2013年09月01日
下道を通って日光へ
9月になったといえども東京の最高気温予報は35度だから、涼しいところで滝でも見る夏バージョンツーリング継続中。ただし、それなりに見応えがある滝で、駐車場から徒歩20分以内にあって、なおかつ日帰り圏内の条件だと、もうあまり候補が残っていない。そしてだんだん目的地が遠くになってしまう。あれこれ考えて日光方面に出かけることにした。
滝や、その他の目的地についてはおいおい書くとして、今回はルートをひと工夫して下道で日光に向かった。下道(したみち)とは高速道路でない一般道の意味。もちろん自宅からすべて下道で日光まで行ったわけではない。ちなみに日本橋から宇都宮までの国道4号、宇都宮からの国道119号は今でも江戸時代と同じく日光街道と呼ばれているものの、道路のある場所はかなり違うらしい。
さて日光へ行くには東北自動車道で宇都宮まで行き、そこから日光宇都宮道路という高速道路を使うのが一般的。今回は東北自動車道を宇都宮の2つ手前の栃木インターチェンジで降りて、高速道路西側の山間エリアを通って日光へ抜けるルートを走ってきた。

残念ながら東北自動車道と平行してまっすぐ日光にたどり着くような都合のいい道路はないので、地図に記したように8本もの栃木県道を乗り継いで、まさに縫うように進むことになる。いつもは結構行き当たりばったりで走るが、今回は通る道路の数が多いので調べてから出かけた。
グーグルマップなどのネット地図と従来の紙地図との違いはいろいろある。その1つが拡大縮小が自在にできる機能。今までもネット地図を拡大して、紙地図には載っていないようなマイナーな道路を見つけて走ってきたりした。そしてネット地図を拡大すると交差点の名前も表示できる。今回の32号線から15号線に入るには「下粕尾」交差点を右折、15号線から246号線へは「口栗野」交差点を左折などと事前に確認できる。ただしすべての交差点に名前があるわけではない。例えば246号線と337号線との交差点には名前がなかった。
その場合でも拡大率を大きくすれば、その周りにある建物の名前が表示される。それで「粟野コミュニティセンター、鹿沼市粟野トレーニングセンターを右手に見て、次の四つ角を右折して337号線に入る」などと読み取れる。ただしあまり小さそうな建物だと看板がなかったり、既に建物自体がなくなっている場合もあるから過信は禁物。
「下粕尾交差点を右折」などの情報はメールにしてiPhoneに送っておく。書くことによって大体頭に入るが、いざとなれば現地でグーグルマップも開いて確認。ただし電波が届いていないと使えないが。今回は数が多い=全部覚えられない=いちいちiPhoneを出してメールを読むのも面倒ーーーということでドコソコ右折とかを紙に書き出してバイクに貼っておいた。この旧式な方法が意外と便利かも(^^ゞ
出発は午前6時過ぎ。9月1日の早朝なのに気温は28.5度のスタート(/o\) まだ渋滞はない時間帯なので、渋谷手前の富ヶ谷から首都高の山手トンネルを通って東北自動車道に向かうとする。とにかくこの山手トンネルは暑い。トンネルに入って15秒もしないうちに気温は38度まで上昇。アクアラインのトンネルも夏は同じくらいまで暑くなるものの、その温度になるまでもう少し時間がかかる。山手トンネルは相当換気が悪いのか? とにかく渋滞でもしたら、バイクにとって夏の山手トンネルは地獄の空間である。
早起きした甲斐あって首都高、東北自動車道とも渋滞はまったくなくスムースに栃木インター到着。ここからが日光へ下道ツーリングの始まり。
結論を言うと、とても楽しく走れた。
適度なクネクネ、それでいて見通しと日当たりもよい道路。適度な田舎度合いと適度な自然の多さ、道幅と路面状況も問題なしーーーウ〜ン、うまく表現するのは不可能。おまけに1枚も写真を撮っていない。
県道8本の最後である14号線は大芦川沿いを走っている。この川は抜群に水がきれいだった。いわゆる渓流ではなく、そこそこ幅のある川なのに水が透き通っている。川を見て「ここで泳ぎたい」と思ったのは初めてかもしれない。
上手には紹介できなかったけれど、日光に行くなら下道で行くのがお薦め。今回のルートは約65キロ。他にもたくさんの道路があるからもっといい組み合わせもあるだろう。なお14号線は最後にひと山越えて日光市街地に降りるあたりでうっそうとした杉林の中を走る。その付近だけは道幅も林道レベルで狭く、クルマならすれ違いに苦労する場所も多い。
