2012年08月25日
白糸の滝(しらいとのたき) 富士宮市
白糸の滝という名前を持つ滝は日本各地にある。滝が落ちる姿を白糸にたとえるのはごく自然な発想なのだろう。関東で有名なのは軽井沢と富士宮。もっと小さなサイズの白糸の滝なら数え切れないくらい。今回訪れたのは富士山の西側にある富士宮の白糸の滝。
海派の私だがこの夏はほとんど海岸線を走っていない。やっぱり暑いからね。それで標高が高く涼しいところといえば、とりあえずは富士山なのだが、実は富士山は9月になってから行くつもりでいた。富士山はバイクやクルマで五合目まで登れる。でも8月は登山客優先でマイカー規制が敷かれて通行できないから。
が、しか〜し、なんと白糸の滝は遊歩道の工事に入るため、滝壺まで降りて間近に眺められるのは8月26日までなのである。8月最後の週末なんて渋滞必至なのだが、せっかく今年の夏のテーマは滝と決めたのでバイクツーリング決行。
地図はグーグルマップ。
ところどころアルファベットがあるのは地図に線を引くためについてしまうものだから気にしないで。東京から東名で御殿場まで行き、そこから時計方向に富士山を回ってきた。

富士山はちょっと遠い。御殿場までだいたい100キロ。つまりそれだけで往復200キロ。そして今回のように目的地が富士山の西側にある場合は、それだけ見て引き返すのももったいないから、結局ぐるっと1周してしまうことになる。そして富士山は広い。地図で富士山を1周している面積を東京に当てはめると、東京23区がすっぽり覆われるくらいだということがわかる。
白糸の滝に行くだけなら東名を御殿場ではなく、もっと先の富士インターチェンジで降りた方が近い。そうしなかったのは富士山南側の2合目付近を東西に伸びる富士山スカイラインを走りたかったから。途中で五合目に登る道路と接続して、そちらはマイカー規制だが2合目の道路は関係ない。全長約22キロ。
御殿場側から富士山スカイラインに入ってすぐのところに自衛隊の駐屯地がある。この日は富士総合火力演習という大規模な公開訓練の日だったので、見学客を乗せた観光バスが次々と基地に入っていく。なお陸上自衛隊のホームページでは26日実施としか書かれていないが、25日にもやっていたし夜のニュースでも報道されていた。ナゼに26日としか書かれていない?
駐屯地からしばらく走ったところ。
だんだんと山っぽくなってくる。
そして!
もちろん肝試しに侵入したりはしない(^^ゞ
富士山スカイラインは適度なカーブがあって楽しい道。ただし、それなりに交通量があって、遅いクルマにブロックされると見通しがきかないので抜くタイミングが難しい。それと路面はけっこう荒れている。コーナーの途中で凸凹しているところも多い。最後(西側)は直線と高速ヘアピンの組み合わせが10数回連続。高速ヘアピン=180度ターンだがコーナーのRは大きい=コーナーが長い=直線番長にはつらい(^^ゞ
2合目といっても標高は1500メートルほどあるので気温は25度くらいと低い。バイクで走っていると涼しいというよりちょっと寒かった。5合目は2300メートルなのでTシャツとメッシュジャケットだけでは無理かなと思う。
白糸の滝駐車場到着。
駐めたのは公営駐車場。かなり広くて、写っている範囲の数倍のスペースがある。
バイクは100円。
バイクスペースは奥の方に10台分ほど。
ちゃっかり一番奥の日陰のところに駐める。
滝への通り道。
お土産屋があって
さらに歩くと、
またお土産屋がある。
ちなみに駐車場はお土産屋の方が安いし滝に近い。
バイクならいくらかは訪ねなかった。
この店ではないけれど、
朝霧高原の牛乳で作ったというソフトクリームは濃厚でおいしかった。
富士宮やきそばに心惹かれるも、まだランチには早く。
白糸の滝の手前に音止めの滝というのがある。ここがその滝口を見る場所の入り口。小さな看板が出ているだけだから目立たない。
いちおう神社ということになっている。
しかし、こんな狭いスペースがあるだけ。
建物はない。土産物屋の間に余った敷地を観光客向けに神社にして、お賽銭を落としてもらおうという魂胆としか思えない。
流れてきた川が
細くなって
この空き地、じゃなかった神社の境内(^^ゞの横から落ちている。
写真で見るより実物は迫力があるが、それほどいいものを見たという印象は受けず。
こちらが音止めの滝を見る場所。
でも手すりが老朽化しているのか、こんな柵が。
だから柵の外側からだとこんな感じで、まったく物足りない。
しかし、土産物屋の場所から少し離れると
このド迫力!
落差も25メートルと充分だが、横幅が広いのが素晴らしい。
残念ながら、ここも先ほどの手すりの延長上の場所で、これより下には降りられなかった。跳ね返っている水煙から考えて、滝壺の手前からならさぞかし見応えがあるだろうに残念。
ところで左側の壁に注目。
コンクリートやん(>_<)
白糸の滝の滝口に降りる場所の土産物屋。
この突き当たりを右に降りていく。
ラムネ冷えて〼
しかしカレーラムネっておいしいの?
