2013年03月25日
三浦海岸の河津桜 その3
河津桜ツーリングの最終章。
といっても、サクラの話は前回でおしまい。
ところで東京のソメイヨシノは史上2番目の早さでの開花だそうで、先週の木曜日くらいからほぼ満開になった。もっとも本日は最高気温10度ちょっとでコート着用。冷たい雨も降っている。
ソメイヨシノは全国的に一番多い品種だとと思う。特に東京の場合ちょっとしたサクラ並木なら、自宅の周りでも住宅地の中、商店街、緑道と呼ばれる遊歩道などそこらじゅうにあって数え切れないくらい。もちろん街角の公園でもサクラを植えてあるところは多い。だからだろうか、毎日どこかで見かけるから、あまりサクラの花見に出かけようというモチベーションが起こらないんだなあ。かつては1日に3件の花見をハシゴしたこともあったのに。
さて線路沿いの河津桜を満喫した後は、三浦半島を軽く走ってきた。三浦海岸駅からはバイクで1〜2分で三浦海岸の南端にでる。そこから海沿いをのんびりツーリング。久しぶりに潮の匂いを嗅ぐ。このあたりは海を見ながら少しだけクネクネ走れる場所もあって、わりと好きなエリア。葉山や逗子のいわゆる湘南の海岸沿いは、海はよく見えても道路的には単調でそれほど楽しくはない。
どこか適当なところで食事をしたかったが、適当なところが見つからずフラフラと三崎まで来てしまった。
三崎はマグロで有名。もっとも三崎の海でマグロが捕れるわけではなく、マグロ漁船の水揚げ港というだけなんだが。とうぜん三崎のマグロは遠洋漁業の冷凍物。冷静に考えれば三崎でマグロを食べる必然性はあまりない。もちろん三崎は普通の漁港としても機能しているから、マグロ以外に相模湾の近海物もある。
ところで三崎はなぜマグロの水揚げ港として栄えているのだろう。最大の消費地である東京までは微妙に遠いような気がする。ちなみに三崎は神奈川県三浦市三崎。でも三崎がマグロで有名で、三浦市がいまいちマイナーなものだから、三崎市と勘違いしている人が意外と多い。
クネクネと走っているうちに三崎の中心部分にでる。
左の大きな建物は「うらり」という、いわゆる海産物販売センター。このあたりは観光客向け価格の店が多いからスルーするつもりだったが、なんとなく立ち止まってしまった。
駐車場ではないが、バイクがたくさん駐まっていたのでBMW F800Rも便乗。
とりあえず「うらり」の中に入ってみる。
なかなか賑やかだった。
魚の切り身を買ったことがないので、安いのかどうかは見当がつかず。
ドッカーンとマグロの頭。
ちょっと写真がわかりづらいが、マグロの切り身のコーナー。
「うらり」を海側から見たところ。この写真はホームページから借用。
「うらり」の上階部分は市民ホールなどが入っている。
ここはゲストバースと呼ばれるレンタル船着き場。
1回2500円との看板があった。写真の船が二重パーキングしているのは1隻分の2500円で済まそうとしているからか?
こっちは、ちょっとよさげなクルーザー。
そういえばバブルの頃は、こういうクルーザーを借りてよく合コンをした(^^ゞ
アベノミクスで景気がよくなったら、またやりますか!
