2013年06月08日
相模原北公園にアジサイを見に行く
たぶんアジサイは物心ついた頃に最初にキレイだと思った花だったように思う。もっともそれはアジサイが大きくて色鮮やかと、単純にわかりやすくキレイだったからのような気がするが。それと実家や校庭の庭にも植えられていたアジサイの周りにはカタツムリがいて、それを見つけるのも楽しかった。少し大きくなってフランス料理ではカタツムリを食べると知った時は心底驚いたし、そして大人なって初めてエスカルゴを食べた時は、アイツらこんなにうまかったのかともう一度驚いた(^^ゞ
アジサイは今でも好きな花のひとつであるが、難点は梅雨のシーズンの花だということ。それに少し雨に降られて濡れていたたほうが風情があるのだから、バイクで見に行くにはまったく持って不都合な花でもある。でも毎日前を通る学校の前栽にアジサイが植えてあって、それが日々色濃くなっていくのを見ているうちに、どこかアジサイの名所に出かけるかと。
アジサイの名所はあちこちにある。今回出かけたのは神奈川県相模原市にある相模原北公園というところ。相模原市は市の花がアジサイで、ここと近くにある相模原麻溝公園にかなりのアジサイが植えられている。時期的にはもう1週間か2週間後後がベストだと思うが、本格的に梅雨になったらバイクで行けないので晴れ時々曇りの本日にお出かけ。
地図は毎度のグーグルマップ。
自宅からは45キロくらい。前回バラを見に行った生田緑地ほどではないが、ツーリングというほどの距離じゃない。世田谷通り・鶴川通り(東京と神奈川で呼び名が変わる)でのんびりと走る。
公園について適当な駐輪場に駐めて中に入る。
案内看板のようなものが見あたらない公園である。
適当に歩いていたらバラが植えられている一角に出た。
バラ専門のところと較べたら規模は小さいが、バラがあることは知らなかったので得した気分。それとこの日は風がほとんどなかったのでバラの香りがかなり濃厚に漂っていたのもいい感じ。
花の状態もよかったし種類も色々あった。
もちろん白や黄色のバラもあった。しかし例によってピントがボケボケでブログでは紹介できず。カメラなんて普通に撮る分にはとっくに完成したテクノロジーだと思っていたのに、どうも期待はずれなことが多い。
まだ蕾のバラも多かった。
とにかく今ここに来ると、バラとアジサイの両方が楽しめる。
それで肝心のアジサイはどこだとブラブラ公園を歩く。
ところどころなかなかいい感じ。
写っているのはモミジだから紅葉もキレイなのかな?
こんな池が見えて
降りてみたら遊び場になっていた。
するとその横に花菖蒲(はなしょうぶ)が植えられた一角が。
バラエティに富んだ公園である。
とにかく今ここに来ると、バラとアジサイと花菖蒲の3つが楽しめる(^^ゞ
いずれアヤメかカキツバターーーどっちも同じくらいキレイという意味。何となく美人2名を比較する時に使う言葉のような気がするのは私だけかな。似たような花だが、アヤメは花に虎のような模様(網目=あみめ=アヤメ)があり、カキツバタは白い模様がある。そしてこのように黄色の模様があるのが花菖蒲。ちなみに5月の節句にお風呂に入れるショウブは葉っぱの形が似ているだけで全然別物。
さらに進んでいくと、ようやくアジサイの植えられているエリアに出た。
このマルマルした感じがいいね。
公園にはいろいろな種類が植えられているが、この一角だけは1品種だけでかなり大きな面積を占めている。たぶん白いアジサイだと思うが、まだちょっと時期が早かったみたい。この景色が満開の白いアジサイで埋まると想像して楽しんだ。
ちなみに現在の成長度合いをアップで撮るとこんな感じ。
そのほかの満開のアジサイのアップ。
アジサイは色が変わる場合があるが、その途中だと思う。
色が変わることからアジサイの花言葉は「移り気」。私がアジサイに惹かれるのはそこが共通点だったりして(^^ゞ
白い部分がタコの吸盤のように見えた。
ハッキリした色もキレイだが、
こういう淡い色のがアジサイらしい気がする。
と、いいつつ濃い色のアジサイ。
赤系のアジサイは街中では少数派の気がする。
こういうツートーンもあまり見たことがない。
これはアジサイのつぼみのように見えるけれどちょっと違う。
