2013年09月07日

中禅寺湖スカイライン

9月1日:日光ツーリングの続編3


裏見滝を見た後は奥日光へ向かう。
奥日光とは日光市西側の中禅寺湖や、その奥の戦場ヶ原などがあるエリア。そこへ行く途中にあるのがヘアピンカーブが連続する「いろは坂」。カーブが48箇所あるからイロハ48になぞらえてネーミングされている。日光中心部が標高550メートル位なのにたいして中禅寺湖は1269メートル。それを一気に駆け上がっていくからコーナー的にも勾配的にもかなりハードである。ヘアピンカーブはスピードが遅くなるので、バイクの場合バランスを取るのが難しい。転ばないようにひたすらカーブを通過するまで我慢する感じで、私の技量ではまったく楽しくない。ただこのいろは坂は、奥日光に向かうルートと日光に向かうルートが別の道路になっており、つまり一方通行で対向車がこちら側の車線にはみ出してくる心配がないので気が楽。
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いろは坂を降りて中禅寺湖に着いたら左折してイタリア大使館別荘記念公園というところに向かう。滝を見てばっかりじゃつまらないと思って目的地に加えてみた。その前に以前は中禅寺湖スカイラインと呼ばれて有料道路だった、半月山から中禅寺湖を見下ろせる展望台がある道路を目指す。

湖畔を走り出してしばらくしてちょっとビックリする。中禅寺というお寺があったから。中禅寺湖の名前の由来となったこんなお寺があることはまったく知らなかった。それにしても誰もが名前くらいは知っている中禅寺湖と較べて、中禅寺の知名度は低いと思う。私のパソコンで「ちゅうぜんじ」は「中善寺」としか変換しない。


中禅寺湖スカイラインはなかなかのワインディングロードで楽しく走れる。ヘアピン連続のいろは坂を走った直後だから余計にそう感じるのかもしれない。

中腹にある中禅寺湖展望台に到着。
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バスで来ることもできる。
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こんな感じの展望台。
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レストランは廃墟になっていた。
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正面に見えるのが男体山(なんたいさん)。
富士山に似た整った形をしている。標高2469メートルだが、ふもとの標高自体が高く、実質1000メートちょっとの山なので、それほど大きくは見えない。この展望台の標高はたぶん1500メートルくらい。
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中禅寺湖。
湖の奥に見える平地部分が戦場ヶ原。
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雲は多かったが流れも速かったので、男体山や中禅寺湖がスッキリ見られる瞬間が来るだろうと期待。しばらく待ったが残念ながらそんな気配を感じず。半月山頂上の展望台に向かう。


頂上まではすぐ。
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展望台というより、単に駐車場があるというイメージ。
上の写真でバイクの向こう側には少しだけ芝生があるように見えるが、実際はこの写真のようにかなり広い面積。写真って撮り方によって、同じものでもまったく違って見えると実感。
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それで、ここから見えるのは山の景色ばかり。駐車場は中禅寺湖とは反対の方向に開けている。山マニアではないので「なになに山」が見えたとかの感激もなし。ほとんどのクルマが中禅寺湖展望台で引き返していた理由がわかった。
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ーーー続く

wassho at 17:44│Comments(0)   *ツーリング 

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