2012年09月17日

霧降高原道路〜日塩もみじライン

15日土曜日の旅日記の続き。

霧降高原道路と日塩もみじライン。
霧降は「きりふり」、日塩は「にちえん」と読む。日光と塩原を結んでいるから日塩なのだが、日光市ではあっても鬼怒川(温泉)と塩原温泉を結んでいるといった方が地理的にはピンとくる。

霧降高原道路は全長16キロ、日塩もみじラインが28キロ。どちらも高いところでは標高1000メートルを超える。16キロ+28キロ=44キロ、両道路の途中の一般道も含めて50キロ以上の高原道路を満喫してきた。


といいたいところだが、霧降高原道路では遅いクルマにブロックされて思うように走れず。林道のような超クネクネではないが、ごらんのようなワインディングロードだからパスできるポイントも少ない。遅いクルマが数台いて、その後ろにクルマを抜きかねているバイクが数台いて、それらをまとめては無理なので要所要所での状況判断力と度胸が試される。 
3霧降

もともと有料道路だったところだから道幅もそれなりにある。極端にキツイコーナーもなく、もっとすいていたらとてもいい道だったと思う。もっともいい道だから観光客もやってくるのわけで仕方がない。途中で、クルマをパスするのも面倒になってゆったりツーリングを楽しむことに方針変更。これも状況判断力のうち。景色を楽しみながら走らないともったいない。特に山頂付近の牧場周辺は山道ではなく平坦な地形だから、見通しがよくいかにも高原を走っている気分になる。


途中の駐車場。
私のバイクだけがポツンと写っているが、ほかにバイクとクルマが数台ずつ。
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標高1440メートル。
別に中禅寺湖と比較しなくてもいいと思うのだが、ライバル意識?
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気温は23度。充分に涼しい。
この標識と、バイクの写真をクリックして大きくすればトンボが写っているのがわかる。群馬・栃木はトンボが多いのかな。草木湖で見たのと同じ種類のトンボ。名前は知らず。


立派な?枯れ木。
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何となく雲が厚い。
でも霧降という地名なら霧も多いのが普通だろうからと、あまり気にせず。



大笹牧場に到着。
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先ほども書いたように、牧場周辺エリアに入ってからは視界が開けて道路がいい感じ。しかし、どこでバイクを停めようかと考えているうちに牧場に着いてしまい、写真を撮りそびれた。だからネットで見つけた写真を紹介


かなり大きなレストハウス。
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駐車場も広く無料。
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バイクも多かった。
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案内図。
レストハウスに立ち寄っただけで、牛や馬とは触れあえなかった。
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天然水。
写真には写っていないが子供がたくさん集まっていたので
並んでまでは飲まなかった。
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レストハウスの売店。
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レストランがあったが、ジンギスカンが名物メニューの模様。
一人で肉を焼くのもつまらないし、ビールも飲まずに食べる気もしないのでパス。ジンギスカン以外はカレーとソバくらいであまり力が入っていない。

それでレストハウスの外の売店をぶらつく。
イワナとヤマメのお店。牧場なのに(^^ゞ
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焼き串のお店。
コロッケとかフランクフルトもあって、それはケースに入っているのに焼き串が見あたらない。売り切れかと尋ねると「いいえ」ということで一本頼む。
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その場で焼くというか、ある程度焼いたのを暖めるというか。
それにしても小さい!
特においしくもなかった。
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こっちのカフェ屋台では焼きそばとかき氷を売っている。
焼きそばを頼む。愛想のいい店員に焼きたてですと渡されたが、パックに入った焼きそばは生ぬるい。私の前にいた人がかき氷を注文していて、そちらはおいしそうだった。しかし気温23度でかき氷はチョット。
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せっかく牧場に来たのだから牛乳を飲む。
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これも小さな紙コップ。150ccくらいか。
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期待していたが、別に普段の牛乳と変わらず。
かなりガッカリ。ジンギスカンを食べなくて正解だったかもーーー。



駐車場から見た牧場の風景。
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微妙な青空。
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トンボ。
あまりアップにすると気持ち悪い。
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大笹牧場を後にして霧降高原道路を進む。大笹牧場でUターンして引き返す人が多いのか、ここから先はほとんど独走状態。


霧降高原道路の最後にあった川治ダム。
草木ダムほどではないが、ここも渇水気味。
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日塩もみじラインもガラガラ。
名前からわかるように、ここは紅葉がメインの観光道路。
ただし紅葉の頃は、かなり寒いらしい。
4もみじライン

感想は普通の山中道。霧降高原道路ほど視界が開けていない。それと同じパターンを繰り返すコーナーが多い。


小さな駐車場があったので入ってみる。
山が見えるだけで、たいした景色にあらず。
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もみじラインの道路。
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しばらくすると、別の駐車場があって、そこは富士見台という名前がついている。冬の晴天時には富士山が見えると書いてある。
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もちろん、この日は富士山は見えない。
(写真は富士山方向ではない)
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こっちは大きな駐車場。
いかに、もみじラインが空いていたかを表現した写真。
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今回は渡良瀬渓谷沿いの国道122号線、霧降高原道路、日塩もみじラインと峠道を100キロ以上走った。今回のツーリングはそれがメイン。でも道路を走った感想を文章にするのは難しい。写真もどこでも駐車できるわけではなく、特に峠道は道幅が狭いので駐めるところが限られている。それに「いい景色だな」と思った瞬間には、そこを通り過ぎているわけで。


話は変わるが利き足、軸足の区別はご存じ?
ボールを蹴るのが利き足、その反対が軸足である。人間はたいていのことを利き足からスタートするようにできている。パンツをはくのも靴を履くのも利き足から。軸足からパンツをはくと転けそうになるから試してみて。階段を上るのも下るのも利き足から、というか歩き出すのも必ず利き足からである。利き足は動かす足、軸足は踏ん張る足ともいえる。

バイクで右コーナーを苦手な人が多い。これは軸足が左足だから。バイクは傾いて曲がっていくので右コーナーで内側・下側になる右足に「しっかり感」がないからといわれている。私はサウスポーなので軸足が右足。だから逆に右コーナーが得意で左コーナーが苦手(だった)。

それで今回の長い峠道ツーリングで、左コーナーの曲がり方をいろいろ工夫してみた。バイクなんて顔を向けた方向に曲がるという人もいるが、それほど器用ではないので、体重のかけ方や体のひねり方・動かし方をあれこれ試行錯誤。実際にはきわめて感覚的かつ微妙な動きだから、傍から見れば体を動かしているようには見えないと思う(だからコーナーを早く走れないのかもしれない)。でも工夫の甲斐あって100キロを走り終える頃には左コーナーへの苦手意識はかなり少なくなった。メデタシメデタシ。

が、しか〜しである。
左コーナーは多少うまくなったが、今度は右コーナーがスムーズに曲がれなくなってしまった(>_<) 左コーナーと同じ動きを右コーナーで行っても、バイクがあまり反応しないのである。だから大回りになってしまう。しかも悪いことに、いままでどうやって右コーナーを回っていたかをーーー忘れた(/o\) 

忘れたというか、具体的な方法論だったわけではなく感覚的な操縦だったので、新しい左コーナーの動作を繰り返して身体が覚えた頃に、以前の動作が身体の記憶から消されてしまったみたい。記憶容量少ないゾ私の身体!

これが今回の予想外の出来事その1である。
しかし同じようにやって、なぜ右コーナーでバイクが曲がらないのか?
しかも軸足側なのに。ディーラーに文句いってやろ(^^ゞ


ーーー続く。

wassho at 14:08│Comments(0)   *ツーリング 

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