘徊感覚で何も考えなくてすむのに。
先週は水元公園でテーマが川だったので今週は海に決定。グーグルマップを睨んで先日開通した新東名高速も走りたいしということで選んだのが今回の薩堆峠(さったとうげ)と三保の松原。
距離が長いので、いつものグーグルマップもブログに貼り付けると大雑把にしか表示できない。とにかく右上の東京方面から東名高速を延々走る。ずいぶん慣れたとはいえ高速道路を走ると未だに気疲れする。それにこの季節はシャツの上に革ジャンなので、つまりセーターとかを着ていないので革ジャンのサイズが大きくなり、スピードを上げると革ジャンが暴れる。

富士山の右下に位置する御殿場で東名と新東名に別れるが、往きは東名高速を走る。地図に富士川と書いてあるのは富士川サービスエリア。ここはETCを着けてあれば高速を降りられるスマートインターチェンジになっている。ここまで東京の入り口から130キロ程。
ずっと「ふじがわ」と思っていたが「ふじかわ」らしい。
富士宮(ふじのみや)焼きそばのお店があった。
一度食べてみたいと思っていた。正確に言うと東京のどこかで食べたことがあるが、それはやたらギトギトしていてあまりおいしくなかった。やっぱり本場で味を確かめないと。
ちょうど焼きたてをゲット。おいしかった。
味付けは魚の削り粉が振りかけてある以外は、普通の焼きそばとあまり変わらないが麺がモチモチしている。さすが本場ーーーといいたいところだけれど、ここは富士宮市ではなく富士市。まあ10キロくらいしか離れていいないからいいか。
サービスエリアから富士川が眺められる。
川を渡っている橋は東名高速。
わずかに富士山の山頂が雲の上にのぞいている。
富士山のアップ。
結局この日、富士山を見られたのはこれが最初で最後。
これから行く目的地はどちらも富士山を眺める名所なのに。
富士川サービスエリアで東名を降り、しばらく南下して蒲原(かんばら)あたりで国道1号線にでると、いきなり駿河湾が現れる。このあたりの人は生活道路を走って、こんな海が見られるなんてうらやましい。
ちなみに蒲原という単語を聞くと歌川広重(以前は安藤広重と呼ばれることのほうが多かった)の東海道五十三次の版画と連想ゲームのように思い出す。でも広重の蒲原は海ではなく雪の山里。
薩堆(さった)峠到着。
東海道を徒歩で歩いていた江戸時代、このあたりの街道は海に近すぎて波にさらわれることもあったので、迂回路として山側のこの峠を通ったらしい。人が歩くための道だったので、この駐車場まで来る道はとても細い。峠とはいえ、いわゆる走って楽しいワインディングロードではない。ちなみにこんな昔話もある。
今は駿河湾と富士山という大自然を背景に、東名高速道路と国道一号線そして東海道本線をまとめて眺められる場所として名高い。今回、富士山は心の目で見てください(^^ゞ
もうちょっとアップで。
左から東海道本線、1号線、東名。
このあたりは自然歩道にもなっている。
駐車場から西へ500メートルほど歩いたところ。
どこまで続いているのかわからないので、このあたりで折り返す。
休憩所。
ちなみに駐車場の周りはベンチなどがない。
ここでコーヒータイム。
海の向こうにウッスラと見えているのは伊豆半島の山並み。
もと来た道を引き返す。
本当はこんな景色が見たかったのに(涙)
ちなみに広重は東海道五十三次にここの版画も残している。
ただしタイトルは薩堆峠ではなく由比(ゆい)。薩堆峠のふもとが由比の海岸。
バイクの記念撮影。
駐車場にいた老紳士に「景色の写真ばかりじゃつまらないでしょう。バイクと一緒に撮りましょうか?」と話しかけられる。お言葉に甘える。
聞けば岐阜にお住まいでハーレーに乗ってらっしゃるとのこと。なんと私と同じように30年振りに乗り始めたらしい。本日はクルマだったが昔のバイク話で盛り上がる。5回も骨折したらしく、昔は相当ヤンチャだったみたい(^^ゞ 一期一会、いつまでもお元気で。
ーーー続く
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