2013年08月18日

和風で冷たいイタリアンなアメリカン

アイスコーヒーの話である。
以前に紹介したエスプレッソのお湯割りであるカフェ・アメリカーノは、少し濃いめなのでアイスコーヒーにしてもいける。


作り方はこんな感じ。

お湯割りするのと同じ分量の水を鍋に入れ凍らせておく。そしてマキネッタに溜まった熱々のコーヒーを、鍋の氷の上にバサーッと。氷はわずかに残って、かき混ぜたら消えてなくなる程度に溶ける。つまり出来上がった時点で冷たいアイスコーヒーになっているのが、この氷鍋方式のメリット。

アイスコーヒーを普通にドリップで淹れたら熱々のコーヒーなので、しばらく放置して冷まさなければならない。冷めても、ぬるい程度じゃコップに入れた氷がすぐ溶けてアイスコーヒーが薄まってしまうので、さらに冷蔵庫で冷やす必要がある。もっともドリップで淹れるコーヒーの濃さを調節して、氷が張った鍋の上に注げば同じことになるが。でもまあ私はカフェ・アメリカーノのほうが好きなので。

氷の代わりに普通のコーヒーを凍らせて、ブラックアイのアイスコーヒー版も考えられる。でもアイスコーヒーは暑い時にガブガブ飲みたいので、ブラックアイじゃ濃すぎるような気がして今のところ試していない。手間を考えるなら普通にブラックアイを作ってから冷やしたほうがいいかもしれない。

この作り方の難点は、マキネッタはもともとエスプレッソを淹れる道具であるから容量が少ないこと。まとめてアイスコーヒーを作るにはマキネッタで何回も抽出しなければならない。熱せられたマキネッタを分解する時は火傷に気をつけなければならない。アイス用に大きなマキネッタを買うか去年の夏から検討中だが、ついグズグズと決断を先延ばし。



私は、ホットのコーヒーはクリームだけを入れて砂糖は入れない。でもなぜかアイスコーヒーは少し甘みがあるほうが好き。あるとき、思いつきでガムシロップの代わりにきな粉を買って入れてみた。ほのかな甘みときな粉の香りがなかなか美味しい。きな粉のコクもあるのでクリームも必要ない感じ。バイクでツーリングに行く時も、このきな粉入りアイス・カフェ・アメリカーノを水筒(魔法瓶)に入れて持っていく。きな粉は大豆なのでタンパク質だが、ミネラル分もかなり豊富。だから水やお茶を飲むより、熱中症予防にもいいのではないかと思っている。

ただし、きな粉はコーヒーに溶けない。かき混ぜれば拡散しているが口の中に粉っぽさを感じるのはいたしかたないところ。


マキネッタを持っている人はあまりいないだろうけど、市販のアイスコーヒーに、きな粉を入れても美味しいと思うよ。

wassho at 19:35│Comments(0) 生活、日常 

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