2013年08月28日

夏のバイクツーリングの秘密兵器 その4

【速乾性アンダーウエア】

ユニクロのエアリズムのような、普段着る肌着としての速乾下着のことは以前に書いた。それのもう少し高性能版のようなものがスポーツウエアとして売られている。今回買ったのはRSタイチというバイク用品メーカーの製品。
シャツ


普通の速乾下着との違いは、たぶん繊維としての速乾性能が優れているんだろう。値段も高いし。ちなみに私の買ったのは定価8400円がバイク用品店で2割引ほどの6580円で売られていた。

それ以外の違いとしては長袖でハイネックなスタイル。これはできるだけ身体の多くの部分を、この繊維で覆ったほうが涼しいという理屈だと思う。RSタイチには同じ素材のパンツ版もあるが、夏に履くのに何と足首まであるタイツである。

そして超タイトフィット、つまりピチピチのサイズになっている。汗を繊維で吸い取って、それをすぐに繊維から放出するのが速乾性の仕組みだから、身体に密着させるのは理にかなっている。


ジョギング、自転車、登山などのアウトドア用としてはかなり前から売られていたが、バイク用品メーカーがラインナップを増やしてきたのは昨シーズンからだと思う。しかし、いずれにせよ今までこの手の商品に手を出さないできた。


理由その1
アンダーウエアではあるが、Tシャツと同じように夏のツーリングで革ジャンの下に着るのはこれ1枚である。そして私は革ジャンを脱いで、こんなピチピチのタイツのようなシャツを着た姿を人前に晒してはいけない体型をしている(^^ゞ


理由その2
値段なりの効果をイマイチ信用できないでいた。


今回は秘密その3で書いたドライクールベストを買ったので、理由その1が消滅。理由その2は残っているが少しでも涼しくなればと猛暑に負けた。


確かに速乾性はあって肌がサラッとした状態をキープする機能はある。だが気化熱で涼しいかといえば、それはない。こんなピチピチのものを着ているのに暑苦しくないから気化熱効果はあるのだろうが、ピチピチの暑苦しさとでプラスマイナスがゼロといったところ。また首周りとか脇とか汗を多くかく場所では速乾性が追いつかなくて濡れた状態になる。特に首回りはハイネックが裏目に出てかなり不快。

秘密兵器その1でも書いたが、バイク用品メーカーの製品だから、色が黒しかなく見た目に暑苦しいし、革ジャンを脱げば熱を吸収する色である。RSタイチの製品を買ったのは、他メーカーが黒一色しかないのに多少は黒以外の色を使っているから。バイク業界の黒信仰マインドコントロールが解けること切に願う。今回はたまたまバイク用品店で購入したが「クロ命」でなければジョギングや自転車向けに売られているものから選んだ方がいい。マーケットが大きいから価格もバイク用より安い。


結論としては普通のTシャツよりは「楽な」感じはする。コストパフォーマンスは微妙なところであるが、ツーリングの時に着るだけだから何年かは使えるだろうし。私と同じように体型に問題がある人は、ジャケットを脱いだ後に半袖のシャツでも羽織ってごまかせばいいかもしれない。


ーーー続く

wassho at 22:06│Comments(0)   *バイク関連 

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