たぶんマグロ漁船だと思う。
埠頭の先のほうまで行ってみる。
釣り人は常にどこにでもいる。何度か引用したお気に入りの記事。
埠頭の先端にも大型の漁船が泊まっていた。
タラップのようなものがでていて乗り込めそうだったが、船員の人影が見えたのでやめてた。
ところで昔は借金を返せなくなった人を、貸し主がマグロ漁船に乗り込ませたなんて話を聞いた。つまり、それだけマグロ漁船の給料は破格だったということ。今はどうなんだろうか? それとも単なる都市伝説、いや漁港伝説だったのかな。
そろそろ三時近かったのに「うらり」の周りのマグロ料理のお店は行列ができているところが多かった。丼物なら、そんなに違いはなかろうと行列のない暇そうなお店に入る。
最初に出てきた突き出し。
右奥のピントの合っていないのはマグロの胃袋。その手前はマグロの塩から。左側のやたらピントがクッキリあっているのは、何と説明してくれたかよく覚えていないが、まあ角煮みたいなもの。写真の腕が悪くておいしそうに撮れていないが、写真程度の味だった。
中トロ丼2500円。
かなり柔らかいマグロで口の中でとろけそうな食感。こういうマグロはあまり食べた記憶がない。味はあっさりめだったが値段なりの満足感はあった。行列のある店が近くにあるのに行列のない店に入るのはちょっと躊躇したけれど、板さんも仲居さんもまともな店でよかった。観光地であまり警戒しすぎると何もできなくなってしまう。
ところで
3月15日に水戸の偕楽園へ行ったときの気温が13〜14度。けっこう寒くて高速を走っていると身体が冷えた。二日後のこの日3月17日は15〜16度。どちらもバイクの気温計での表示。たった1〜2度しか違わず、日差しは同じようなものだったのに、この違いがやたら大きくてこの日はとても暑く感じた。
革ジャンの下に着てきた薄いダウンは、三浦海岸駅についたときに脱いで河津桜見物をして、その後にバイクに乗るときも着用せず。それでも暑くて途中で革ジャンのジッパーを下げて走る。特にまだ冬用のグローブをしていたので、手だけコタツの中のようで困った。真冬の指先にその温かさが欲しい(^^ゞ
湘南のほうまで足を伸ばすと、帰りに渋滞しそうだったので三浦半島の内陸部を適当に走ってから高速に乗る。内陸部は視界の開けた丘陵にキャベツ畑が広がっている。普段はなかなか見られない風景なので楽しい。写真は撮らずでゴメン。
走行145キロ。明るいうちに帰ってこられた。
この後も春は花見物中心でツーリングする予定。
電車のほうが早くて楽という説もあるんだがーーー。
おしまい
といっても、サクラの話は前回でおしまい。
ところで東京のソメイヨシノは史上2番目の早さでの開花だそうで、先週の木曜日くらいからほぼ満開になった。もっとも本日は最高気温10度ちょっとでコート着用。冷たい雨も降っている。
ソメイヨシノは全国的に一番多い品種だとと思う。特に東京の場合ちょっとしたサクラ並木なら、自宅の周りでも住宅地の中、商店街、緑道と呼ばれる遊歩道などそこらじゅうにあって数え切れないくらい。もちろん街角の公園でもサクラを植えてあるところは多い。だからだろうか、毎日どこかで見かけるから、あまりサクラの花見に出かけようというモチベーションが起こらないんだなあ。かつては1日に3件の花見をハシゴしたこともあったのに。
さて線路沿いの河津桜を満喫した後は、三浦半島を軽く走ってきた。三浦海岸駅からはバイクで1〜2分で三浦海岸の南端にでる。そこから海沿いをのんびりツーリング。久しぶりに潮の匂いを嗅ぐ。このあたりは海を見ながら少しだけクネクネ走れる場所もあって、わりと好きなエリア。葉山や逗子のいわゆる湘南の海岸沿いは、海はよく見えても道路的には単調でそれほど楽しくはない。
どこか適当なところで食事をしたかったが、適当なところが見つからずフラフラと三崎まで来てしまった。
三崎はマグロで有名。もっとも三崎の海でマグロが捕れるわけではなく、マグロ漁船の水揚げ港というだけなんだが。とうぜん三崎のマグロは遠洋漁業の冷凍物。冷静に考えれば三崎でマグロを食べる必然性はあまりない。もちろん三崎は普通の漁港としても機能しているから、マグロ以外に相模湾の近海物もある。
ところで三崎はなぜマグロの水揚げ港として栄えているのだろう。最大の消費地である東京までは微妙に遠いような気がする。ちなみに三崎は神奈川県三浦市三崎。でも三崎がマグロで有名で、三浦市がいまいちマイナーなものだから、三崎市と勘違いしている人が意外と多い。
クネクネと走っているうちに三崎の中心部分にでる。
左の大きな建物は「うらり」という、いわゆる海産物販売センター。このあたりは観光客向け価格の店が多いからスルーするつもりだったが、なんとなく立ち止まってしまった。
駐車場ではないが、バイクがたくさん駐まっていたのでBMW F800Rも便乗。
とりあえず「うらり」の中に入ってみる。
なかなか賑やかだった。
魚の切り身を買ったことがないので、安いのかどうかは見当がつかず。
ドッカーンとマグロの頭。
ちょっと写真がわかりづらいが、マグロの切り身のコーナー。
「うらり」を海側から見たところ。この写真はホームページから借用。
「うらり」の上階部分は市民ホールなどが入っている。
ここはゲストバースと呼ばれるレンタル船着き場。
1回2500円との看板があった。写真の船が二重パーキングしているのは1隻分の2500円で済まそうとしているからか?
