2013年05月26日
生田緑地ばら苑
バラは春と秋に咲く。
去年の春は京成バラ園、秋は谷津バラ園に出かけた。年に2回、律儀に見に行くこともないのだが、何となくあのバラ園の香りを嗅ぎたくて出かけてきた。
今回は自宅から一番近いバラ園。
片道15キロほどだからツーリングというほどの距離じゃない。
生田緑地ばら苑とはーーー
小田急電鉄が経営する向ヶ丘遊園という遊園地が10年ほど前まであって、その敷地内にバラ園があった。遊園地閉鎖後はバラ園を川崎市が引き取って現在に至るーーーということらしい。向ヶ丘遊園には行ったことがあるような気もするし、ないような気もするし。行っていたとしても、かなり昔のことで誰と行ったかも思い出せない(^^ゞ
地図でバラ園を指しているやや左上側に緑色に塗られたエリアがある。そのあたりが生田緑地という公園である。面積は約180ヘクタールとかなり広い(ディズニーランドが約50ヘクタール)。公園といっても緑地を残そうというような趣旨の公園らしい。それなのに遊園地があったし今もゴルフ場はあるしと、イマイチよくわからない存在。そのうち緑地本体にも行ってみるつもりだが、特に目玉となるものもなくツーリングの目的地としては近すぎるので、いつになることやら。
地図は生田緑地ばら苑の位置関係だけ。
水色の線が東京と神奈川の境目の多摩川。だから東京から少しだけ神奈川に入ったあたり。ところで羽田空港は多摩川の河口の北側・東京側にある。意外と羽田空港の位置を知らない人が多いのでついでに紹介。
入り口は府中街道と呼ばれる神奈川県道9号線沿いにあってわかりやすい。数えてみると自宅から交差点を4回曲がるだけである。道路から入ってすぐのスペースは半分くらいが駐輪場に当てられておりバイクもそこに駐める。バイクは無料。しかし自転車がたくさんあるのでちょっと駐めにくい。写真を撮り忘れた。
生田緑地ばら苑は春と秋のバラのシーズンだけ開園している。
だから、これは春用の看板。閉園時間が早め。
ばら苑は小高い丘の上にある。
ということで駐輪場からテクテク登っていく。
ちなみにクルマの駐車場は丘の上の方にある。道路は三角コーンで左側が歩行者用、右側がクルマ用に別けられている。当然クルマはすれ違えないから登りと下りが交代交代の片側通行。敷地に入るまでに渋滞して、敷地に入った後もかなり待たされることになるからクルマで来るならそのつもりで。
登り道はまだまだ続く。
遊園地にリフトとか残っていなかったのかな(^^ゞ
途中にあった更地。
スケートリンクかリバープールの名残だろうか?
2つ上の写真では道路が奥で左にカーブしているが、そのカーブのところを右に入ったところがここ。片側通行なのでクルマが駐車場から「出待ち」をしている。誘導係の手際はよかった。
駐車場方向へ歩いていくと入り口の看板。
ーーーが、さらに階段。
誘導係の人が107段あるとか言っていた。
途中で振り返ると、こんな景色が見えるがたいしてうれしくもなし。
後半の階段。
どこのバラ園でも高齢者がたくさん来ているものだが、生田緑地ばら苑はこういうロケーションにあるせいか、来場者の平均年齢はやや低め。ただし高齢者や身体障害者は入り口で頼めば、ばら苑の真横まで車で送ってくれるサービスもあるようである。
ようやくばら苑に到着。
でも実際は10分くらいで、それほどきつくもなかった。
生田緑地ばら苑の全景。
登ってきたところより一段低い位置にある。
広さは谷津バラ園と同じくらいかな。
ちなみにバラの株数は
京成バラ園 7000株
谷津バラ園 7000株
生田緑地ばら苑 4500株
といわれているが、私の見たたところでは谷津バラ園と生田緑地ばら苑はほぼ同じ規模で、京成バラ園はそれらより2倍以上バラがあるように感じる。
ところで谷津バラ園は1957年、生田緑地ばら苑は1958年が創業で、どちらも創業当時は「東洋一のバラ園」とうたわれたとされる。ということは谷津バラ園は1年で東洋一の座を明け渡したことになるね。終戦から10年ほど経って高度成長期に入りつつあった当時の日本にとって「東洋一」というのが人々を引きつけるフレーズだったのかもしれない。
ちょっとした芝生があって、その周りが休憩スペースにもなっている。京成バラ園や谷津バラ園と違って生田緑地ばら苑は休憩する、座る場所が豊富にあるのが特徴。お弁当を広げている家族も多くいた。
なぜかバラ園ではお約束の白い西洋風彫像。
何かの寓話を題材にしているんだろうが、動物虐待にしか見えない(^^ゞ
全然関係ないが、鹿島灘海浜公園で松の芽を見つけて「今は茎のように見えているものが、そのうちほぐれてきて針のような松の葉になる(んだったと思う)」と書いたが、やっぱりそうでしたの証拠写真。
バラに話を戻して
いろんな形のバラがあるけれど、
やっぱりバラはこんな風に真ん中が軽く巻いている形が好き。
相変わらず黄色にはピントがビシっと合わない。
なお、このバラ園は黄色の品種が少なかったように思う。
好きーーー嫌いーーーと花占いをしたら日が暮れる?
