2013年09月12日
湯滝
9月1日:日光ツーリングの続編6
竜頭の滝から120号線に戻って北上すると5分ほどで戦場ヶ原に出る。たった5分で、またもや雨の形跡はなく路面は完全にドライ。奥日光では雨に降られても諦めないことである。
戦場ヶ原は120号線からはチラッと見える程度。基本的にハイキングコースでクルマやバイクは入れない。奥日光では中禅寺湖の周りもマイカー規制のところが多く、許可を受けた低公害バスと呼ばれる路線バスが走っている。低公害バスとはプリウスのようなガソリンエンジンと電気モーターのハイブリッドで走るバスのようである。
というわけで奥日光の名所を堪能するには、クルマやバイクで回るだけではダメで、ハイキングや軽い登山が必要となる。それはそれでやってみたいような、やっぱりちょっと面倒なようなーーー。求む山ガールの同伴者!
それと日光は日本を代表する観光地ではあるが、他の観光地と違って観光地独特のけばけばしさがあまり感じられない。ひょっとしたら、歩いて見て回る観光地〜そういうことを楽しみにやってくる人が多い観光地ーーーというのが、その理由のひとつかもしれない。
湯滝は湯の湖から流れる滝である。滝として落ちた後は湯川となって竜頭の滝まで流れている。その湯の湖は120号線に面しているが、湯滝の滝壺は120号線から脇道のようなところを入っていく。
ここの駐車場は有料。
バイク100円、クルマはなぜか410円という半端な金額。
バイクは一番奥の滝に近いところに駐められる。
雲は多いものの天候は問題なし。
滝の手前にある売店。
あちらこちらにハイキングコースが延びている。
まあ、ここにクマはでないと思うけれど。
ハイキングスタイルの人はほとんどが鈴を付けていた。どこの売店でも鈴は売っている。なんとイタリア大使館別荘でも売っていた。しかし山奥のほうに行くならともかく、整備されたハイキングコースを、しかも何人かで連れ立って歩いていてクマがやってくるのかな。鈴を売るための不安商法だったりして(^^ゞ
観瀑台の様子。
THIS IS 湯滝。
「ゆだき」と濁るのが正式な名前。
落差50メートル。最大幅25メートル。
実際にはもっと大きく感じる。もっとも何メートルかどうかなんてことは気にもならず、ただただ圧倒的なド迫力。去年に湯の湖の滝口からのぞいた時、こんな大きな滝だとはまったく思っていなかった。
撮影角度が同じなので、あまり代わり映えしないがアップで。
信心深ければお不動様が見えるらしい。
私に見えるはずもなく(^^ゞ
ハイキングコースの遊歩道を、ほんのさわりだけ歩く。
湯滝は竜頭の滝と同じく岩の川底を滑り落ちるタイプの滝。
水しぶきは派手でも、滝壺をよく見ると水量はそれほどでもなさそうだ。。
ついでに書くと、滝壺に落ちた湯の湖の水は、先ほども書いたように湯川となって竜頭の滝に落ち、その後は中禅寺湖に流れて華厳の滝に落ちる。そこからは大谷川となり日光中心部を流れて鬼怒川に合流し、鬼怒川は利根川に合流して千葉の銚子で太平洋に。一寸法師になって、のんびり下ってみたいね。ちなみに大谷川は「だいやがわ」と変わった読み方をする。
売店のテラスで舞茸の天ぷらそばを食べる。舞茸の香りはなかなかのものだった。スーパーの舞茸とはひと味違う。何より湯滝を眺めながら食べるのが最高。本当は滝見酒をしたかった。
豪快な滝にすっかり満足して湯滝を後にする。
湯滝は湯の湖の南側にある。
反対側の湯の湖北岸にあるのが湯元温泉。
湯ばっかりでややこしい。
少しだけ湯の湖の北側に寄ってみた。120号線で湯の湖にさしかかるとかすかに硫黄の匂いがする。温泉も流れ込んでいるから湯の湖という。そして湯の湖の北側に入ると、ハッキリとこれはもう温泉の匂いである。
北側の湖畔は公園になっていた。
BMW F800Rと湯の湖のツーショット。
その後のルートは去年と同じ。120号線で標高1800メートルの金精峠(こんせいとうげ)を超え、菅沼、丸沼の大きな湖を横目で見て片品村に降りる。その後は吹割の滝の横を通って関越自動車道の沼田インターまで。片品村から先は7月に「たんばらラベンダーパーク」や矢木沢ダムを見た時と同じルートである。ただし沼田インターチェンジの手前は結構混むので、今回は少し北側の地元道を走った。
ところで吹割の滝を超えたところで雨が降り出し、沼田あたりでは晴れていたが、関越を走ってしばらくしたらまた降ってきた。埼玉県の手前で雨は上がり上里サービスエリアで休憩。今回のツーリングはまったく降ったりやんだりである。でも、そんな天候だったおかげか虹が出た!