こっちは、ちょっとよさげなクルーザー。
そういえばバブルの頃は、こういうクルーザーを借りてよく合コンをした(^^ゞ
アベノミクスで景気がよくなったら、またやりますか!
たぶんマグロ漁船だと思う。
埠頭の先のほうまで行ってみる。
釣り人は常にどこにでもいる。何度か引用したお気に入りの記事。
埠頭の先端にも大型の漁船が泊まっていた。
タラップのようなものがでていて乗り込めそうだったが、船員の人影が見えたのでやめてた。
ところで昔は借金を返せなくなった人を、貸し主がマグロ漁船に乗り込ませたなんて話を聞いた。つまり、それだけマグロ漁船の給料は破格だったということ。今はどうなんだろうか? それとも単なる都市伝説、いや漁港伝説だったのかな。
そろそろ三時近かったのに「うらり」の周りのマグロ料理のお店は行列ができているところが多かった。丼物なら、そんなに違いはなかろうと行列のない暇そうなお店に入る。
最初に出てきた突き出し。
右奥のピントの合っていないのはマグロの胃袋。その手前はマグロの塩から。左側のやたらピントがクッキリあっているのは、何と説明してくれたかよく覚えていないが、まあ角煮みたいなもの。写真の腕が悪くておいしそうに撮れていないが、写真程度の味だった。
中トロ丼2500円。
かなり柔らかいマグロで口の中でとろけそうな食感。こういうマグロはあまり食べた記憶がない。味はあっさりめだったが値段なりの満足感はあった。行列のある店が近くにあるのに行列のない店に入るのはちょっと躊躇したけれど、板さんも仲居さんもまともな店でよかった。観光地であまり警戒しすぎると何もできなくなってしまう。
ところで
3月15日に水戸の偕楽園へ行ったときの気温が13〜14度。けっこう寒くて高速を走っていると身体が冷えた。二日後のこの日3月17日は15〜16度。どちらもバイクの気温計での表示。たった1〜2度しか違わず、日差しは同じようなものだったのに、この違いがやたら大きくてこの日はとても暑く感じた。
革ジャンの下に着てきた薄いダウンは、三浦海岸駅についたときに脱いで河津桜見物をして、その後にバイクに乗るときも着用せず。それでも暑くて途中で革ジャンのジッパーを下げて走る。特にまだ冬用のグローブをしていたので、手だけコタツの中のようで困った。真冬の指先にその温かさが欲しい(^^ゞ
湘南のほうまで足を伸ばすと、帰りに渋滞しそうだったので三浦半島の内陸部を適当に走ってから高速に乗る。内陸部は視界の開けた丘陵にキャベツ畑が広がっている。普段はなかなか見られない風景なので楽しい。写真は撮らずでゴメン。
走行145キロ。明るいうちに帰ってこられた。
この後も春は花見物中心でツーリングする予定。
電車のほうが早くて楽という説もあるんだがーーー。
おしまい
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