これは配色がキレイで、食べたらおいしそうだった。
得意の青空入れアングルで撮るものの空の色がイマイチ。
ティッシュペーパーで作ったみたいなバラ。
白にピントは合わないものと諦める。
アップで撮るより少し離れてみていたほうがキレイだったかもしれない。
これは超ゴージャスで存在感があった。
やっぱり真ん中が軽く巻いたバラが好み。
アーチとか柱とかもバラ園のお約束。
他にもいろいろ種類があって、とても全部は撮りきれない。
とりあえず年に1回か2回、こんな風にバラだらけの場所に行くのはいいものである。生田緑地ばら苑は丘の上の窪地みたいなところにあるから、何となくバラの別世界にいるような気分も味わえる。京成バラ園や谷津バラ園は周りがマンションだらけで、それがちょっと興ざめ。
自宅から30分ほどの距離にこんな場所があって、なにか得した気分。土地は一杯余っているみたいだから、チューリップ苑とかネモフィラ苑とかも開設して欲しいなあ。
去年の春は京成バラ園、秋は谷津バラ園に出かけた。年に2回、律儀に見に行くこともないのだが、何となくあのバラ園の香りを嗅ぎたくて出かけてきた。
今回は自宅から一番近いバラ園。
片道15キロほどだからツーリングというほどの距離じゃない。
生田緑地ばら苑とはーーー
小田急電鉄が経営する向ヶ丘遊園という遊園地が10年ほど前まであって、その敷地内にバラ園があった。遊園地閉鎖後はバラ園を川崎市が引き取って現在に至るーーーということらしい。向ヶ丘遊園には行ったことがあるような気もするし、ないような気もするし。行っていたとしても、かなり昔のことで誰と行ったかも思い出せない(^^ゞ
地図でバラ園を指しているやや左上側に緑色に塗られたエリアがある。そのあたりが生田緑地という公園である。面積は約180ヘクタールとかなり広い(ディズニーランドが約50ヘクタール)。公園といっても緑地を残そうというような趣旨の公園らしい。それなのに遊園地があったし今もゴルフ場はあるしと、イマイチよくわからない存在。そのうち緑地本体にも行ってみるつもりだが、特に目玉となるものもなくツーリングの目的地としては近すぎるので、いつになることやら。
地図は生田緑地ばら苑の位置関係だけ。
水色の線が東京と神奈川の境目の多摩川。だから東京から少しだけ神奈川に入ったあたり。ところで羽田空港は多摩川の河口の北側・東京側にある。意外と羽田空港の位置を知らない人が多いのでついでに紹介。
入り口は府中街道と呼ばれる神奈川県道9号線沿いにあってわかりやすい。数えてみると自宅から交差点を4回曲がるだけである。道路から入ってすぐのスペースは半分くらいが駐輪場に当てられておりバイクもそこに駐める。バイクは無料。しかし自転車がたくさんあるのでちょっと駐めにくい。写真を撮り忘れた。
生田緑地ばら苑は春と秋のバラのシーズンだけ開園している。
だから、これは春用の看板。閉園時間が早め。
ばら苑は小高い丘の上にある。
ということで駐輪場からテクテク登っていく。
ちなみにクルマの駐車場は丘の上の方にある。道路は三角コーンで左側が歩行者用、右側がクルマ用に別けられている。当然クルマはすれ違えないから登りと下りが交代交代の片側通行。敷地に入るまでに渋滞して、敷地に入った後もかなり待たされることになるからクルマで来るならそのつもりで。
登り道はまだまだ続く。
遊園地にリフトとか残っていなかったのかな(^^ゞ
途中にあった更地。
スケートリンクかリバープールの名残だろうか?