午後7時帰宅、走行445キロ。
おしまい。
竜頭の滝から120号線に戻って北上すると5分ほどで戦場ヶ原に出る。たった5分で、またもや雨の形跡はなく路面は完全にドライ。奥日光では雨に降られても諦めないことである。
戦場ヶ原は120号線からはチラッと見える程度。基本的にハイキングコースでクルマやバイクは入れない。奥日光では中禅寺湖の周りもマイカー規制のところが多く、許可を受けた低公害バスと呼ばれる路線バスが走っている。低公害バスとはプリウスのようなガソリンエンジンと電気モーターのハイブリッドで走るバスのようである。
というわけで奥日光の名所を堪能するには、クルマやバイクで回るだけではダメで、ハイキングや軽い登山が必要となる。それはそれでやってみたいような、やっぱりちょっと面倒なようなーーー。求む山ガールの同伴者!
それと日光は日本を代表する観光地ではあるが、他の観光地と違って観光地独特のけばけばしさがあまり感じられない。ひょっとしたら、歩いて見て回る観光地〜そういうことを楽しみにやってくる人が多い観光地ーーーというのが、その理由のひとつかもしれない。
湯滝は湯の湖から流れる滝である。滝として落ちた後は湯川となって竜頭の滝まで流れている。その湯の湖は120号線に面しているが、湯滝の滝壺は120号線から脇道のようなところを入っていく。
ここの駐車場は有料。
バイク100円、クルマはなぜか410円という半端な金額。
バイクは一番奥の滝に近いところに駐められる。
雲は多いものの天候は問題なし。
滝の手前にある売店。
あちらこちらにハイキングコースが延びている。
まあ、ここにクマはでないと思うけれど。
ハイキングスタイルの人はほとんどが鈴を付けていた。どこの売店でも鈴は売っている。なんとイタリア大使館別荘でも売っていた。しかし山奥のほうに行くならともかく、整備されたハイキングコースを、しかも何人かで連れ立って歩いていてクマがやってくるのかな。鈴を売るための不安商法だったりして(^^ゞ
観瀑台の様子。
THIS IS 湯滝。
「ゆだき」と濁るのが正式な名前。
落差50メートル。最大幅25メートル。
実際にはもっと大きく感じる。もっとも何メートルかどうかなんてことは気にもならず、ただただ圧倒的なド迫力。去年に湯の湖の滝口からのぞいた時、こんな大きな滝だとはまったく思っていなかった。
撮影角度が同じなので、あまり代わり映えしないがアップで。
信心深ければお不動様が見えるらしい。
私に見えるはずもなく(^^ゞ
ハイキングコースの遊歩道を、ほんのさわりだけ歩く。
湯滝は竜頭の滝と同じく岩の川底を滑り落ちるタイプの滝。
水しぶきは派手でも、滝壺をよく見ると水量はそれほどでもなさそうだ。。
ついでに書くと、滝壺に落ちた湯の湖の水は、先ほども書いたように湯川となって竜頭の滝に落ち、その後は中禅寺湖に流れて華厳の滝に落ちる。そこからは大谷川となり日光中心部を流れて鬼怒川に合流し、鬼怒川は利根川に合流して千葉の銚子で太平洋に。一寸法師になって、のんびり下ってみたいね。ちなみに大谷川は「だいやがわ」と変わった読み方をする。
売店のテラスで舞茸の天ぷらそばを食べる。舞茸の香りはなかなかのものだった。スーパーの舞茸とはひと味違う。何より湯滝を眺めながら食べるのが最高。本当は滝見酒をしたかった。
豪快な滝にすっかり満足して湯滝を後にする。
湯滝は湯の湖の南側にある。
反対側の湯の湖北岸にあるのが湯元温泉。
湯ばっかりでややこしい。
少しだけ湯の湖の北側に寄ってみた。120号線で湯の湖にさしかかるとかすかに硫黄の匂いがする。温泉も流れ込んでいるから湯の湖という。そして湯の湖の北側に入ると、ハッキリとこれはもう温泉の匂いである。
北側の湖畔は公園になっていた。
BMW F800Rと湯の湖のツーショット。
その後のルートは去年と同じ。120号線で標高1800メートルの金精峠(こんせいとうげ)を超え、菅沼、丸沼の大きな湖を横目で見て片品村に降りる。その後は吹割の滝の横を通って関越自動車道の沼田インターまで。片品村から先は7月に「たんばらラベンダーパーク」や矢木沢ダムを見た時と同じルートである。ただし沼田インターチェンジの手前は結構混むので、今回は少し北側の地元道を走った。
ところで吹割の滝を超えたところで雨が降り出し、沼田あたりでは晴れていたが、関越を走ってしばらくしたらまた降ってきた。埼玉県の手前で雨は上がり上里サービスエリアで休憩。今回のツーリングはまったく降ったりやんだりである。でも、そんな天候だったおかげか虹が出た!
午後7時帰宅、走行445キロ。
おしまい。