わさび1つ600円。
土産物屋の前の展望コーナーから見た白糸の滝。
ワオ! テンションあがる。
こんな階段を降りていく。
上りでもそれほどきつくない。階段を1/4くらい降りると明らかに涼しくなる。
階段の降り口にあった看板。
期間は来年の12月まで。土産物屋はどうするのかな。
途中の手洗い場?
飲めないとの注意書き。
滝壺の前の橋の上から。
左側の建物の先が滝に一番近い観瀑スポット。
これは橋を滝側から見たもの。
階段は建物の後ろ側に降りる。建物は土産物屋のようだが、もう使われていないみたい。白糸の滝はU字型にえぐれた渓谷で、滝以外の場所でも左右から水が流れ込んでいる。
水は美しく青い。
常に24ミリの広角レンズと、それを18ミリにまで広げるコンバーターもバッグに入れてあるのだが、交換が面倒で使ったことがなかった。試し撮り以外では初めてのレンズ交換撮影。(数字はすべて35ミリ換算:意味がわからなかったら調べてね)
いつもの27ミリ(ズームレンズの広角側)
24ミリ
18ミリ(24ミリにコンバーター追加)
今回は右側に影があったので、ワイドにした効果が少々わかりづらい。でも風景を撮るには24ミリくらいが、実際の見た目とのイメージの差が少ないかな。しかしズームで画角(写る範囲)を調整できないのはやはり不便。
やっぱりレンズ交換は面倒だった。立ったままカバンの中をゴソゴソやるのはイライラしてくる。私には向いていないことを改めて実感。
NEX-5Nを買ったときズームレンズの長さに戸惑った。だからコンパクトなサイズで24ミリから120ミリくらいのズームレンズが欲しいと以前に書いた。でも長さは、もう慣れちゃった。だからコンパクトにしなくていいから(その方が価格も安いと思う)24ミリから150ミリくらいのズームレンズを出してくれないかなと今は思っている。
白糸の滝のバリエーション。
滝口
真ん中あたりと下の方。
水しぶき感じられるかな?
滝壺
ややエメラルドグリーンな色がキレイだった。
白糸の滝は今まで見た中で一番気に入った。何本もの滝の集合体なので景色として奥行きがある。水自体もキレイだし、南向きで日当たりがいいので光が反射してより清らかに見える。しばらく工事中になるので見に行けとお奨めできないのが残念。それと、どうせなら工事するなら音止めの滝も間近までいけるようにして欲しい。
ーーーー続く。
海派の私だがこの夏はほとんど海岸線を走っていない。やっぱり暑いからね。それで標高が高く涼しいところといえば、とりあえずは富士山なのだが、実は富士山は9月になってから行くつもりでいた。富士山はバイクやクルマで五合目まで登れる。でも8月は登山客優先でマイカー規制が敷かれて通行できないから。
が、しか〜し、なんと白糸の滝は遊歩道の工事に入るため、滝壺まで降りて間近に眺められるのは8月26日までなのである。8月最後の週末なんて渋滞必至なのだが、せっかく今年の夏のテーマは滝と決めたのでバイクツーリング決行。
地図はグーグルマップ。
ところどころアルファベットがあるのは地図に線を引くためについてしまうものだから気にしないで。東京から東名で御殿場まで行き、そこから時計方向に富士山を回ってきた。

富士山はちょっと遠い。御殿場までだいたい100キロ。つまりそれだけで往復200キロ。そして今回のように目的地が富士山の西側にある場合は、それだけ見て引き返すのももったいないから、結局ぐるっと1周してしまうことになる。そして富士山は広い。地図で富士山を1周している面積を東京に当てはめると、東京23区がすっぽり覆われるくらいだということがわかる。
白糸の滝に行くだけなら東名を御殿場ではなく、もっと先の富士インターチェンジで降りた方が近い。そうしなかったのは富士山南側の2合目付近を東西に伸びる富士山スカイラインを走りたかったから。途中で五合目に登る道路と接続して、そちらはマイカー規制だが2合目の道路は関係ない。全長約22キロ。
御殿場側から富士山スカイラインに入ってすぐのところに自衛隊の駐屯地がある。この日は富士総合火力演習という大規模な公開訓練の日だったので、見学客を乗せた観光バスが次々と基地に入っていく。なお陸上自衛隊のホームページでは26日実施としか書かれていないが、25日にもやっていたし夜のニュースでも報道されていた。ナゼに26日としか書かれていない?
駐屯地からしばらく走ったところ。
だんだんと山っぽくなってくる。
そして!