これはガクアジサイという種類で、先に写真を貼り付けた丸く咲いているのはホンアジサイ。アジサイは大きく分けてこの2つに分類される。
さて、ここからの話がややこしい。
ホンアジサイの写真を見れば、たいていの人がアジサイの花というはず。実はアレは花じゃない。花の根元には萼(ガク)とよばれる花びらを支えている部分がある。実がなった時、ガクはヘタになっているといえばわかりやすいか。ホンアジサイで花のように見えるのはガクの見かけが花のように変化したものである。よく見れば雄しべも雌しべもないことに気付くはず。それで真ん中に花びらを留めるように丸いものがポツンとあるが、あれがアジサイの本当のツボミ。
ガクアジサイは言葉が二重にややこしい。周りに花のように見えるのホンアジサイと同じく萼(ガク)が変化したもの。真ん中に密集しているのが本物のツボミ。その萼(ガク)がツボミを額縁(がくぶち)のように取り囲んでいるからガクアジサイという。おなじガクでも萼と額の違い。ややこしいから囲みアジサイという名前にでもして欲しかった。
ホンアジサイもガクアジサイも、本物のツボミはやがて咲く。でもガクが花のようになって本物の花の機能が退化したのか、雄しべも雌しべがあっても基本的に実はつけない。だからアジサイは挿し木で増やすのが普通。なお書いたことの半分くらいは正しいと思っているが、適当な知識だから興味があったら自分で調べてね。
ガクアジサイの本物のツボミがいくつか咲いている。(クリックで拡大する)
ツボミは数ミリの大きさだから、アジサイの本当の花はとっても小さい。
ガクアジサイいろいろ。
アジサイエリアを離れて少しだけ公園を散歩。
アジサイエリアから出るところにあった純白のアジサイ。
こんな真っ白は初めて見た。
変わった花の咲いている木。
あまりキレイじゃなかったけど。
何か知らないけれど目立っていた植物。
見たことのない葉っぱをつけている木。
しばらく歩いていたら第2のバラエリア発見。
公園内に入る階段沿いに植えられていた。
あまりバラには見えないが確かにバラの香り。
外側の花びらの巻きがしっかりしているバラ。
何となく中途半端なバラアーチ。
こじゃれた建物をバックに、素人臭い構図で撮ってみる。
駐輪場に戻る。
アジサイツーリングのつもりだったが、
もうちょっとバイクで走ろうかと考えーーー。
ーーー続く
アジサイは今でも好きな花のひとつであるが、難点は梅雨のシーズンの花だということ。それに少し雨に降られて濡れていたたほうが風情があるのだから、バイクで見に行くにはまったく持って不都合な花でもある。でも毎日前を通る学校の前栽にアジサイが植えてあって、それが日々色濃くなっていくのを見ているうちに、どこかアジサイの名所に出かけるかと。
アジサイの名所はあちこちにある。今回出かけたのは神奈川県相模原市にある相模原北公園というところ。相模原市は市の花がアジサイで、ここと近くにある相模原麻溝公園にかなりのアジサイが植えられている。時期的にはもう1週間か2週間後後がベストだと思うが、本格的に梅雨になったらバイクで行けないので晴れ時々曇りの本日にお出かけ。
地図は毎度のグーグルマップ。
自宅からは45キロくらい。前回バラを見に行った生田緑地ほどではないが、ツーリングというほどの距離じゃない。世田谷通り・鶴川通り(東京と神奈川で呼び名が変わる)でのんびりと走る。
公園について適当な駐輪場に駐めて中に入る。
案内看板のようなものが見あたらない公園である。
適当に歩いていたらバラが植えられている一角に出た。
バラ専門のところと較べたら規模は小さいが、バラがあることは知らなかったので得した気分。それとこの日は風がほとんどなかったのでバラの香りがかなり濃厚に漂っていたのもいい感じ。
花の状態もよかったし種類も色々あった。
もちろん白や黄色のバラもあった。しかし例によってピントがボケボケでブログでは紹介できず。カメラなんて普通に撮る分にはとっくに完成したテクノロジーだと思っていたのに、どうも期待はずれなことが多い。
まだ蕾のバラも多かった。
とにかく今ここに来ると、バラとアジサイの両方が楽しめる。
それで肝心のアジサイはどこだとブラブラ公園を歩く。
ところどころなかなかいい感じ。
写っているのはモミジだから紅葉もキレイなのかな?
