2012年09月29日
馬堀海岸〜観音崎〜佐島
始まりはそれほど暑くなく、お盆過ぎから猛暑っぽくなり、その残暑がずっと続いていた東京の夏。でも十日ほど前から突然秋になって涼しい日々。しかし予報によると、この29日だけ暑さが盛り返して最高32度の予想。
今年の夏は暑さ対策で海ツーリングを封印してきた。でも標高の高い場所は遠いし、やっぱり夏=海だし、せっかく夏が1日だけ戻ってきたのだから海でも眺めに行こうかと。真夏と違って湿度は高くなく、夕方になれば気温も早く下がるはず。というわけで三浦半島から湘南方面をグルッと回ってきた。
ルート案内するほどの場所でもないので、地図はバイクを停めた地点のみ。まずは第三京浜〜横浜新道〜横浜横須賀道路と高速を乗り継いで終点の馬堀海岸まで。

馬堀(まほり)海岸は2キロくらいの長さだと思うが、その前後の横須賀や観音崎と違って思いっきり南国風である。横須賀方面から走ってくると突然、宮崎にでもワープしたような錯覚に陥る。だだし道路を走っていて海は見えない。駐車場もないので、今まで海沿いのの壁の向こう側は見たことがなかった。
ここは駐車場がない。
バイクを適当なスペースに駐めて馬堀海岸探検。
南国風に感じるのはフェニックスがあるから。真冬の関東地方でも育つのだからかなり寒さに強いともいえるが、やはりこれがあると南国ムード漂うね。
壁を渡ると遊歩道があって、さらに一段低いところにも遊歩道があった。ナンのため? そして真ん中にある大きな石の下は海水が流れている。堤防になっているのは高い位置の遊歩道部分だけのようである。何か目的があるのだろうけれど、よく理解できない構造。
堤防への疑問(/_')/ソレハコッチニオイトイテ
ボケーッと海を眺める。
横須賀方向。
馬堀海岸は北向きなので、正面は千葉ではなく横浜か川崎だと思う。
観音崎方向。
3.11以降、この注意書きには敏感である(>_<)
これはふざけたり酔っぱらって落ちた人用かな?
釣りは禁止らしいが、
潜って捕ってはダメとは書いていなかった。何が捕れるのか興味があったが、泳いで向こうの方にいってしまったので成果は確認できず。
馬堀海岸から観音崎へは2キロほど。
バイクでここに来たのは今日で5回目くらいか。高速が渋滞していなければ自宅から1時間で来られる。自然の海岸線を眺められる一番近い場所だから気に入っている。
おなじみの海岸。山の上の白い塔は灯台ではなく、東京湾海上交通センターのレーダー。ここから東京湾を航行する船舶を管制している。
おなじみの謎の構造物。
どこでも必ずいるおなじみの釣り人。
いつも思うのだが、観音崎や三浦海岸当たりは潮の香りが強い。海岸によって強さが違う理由は何かあるのだろうか?
こっちが観音崎灯台。
公園の遊歩道を歩いていたら、思った以上に暑かったので登らなかった。
大きな船をNEX-5Nのデジタルズームで拡大して。空荷なのか、押したら倒れそうなくらい船が浮かび上がっている。ちなみに灯台もデジタルズーム。3倍程度までだったら、まあまあキレイに撮れる。
地面すれすれのローアングルで。調子に乗って波打ち際ギリギリまで近づいたら、カメラに波飛沫(しぶき)が掛かってしまった。
以前も通った洞窟トンネル。
このトンネルを抜けると公園の外に出る。
展望園地に行ってみることにする。
観音崎公園は70ヘクタール以上ある広大な敷地。今までは観音崎園地と呼ばれるエリアの海沿いしか歩いたことがない。
こんな坂を下っていく。
左手に大砲のようなものが見えた。
そんなに広いスペースじゃない。
観音崎園地から300メートルほど離れただけだから、見える海の景色も同じ。
先ほどの大砲。
黒船来港当時ではなく、明治時代の東京湾防衛用?で観音崎にはいくつもの砲台があったらしい。
28サンチ? センチなのかインチなのかどっち?