ちなみにバイクに貼っていった道順だが、すべての県道同士の交差点にはきちんと標識が出ていた。でも予習していったおかげでスムーズに走れたから無駄ではなかったと思っている。
ーーー続く
滝や、その他の目的地についてはおいおい書くとして、今回はルートをひと工夫して下道で日光に向かった。下道(したみち)とは高速道路でない一般道の意味。もちろん自宅からすべて下道で日光まで行ったわけではない。ちなみに日本橋から宇都宮までの国道4号、宇都宮からの国道119号は今でも江戸時代と同じく日光街道と呼ばれているものの、道路のある場所はかなり違うらしい。
さて日光へ行くには東北自動車道で宇都宮まで行き、そこから日光宇都宮道路という高速道路を使うのが一般的。今回は東北自動車道を宇都宮の2つ手前の栃木インターチェンジで降りて、高速道路西側の山間エリアを通って日光へ抜けるルートを走ってきた。

残念ながら東北自動車道と平行してまっすぐ日光にたどり着くような都合のいい道路はないので、地図に記したように8本もの栃木県道を乗り継いで、まさに縫うように進むことになる。いつもは結構行き当たりばったりで走るが、今回は通る道路の数が多いので調べてから出かけた。
グーグルマップなどのネット地図と従来の紙地図との違いはいろいろある。その1つが拡大縮小が自在にできる機能。今までもネット地図を拡大して、紙地図には載っていないようなマイナーな道路を見つけて走ってきたりした。そしてネット地図を拡大すると交差点の名前も表示できる。今回の32号線から15号線に入るには「下粕尾」交差点を右折、15号線から246号線へは「口栗野」交差点を左折などと事前に確認できる。ただしすべての交差点に名前があるわけではない。例えば246号線と337号線との交差点には名前がなかった。
その場合でも拡大率を大きくすれば、その周りにある建物の名前が表示される。それで「粟野コミュニティセンター、鹿沼市粟野トレーニングセンターを右手に見て、次の四つ角を右折して337号線に入る」などと読み取れる。ただしあまり小さそうな建物だと看板がなかったり、既に建物自体がなくなっている場合もあるから過信は禁物。
「下粕尾交差点を右折」などの情報はメールにしてiPhoneに送っておく。書くことによって大体頭に入るが、いざとなれば現地でグーグルマップも開いて確認。ただし電波が届いていないと使えないが。今回は数が多い=全部覚えられない=いちいちiPhoneを出してメールを読むのも面倒ーーーということでドコソコ右折とかを紙に書き出してバイクに貼っておいた。この旧式な方法が意外と便利かも(^^ゞ
出発は午前6時過ぎ。9月1日の早朝なのに気温は28.5度のスタート(/o\) まだ渋滞はない時間帯なので、渋谷手前の富ヶ谷から首都高の山手トンネルを通って東北自動車道に向かうとする。とにかくこの山手トンネルは暑い。トンネルに入って15秒もしないうちに気温は38度まで上昇。アクアラインのトンネルも夏は同じくらいまで暑くなるものの、その温度になるまでもう少し時間がかかる。山手トンネルは相当換気が悪いのか? とにかく渋滞でもしたら、バイクにとって夏の山手トンネルは地獄の空間である。
早起きした甲斐あって首都高、東北自動車道とも渋滞はまったくなくスムースに栃木インター到着。ここからが日光へ下道ツーリングの始まり。
結論を言うと、とても楽しく走れた。
適度なクネクネ、それでいて見通しと日当たりもよい道路。適度な田舎度合いと適度な自然の多さ、道幅と路面状況も問題なしーーーウ〜ン、うまく表現するのは不可能。おまけに1枚も写真を撮っていない。
県道8本の最後である14号線は大芦川沿いを走っている。この川は抜群に水がきれいだった。いわゆる渓流ではなく、そこそこ幅のある川なのに水が透き通っている。川を見て「ここで泳ぎたい」と思ったのは初めてかもしれない。
上手には紹介できなかったけれど、日光に行くなら下道で行くのがお薦め。今回のルートは約65キロ。他にもたくさんの道路があるからもっといい組み合わせもあるだろう。なお14号線は最後にひと山越えて日光市街地に降りるあたりでうっそうとした杉林の中を走る。その付近だけは道幅も林道レベルで狭く、クルマならすれ違いに苦労する場所も多い。
ちなみにバイクに貼っていった道順だが、すべての県道同士の交差点にはきちんと標識が出ていた。でも予習していったおかげでスムーズに走れたから無駄ではなかったと思っている。
ーーー続く
wassho at 22:00│Comments(0)│
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