2012年12月05日
シャルダン展 ー 静寂の巨匠
仕事の合間に、三菱一号館美術館で開催されているシャルダン展に行ってきた。この美術館はオフィスから徒歩15分くらい。近くて便利なのだが、小さな美術館なので人気展だと入場までかなり並ぶ。今まで2回訪れたが、いずれも長蛇の列だったので断念。すぐにオフィスに戻れるから迷わず諦められるのがいいところ。
手前にあるクラシックな建物が三菱一号館で、その後ろが丸の内パークビルディング。三菱一号館は昔の建物が保存されているのではなく、2009年に完成した新築ビル。なぜこんなクラシックなデザインなのかというと
●明治時代、この地にこれと同じデザインの建物があった。
●三菱が丸の内に建てた最初のビルなので三菱一号館と呼ばれた。
●三菱一号館は昭和の中頃に取り壊されて、新しいビルが建った。
●そのビルと、丸の内パークビルディングのところに建っていたビルも
老朽化したので、再びまとめて取り壊してこのエリアを再開発した。
●新しい三菱一号館は丸の内パークビルディングの付属設備みたいな
位置づけ。
だいたい、こんないきさつ。
明治時代とまったく同じデザインにした理由は知らない。クラシックな感じで評判いいみたいだけれど、昔の設計でそのまま復刻するなんて、私にいわせればデザインの放棄。一方で丸の内パークビルディングは私の知る限り日本で一番かっこいいビル建築。でも太さの割に高さがたりない。丸の内は皇居に近く、高いビルを建てられないという都市伝説がある。やっぱりそうなのかな?
美術館への入り方が少し変わっている。三菱一号館の入り口から入るのではなく、三菱一号館と隣のビルの間にある通路(写真で白いコートを着た女性が写っている後ろあたり)から、まず建物の中庭に入る。
ついでにいうと、ここをまっすぐ歩いて信号をいくつか渡ると皇居である。
こういうところをくぐり抜けると、
こんな中庭がある。
三菱一号館と丸の内パークビルディングの間のスペース。
この中庭が、ここの再開発の売り。一瞬、丸の内にいることを忘れる。
クリスマスツリーが飾ってあった。
ひざまづいている女性はお祈りをしているのではなく、いわゆるカメラ女子。大きな一眼レフデジカメで熱心に撮影していた。ちなみに私が撮っているのはiPhone。
それで三菱一号館美術館の入り口は中庭側にある。
要は中庭を通らせたかったのね。
長くなったので、肝心の展覧会の話は次回に。
ーーー続く
手前にあるクラシックな建物が三菱一号館で、その後ろが丸の内パークビルディング。三菱一号館は昔の建物が保存されているのではなく、2009年に完成した新築ビル。なぜこんなクラシックなデザインなのかというと
●明治時代、この地にこれと同じデザインの建物があった。
●三菱が丸の内に建てた最初のビルなので三菱一号館と呼ばれた。
●三菱一号館は昭和の中頃に取り壊されて、新しいビルが建った。
●そのビルと、丸の内パークビルディングのところに建っていたビルも
老朽化したので、再びまとめて取り壊してこのエリアを再開発した。
●新しい三菱一号館は丸の内パークビルディングの付属設備みたいな
位置づけ。
だいたい、こんないきさつ。
明治時代とまったく同じデザインにした理由は知らない。クラシックな感じで評判いいみたいだけれど、昔の設計でそのまま復刻するなんて、私にいわせればデザインの放棄。一方で丸の内パークビルディングは私の知る限り日本で一番かっこいいビル建築。でも太さの割に高さがたりない。丸の内は皇居に近く、高いビルを建てられないという都市伝説がある。やっぱりそうなのかな?
美術館への入り方が少し変わっている。三菱一号館の入り口から入るのではなく、三菱一号館と隣のビルの間にある通路(写真で白いコートを着た女性が写っている後ろあたり)から、まず建物の中庭に入る。
ついでにいうと、ここをまっすぐ歩いて信号をいくつか渡ると皇居である。
こういうところをくぐり抜けると、
こんな中庭がある。
三菱一号館と丸の内パークビルディングの間のスペース。
この中庭が、ここの再開発の売り。一瞬、丸の内にいることを忘れる。
クリスマスツリーが飾ってあった。
ひざまづいている女性はお祈りをしているのではなく、いわゆるカメラ女子。大きな一眼レフデジカメで熱心に撮影していた。ちなみに私が撮っているのはiPhone。
それで三菱一号館美術館の入り口は中庭側にある。
要は中庭を通らせたかったのね。
長くなったので、肝心の展覧会の話は次回に。
ーーー続く
wassho at 23:14│Comments(0)│
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