正解はセンチ。センチのフランス語読みがサンチらしい。
砲身のところにスリットが入っているので冷却用の二重構造の砲身かーーーと勝手に想像する。しかし、よく見るとこの大砲はオール木製! スリットではなく細長い板で丸い砲身を作るためだったのね(^^ゞ 地元のボランティアが製作したと解説版にあった。
暑かったので屋根付きのベンチで休憩。
代わり映えしないが海の写真。
展望園地からは海沿いの遊歩道ではなく、
公園の中を走っている車道を歩いて帰ってきた。
途中のトンネル。
心霊写真でも撮れるかと思ってシャッターを押してみたら、やたら明るく写ってしまった。実際のトンネルの中はもっと薄暗い。NEX-5Nはカメラマニアから高感度番長と呼ばれている。たぶんフラッシュを使わなくても暗い場所で撮れるという意味。フラッシュを使うのは好きじゃないから、それは私にとって好都合。でも暗いところは暗い感じで、つまり見た目どおりに写って欲しい。逆に明るい場所で暗く写ることがよくあるのも困りもの。
とりあえず本日の教訓:NEX-5Nは心霊スポット探検には向かない(^^ゞ
このかわいらしい灯台は
ガードレール代わり。なかなか洒落てる。
せっかくなので三浦半島を横切って湘南の海も見て帰ることにする。
何となくやってきたのが佐島という場所。
ここには佐島マリーナがある。逗子や葉山のマリーナに較べれば全国的な知名度は今ひとつな存在。湘南海岸を走るのは国道134号線だが、佐島のあたりでは少し山側に位置しており国道から佐島は見えない。
佐島マリーナの隣にはオモチャ・コレクターの北原照久氏の自宅がある。旧皇族の別邸で、家の中にボートを引き込める施設のある、たぶん日本で唯一の存在。彼が手放すときは私が買おうと思っている(^^ゞ
どんな家かは「北原 自宅」とかで検索すればいっぱい紹介されている。とりあえず概略はここで。佐島マリーナに行くにはその家の前を通る。当日はガーデンパーティーみたいなことをやっていた。門は開きっぱなしだったので、バイクに乗る格好じゃなければ潜り込めたかも。
写真を整理していて初めて気付いた。
ここから先は立ち入り禁止だったらしい(^^ゞ
佐島マリーナ。
ヨット。
クルーザー。
エアコンの室外機がついていた。そういえば長らく松方弘樹がマグロを釣っている番組を見ていない。以前はよく放送していて、けっこう好きだったのに。
マリーナの隣は漁港。
漁船はそれほど大きくないのに、漁港においてある網は巨大だった。絡まったら大変だろうなといらぬ心配をする。
やっぱり、どこにでも釣り人はいる。
佐島では漁港の堤防に遮られて海がよく見えなかったので、そのまま湘南海岸を江ノ島方向に走る。
写真は由比ヶ浜(ゆいがはま)。浜の奥の方は材木座海岸。遠くに見えるマンション群は逗子マリーナ。西武が開発したが、今はブライダル産業のリビエラグループの所有でリビエラ・逗子マリーナと呼ばれる。
台風17号接近で波が入っていると期待していたが、まだ遠すぎたみたい。
江ノ島を眺めて、その後は辻堂あたりで湘南海岸を離れて東京に戻ってきた。走行距離不明。ガレージでメーターを見てくるのを忘れた。まあ徘徊だから(^^ゞ 台風が過ぎ去ったら一気に気温が下がるのかな。というわけでもうすぐ10月だけれどサヨナラ2012年の夏なツーリングでした。
今年の夏は暑さ対策で海ツーリングを封印してきた。でも標高の高い場所は遠いし、やっぱり夏=海だし、せっかく夏が1日だけ戻ってきたのだから海でも眺めに行こうかと。真夏と違って湿度は高くなく、夕方になれば気温も早く下がるはず。というわけで三浦半島から湘南方面をグルッと回ってきた。
ルート案内するほどの場所でもないので、地図はバイクを停めた地点のみ。まずは第三京浜〜横浜新道〜横浜横須賀道路と高速を乗り継いで終点の馬堀海岸まで。

馬堀(まほり)海岸は2キロくらいの長さだと思うが、その前後の横須賀や観音崎と違って思いっきり南国風である。横須賀方面から走ってくると突然、宮崎にでもワープしたような錯覚に陥る。だだし道路を走っていて海は見えない。駐車場もないので、今まで海沿いのの壁の向こう側は見たことがなかった。
ここは駐車場がない。
バイクを適当なスペースに駐めて馬堀海岸探検。
南国風に感じるのはフェニックスがあるから。真冬の関東地方でも育つのだからかなり寒さに強いともいえるが、やはりこれがあると南国ムード漂うね。
壁を渡ると遊歩道があって、さらに一段低いところにも遊歩道があった。ナンのため? そして真ん中にある大きな石の下は海水が流れている。堤防になっているのは高い位置の遊歩道部分だけのようである。何か目的があるのだろうけれど、よく理解できない構造。
堤防への疑問(/_')/ソレハコッチニオイトイテ
ボケーッと海を眺める。
横須賀方向。
馬堀海岸は北向きなので、正面は千葉ではなく横浜か川崎だと思う。
観音崎方向。
3.11以降、この注意書きには敏感である(>_<)
これはふざけたり酔っぱらって落ちた人用かな?
釣りは禁止らしいが、
潜って捕ってはダメとは書いていなかった。何が捕れるのか興味があったが、泳いで向こうの方にいってしまったので成果は確認できず。
馬堀海岸から観音崎へは2キロほど。
バイクでここに来たのは今日で5回目くらいか。高速が渋滞していなければ自宅から1時間で来られる。自然の海岸線を眺められる一番近い場所だから気に入っている。
おなじみの海岸。山の上の白い塔は灯台ではなく、東京湾海上交通センターのレーダー。ここから東京湾を航行する船舶を管制している。
おなじみの謎の構造物。
どこでも必ずいるおなじみの釣り人。
いつも思うのだが、観音崎や三浦海岸当たりは潮の香りが強い。海岸によって強さが違う理由は何かあるのだろうか?