こんな池が見えて
降りてみたら遊び場になっていた。
するとその横に花菖蒲(はなしょうぶ)が植えられた一角が。
バラエティに富んだ公園である。
とにかく今ここに来ると、バラとアジサイと花菖蒲の3つが楽しめる(^^ゞ
いずれアヤメかカキツバターーーどっちも同じくらいキレイという意味。何となく美人2名を比較する時に使う言葉のような気がするのは私だけかな。似たような花だが、アヤメは花に虎のような模様(網目=あみめ=アヤメ)があり、カキツバタは白い模様がある。そしてこのように黄色の模様があるのが花菖蒲。ちなみに5月の節句にお風呂に入れるショウブは葉っぱの形が似ているだけで全然別物。
さらに進んでいくと、ようやくアジサイの植えられているエリアに出た。
このマルマルした感じがいいね。
公園にはいろいろな種類が植えられているが、この一角だけは1品種だけでかなり大きな面積を占めている。たぶん白いアジサイだと思うが、まだちょっと時期が早かったみたい。この景色が満開の白いアジサイで埋まると想像して楽しんだ。
ちなみに現在の成長度合いをアップで撮るとこんな感じ。
そのほかの満開のアジサイのアップ。
アジサイは色が変わる場合があるが、その途中だと思う。
色が変わることからアジサイの花言葉は「移り気」。私がアジサイに惹かれるのはそこが共通点だったりして(^^ゞ
白い部分がタコの吸盤のように見えた。
ハッキリした色もキレイだが、
こういう淡い色のがアジサイらしい気がする。
と、いいつつ濃い色のアジサイ。
赤系のアジサイは街中では少数派の気がする。
こういうツートーンもあまり見たことがない。
これはアジサイのつぼみのように見えるけれどちょっと違う。
これはガクアジサイという種類で、先に写真を貼り付けた丸く咲いているのはホンアジサイ。アジサイは大きく分けてこの2つに分類される。
さて、ここからの話がややこしい。
ホンアジサイの写真を見れば、たいていの人がアジサイの花というはず。実はアレは花じゃない。花の根元には萼(ガク)とよばれる花びらを支えている部分がある。実がなった時、ガクはヘタになっているといえばわかりやすいか。ホンアジサイで花のように見えるのはガクの見かけが花のように変化したものである。よく見れば雄しべも雌しべもないことに気付くはず。それで真ん中に花びらを留めるように丸いものがポツンとあるが、あれがアジサイの本当のツボミ。
ガクアジサイは言葉が二重にややこしい。周りに花のように見えるのホンアジサイと同じく萼(ガク)が変化したもの。真ん中に密集しているのが本物のツボミ。その萼(ガク)がツボミを額縁(がくぶち)のように取り囲んでいるからガクアジサイという。おなじガクでも萼と額の違い。ややこしいから囲みアジサイという名前にでもして欲しかった。
ホンアジサイもガクアジサイも、本物のツボミはやがて咲く。でもガクが花のようになって本物の花の機能が退化したのか、雄しべも雌しべがあっても基本的に実はつけない。だからアジサイは挿し木で増やすのが普通。なお書いたことの半分くらいは正しいと思っているが、適当な知識だから興味があったら自分で調べてね。
ガクアジサイの本物のツボミがいくつか咲いている。(クリックで拡大する)
ツボミは数ミリの大きさだから、アジサイの本当の花はとっても小さい。
ガクアジサイいろいろ。
アジサイエリアを離れて少しだけ公園を散歩。
アジサイエリアから出るところにあった純白のアジサイ。
こんな真っ白は初めて見た。
変わった花の咲いている木。
あまりキレイじゃなかったけど。
何か知らないけれど目立っていた植物。
見たことのない葉っぱをつけている木。
しばらく歩いていたら第2のバラエリア発見。
公園内に入る階段沿いに植えられていた。
あまりバラには見えないが確かにバラの香り。
外側の花びらの巻きがしっかりしているバラ。
何となく中途半端なバラアーチ。
こじゃれた建物をバックに、素人臭い構図で撮ってみる。
駐輪場に戻る。
アジサイツーリングのつもりだったが、
もうちょっとバイクで走ろうかと考えーーー。
ーーー続く