2つ上の写真では道路が奥で左にカーブしているが、そのカーブのところを右に入ったところがここ。片側通行なのでクルマが駐車場から「出待ち」をしている。誘導係の手際はよかった。
駐車場方向へ歩いていくと入り口の看板。
ーーーが、さらに階段。
誘導係の人が107段あるとか言っていた。
途中で振り返ると、こんな景色が見えるがたいしてうれしくもなし。
後半の階段。
どこのバラ園でも高齢者がたくさん来ているものだが、生田緑地ばら苑はこういうロケーションにあるせいか、来場者の平均年齢はやや低め。ただし高齢者や身体障害者は入り口で頼めば、ばら苑の真横まで車で送ってくれるサービスもあるようである。
ようやくばら苑に到着。
でも実際は10分くらいで、それほどきつくもなかった。
生田緑地ばら苑の全景。
登ってきたところより一段低い位置にある。
広さは谷津バラ園と同じくらいかな。
ちなみにバラの株数は
京成バラ園 7000株
谷津バラ園 7000株
生田緑地ばら苑 4500株
といわれているが、私の見たたところでは谷津バラ園と生田緑地ばら苑はほぼ同じ規模で、京成バラ園はそれらより2倍以上バラがあるように感じる。
ところで谷津バラ園は1957年、生田緑地ばら苑は1958年が創業で、どちらも創業当時は「東洋一のバラ園」とうたわれたとされる。ということは谷津バラ園は1年で東洋一の座を明け渡したことになるね。終戦から10年ほど経って高度成長期に入りつつあった当時の日本にとって「東洋一」というのが人々を引きつけるフレーズだったのかもしれない。
ちょっとした芝生があって、その周りが休憩スペースにもなっている。京成バラ園や谷津バラ園と違って生田緑地ばら苑は休憩する、座る場所が豊富にあるのが特徴。お弁当を広げている家族も多くいた。
なぜかバラ園ではお約束の白い西洋風彫像。
何かの寓話を題材にしているんだろうが、動物虐待にしか見えない(^^ゞ
全然関係ないが、鹿島灘海浜公園で松の芽を見つけて「今は茎のように見えているものが、そのうちほぐれてきて針のような松の葉になる(んだったと思う)」と書いたが、やっぱりそうでしたの証拠写真。
バラに話を戻して
いろんな形のバラがあるけれど、
やっぱりバラはこんな風に真ん中が軽く巻いている形が好き。
相変わらず黄色にはピントがビシっと合わない。
なお、このバラ園は黄色の品種が少なかったように思う。
好きーーー嫌いーーーと花占いをしたら日が暮れる?
これは配色がキレイで、食べたらおいしそうだった。
得意の青空入れアングルで撮るものの空の色がイマイチ。
ティッシュペーパーで作ったみたいなバラ。
白にピントは合わないものと諦める。
アップで撮るより少し離れてみていたほうがキレイだったかもしれない。
これは超ゴージャスで存在感があった。
やっぱり真ん中が軽く巻いたバラが好み。
アーチとか柱とかもバラ園のお約束。
他にもいろいろ種類があって、とても全部は撮りきれない。
とりあえず年に1回か2回、こんな風にバラだらけの場所に行くのはいいものである。生田緑地ばら苑は丘の上の窪地みたいなところにあるから、何となくバラの別世界にいるような気分も味わえる。京成バラ園や谷津バラ園は周りがマンションだらけで、それがちょっと興ざめ。
自宅から30分ほどの距離にこんな場所があって、なにか得した気分。土地は一杯余っているみたいだから、チューリップ苑とかネモフィラ苑とかも開設して欲しいなあ。