こっちが観音崎灯台。
公園の遊歩道を歩いていたら、思った以上に暑かったので登らなかった。
大きな船をNEX-5Nのデジタルズームで拡大して。空荷なのか、押したら倒れそうなくらい船が浮かび上がっている。ちなみに灯台もデジタルズーム。3倍程度までだったら、まあまあキレイに撮れる。
地面すれすれのローアングルで。調子に乗って波打ち際ギリギリまで近づいたら、カメラに波飛沫(しぶき)が掛かってしまった。
以前も通った洞窟トンネル。
このトンネルを抜けると公園の外に出る。
展望園地に行ってみることにする。
観音崎公園は70ヘクタール以上ある広大な敷地。今までは観音崎園地と呼ばれるエリアの海沿いしか歩いたことがない。
こんな坂を下っていく。
左手に大砲のようなものが見えた。
そんなに広いスペースじゃない。
観音崎園地から300メートルほど離れただけだから、見える海の景色も同じ。
先ほどの大砲。
黒船来港当時ではなく、明治時代の東京湾防衛用?で観音崎にはいくつもの砲台があったらしい。
28サンチ? センチなのかインチなのかどっち?
正解はセンチ。センチのフランス語読みがサンチらしい。
砲身のところにスリットが入っているので冷却用の二重構造の砲身かーーーと勝手に想像する。しかし、よく見るとこの大砲はオール木製! スリットではなく細長い板で丸い砲身を作るためだったのね(^^ゞ 地元のボランティアが製作したと解説版にあった。
暑かったので屋根付きのベンチで休憩。
代わり映えしないが海の写真。
展望園地からは海沿いの遊歩道ではなく、
公園の中を走っている車道を歩いて帰ってきた。
途中のトンネル。
心霊写真でも撮れるかと思ってシャッターを押してみたら、やたら明るく写ってしまった。実際のトンネルの中はもっと薄暗い。NEX-5Nはカメラマニアから高感度番長と呼ばれている。たぶんフラッシュを使わなくても暗い場所で撮れるという意味。フラッシュを使うのは好きじゃないから、それは私にとって好都合。でも暗いところは暗い感じで、つまり見た目どおりに写って欲しい。逆に明るい場所で暗く写ることがよくあるのも困りもの。
とりあえず本日の教訓:NEX-5Nは心霊スポット探検には向かない(^^ゞ
このかわいらしい灯台は
ガードレール代わり。なかなか洒落てる。
せっかくなので三浦半島を横切って湘南の海も見て帰ることにする。
何となくやってきたのが佐島という場所。
ここには佐島マリーナがある。逗子や葉山のマリーナに較べれば全国的な知名度は今ひとつな存在。湘南海岸を走るのは国道134号線だが、佐島のあたりでは少し山側に位置しており国道から佐島は見えない。
佐島マリーナの隣にはオモチャ・コレクターの北原照久氏の自宅がある。旧皇族の別邸で、家の中にボートを引き込める施設のある、たぶん日本で唯一の存在。彼が手放すときは私が買おうと思っている(^^ゞ
どんな家かは「北原 自宅」とかで検索すればいっぱい紹介されている。とりあえず概略はここで。佐島マリーナに行くにはその家の前を通る。当日はガーデンパーティーみたいなことをやっていた。門は開きっぱなしだったので、バイクに乗る格好じゃなければ潜り込めたかも。
写真を整理していて初めて気付いた。
ここから先は立ち入り禁止だったらしい(^^ゞ
佐島マリーナ。
ヨット。
クルーザー。
エアコンの室外機がついていた。そういえば長らく松方弘樹がマグロを釣っている番組を見ていない。以前はよく放送していて、けっこう好きだったのに。
マリーナの隣は漁港。
漁船はそれほど大きくないのに、漁港においてある網は巨大だった。絡まったら大変だろうなといらぬ心配をする。
やっぱり、どこにでも釣り人はいる。
佐島では漁港の堤防に遮られて海がよく見えなかったので、そのまま湘南海岸を江ノ島方向に走る。
写真は由比ヶ浜(ゆいがはま)。浜の奥の方は材木座海岸。遠くに見えるマンション群は逗子マリーナ。西武が開発したが、今はブライダル産業のリビエラグループの所有でリビエラ・逗子マリーナと呼ばれる。
台風17号接近で波が入っていると期待していたが、まだ遠すぎたみたい。
江ノ島を眺めて、その後は辻堂あたりで湘南海岸を離れて東京に戻ってきた。走行距離不明。ガレージでメーターを見てくるのを忘れた。まあ徘徊だから(^^ゞ 台風が過ぎ去ったら一気に気温が下がるのかな。というわけでもうすぐ10月だけれどサヨナラ2012年の夏なツーリングでした。
wassho at 17:04│Comments(0)│
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