もちろん肝試しに侵入したりはしない(^^ゞ
富士山スカイラインは適度なカーブがあって楽しい道。ただし、それなりに交通量があって、遅いクルマにブロックされると見通しがきかないので抜くタイミングが難しい。それと路面はけっこう荒れている。コーナーの途中で凸凹しているところも多い。最後(西側)は直線と高速ヘアピンの組み合わせが10数回連続。高速ヘアピン=180度ターンだがコーナーのRは大きい=コーナーが長い=直線番長にはつらい(^^ゞ
2合目といっても標高は1500メートルほどあるので気温は25度くらいと低い。バイクで走っていると涼しいというよりちょっと寒かった。5合目は2300メートルなのでTシャツとメッシュジャケットだけでは無理かなと思う。
白糸の滝駐車場到着。
駐めたのは公営駐車場。かなり広くて、写っている範囲の数倍のスペースがある。
バイクは100円。
バイクスペースは奥の方に10台分ほど。
ちゃっかり一番奥の日陰のところに駐める。
滝への通り道。
お土産屋があって
さらに歩くと、
またお土産屋がある。
ちなみに駐車場はお土産屋の方が安いし滝に近い。
バイクならいくらかは訪ねなかった。
この店ではないけれど、
朝霧高原の牛乳で作ったというソフトクリームは濃厚でおいしかった。
富士宮やきそばに心惹かれるも、まだランチには早く。
白糸の滝の手前に音止めの滝というのがある。ここがその滝口を見る場所の入り口。小さな看板が出ているだけだから目立たない。
いちおう神社ということになっている。
しかし、こんな狭いスペースがあるだけ。
建物はない。土産物屋の間に余った敷地を観光客向けに神社にして、お賽銭を落としてもらおうという魂胆としか思えない。
流れてきた川が
細くなって
この空き地、じゃなかった神社の境内(^^ゞの横から落ちている。
写真で見るより実物は迫力があるが、それほどいいものを見たという印象は受けず。
こちらが音止めの滝を見る場所。
でも手すりが老朽化しているのか、こんな柵が。
だから柵の外側からだとこんな感じで、まったく物足りない。
しかし、土産物屋の場所から少し離れると
このド迫力!
落差も25メートルと充分だが、横幅が広いのが素晴らしい。
残念ながら、ここも先ほどの手すりの延長上の場所で、これより下には降りられなかった。跳ね返っている水煙から考えて、滝壺の手前からならさぞかし見応えがあるだろうに残念。
ところで左側の壁に注目。
コンクリートやん(>_<)
白糸の滝の滝口に降りる場所の土産物屋。
この突き当たりを右に降りていく。
ラムネ冷えて〼
しかしカレーラムネっておいしいの?
わさび1つ600円。
土産物屋の前の展望コーナーから見た白糸の滝。
ワオ! テンションあがる。
こんな階段を降りていく。
上りでもそれほどきつくない。階段を1/4くらい降りると明らかに涼しくなる。
階段の降り口にあった看板。
期間は来年の12月まで。土産物屋はどうするのかな。
途中の手洗い場?
飲めないとの注意書き。
滝壺の前の橋の上から。
左側の建物の先が滝に一番近い観瀑スポット。
これは橋を滝側から見たもの。
階段は建物の後ろ側に降りる。建物は土産物屋のようだが、もう使われていないみたい。白糸の滝はU字型にえぐれた渓谷で、滝以外の場所でも左右から水が流れ込んでいる。
水は美しく青い。
常に24ミリの広角レンズと、それを18ミリにまで広げるコンバーターもバッグに入れてあるのだが、交換が面倒で使ったことがなかった。試し撮り以外では初めてのレンズ交換撮影。(数字はすべて35ミリ換算:意味がわからなかったら調べてね)
いつもの27ミリ(ズームレンズの広角側)
24ミリ
18ミリ(24ミリにコンバーター追加)
今回は右側に影があったので、ワイドにした効果が少々わかりづらい。でも風景を撮るには24ミリくらいが、実際の見た目とのイメージの差が少ないかな。しかしズームで画角(写る範囲)を調整できないのはやはり不便。
やっぱりレンズ交換は面倒だった。立ったままカバンの中をゴソゴソやるのはイライラしてくる。私には向いていないことを改めて実感。
NEX-5Nを買ったときズームレンズの長さに戸惑った。だからコンパクトなサイズで24ミリから120ミリくらいのズームレンズが欲しいと以前に書いた。でも長さは、もう慣れちゃった。だからコンパクトにしなくていいから(その方が価格も安いと思う)24ミリから150ミリくらいのズームレンズを出してくれないかなと今は思っている。
白糸の滝のバリエーション。
滝口
真ん中あたりと下の方。
水しぶき感じられるかな?
滝壺
ややエメラルドグリーンな色がキレイだった。
白糸の滝は今まで見た中で一番気に入った。何本もの滝の集合体なので景色として奥行きがある。水自体もキレイだし、南向きで日当たりがいいので光が反射してより清らかに見える。しばらく工事中になるので見に行けとお奨めできないのが残念。それと、どうせなら工事するなら音止めの滝も間近までいけるようにして欲しい。
ーーーー続く。