2013年08月23日

夏のバイクツーリングの秘密兵器 その2

【エアヘッド】

エアヘッドというのは商品名。
たぶん今年から発売されたと思う。
エアヘッド


商品だけ見ても、さっぱり使い道がわからないが
こういう風にヘルメットの中に装着する。
エアヘッド装着

モトリモーダというバイクウエアのセレクトショップみたいなところが発売している。オフィスの近くなので歩いて買いに行った。


ヘルメットに装着した写真のほうがわかりやすいと思うが、突起がいくつもついている。これによりヘルメットと頭のあいだに空間を作るのが目的。たいていのヘルメットは内側に空気を取り入れるエアインテークを備えているが、ヘルメットと頭が密着していたら空気を取り入れたって流れない。そこに着目したなかなかのアイデア商品。

そこで疑問がひとつ。こんなものを仕込んだらヘルメットのサイズが小さくなって被れなくなるのではないか? (ちなみにバイクのヘルメットは、被ったことがない人が初めて被ったらビックリするくらいキツキツなものです)


そんな疑問があるのになぜ買ったのか? 実はこれを買った第1の目的は涼しさじゃなくて、少し大きめだったヘルメットのサイズ調整だったから。

ヘルメットを買う時にLサイズでは少し小さく、XLサイズでは少し大きかった。それでXLサイズを買ったのだが、ヘルメットというものは使っているうちに内装材がヘタって薄くなり、つまりサイズ的に伸びて大きくなってくる。2年半経った現在、Lサイズにしておけばよかったという状態になっている。ヘルメットのサイズ調整のためのフィッティング材のようなものも売られていて、そろそろそういうものが必要かな思っていた時に、このエアヘッドを発見したという次第。


使ってみた結果、ヘルメットのブカブカ感は解消。ということは、たぶんピッタリサイズのヘルメットなら、これを付ければかなりきつくなるんじゃないかな。素材はシリコン製で柔らかく、部分的に突起をハサミやニッパーで切ることは簡単だから、ある程度は自分で調節できるだろうけれど。


本来の機能である涼しさや風の流れについてはまったく感じない。ただしこれには説明が必要で、前回のエントリーで紹介したように私はインナーキャップを被っているから。キャップ越しに風を感じるほど、もともとヘルメットの中に風は入ってこない。ただしインナーキャップが汗びっしょりで絞れるような状態になったり、そのインナーキャップを脱いだら髪の毛がビショビショでペッチャンコになっているというようなことは、これを装着してからなくなった。つまり涼しいほどかどうかは別として、ヘルメット内の空気の流れについてはそれなりに改善されていると思う。

誤解のないように補足するとインナーキャップが極端にビショビショにならなくなったということであり、汗はかくからそれなりにインナーキャップは濡れる。これを使ったら夏でも髪の毛はサラサラというようなことにはならない。それがインナーキャップなしで乗らない理由でもある。


私の場合はヘルメットのサイズ調整がメインだったから元は取れて入る。でも涼しさだけを期待したり、これを着けてヘルメットが小さくなりすぎたりしたら評価は微妙になるかな。


ーーー続く

wassho at 11:32│Comments(0)   *バイク関連 

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