2013年09月20日

リニア新幹線

18日に駅の場所や具体的なルートがJR東海から沿線の自治体に通知されたことは、ニュースで報じられているとおり。開業予定は2027年。

   東京オリンピック 7年後の2020年 
   まだ大丈夫さ!

   リニア新幹線 東京・名古屋開通
   14年後の2027年
   けっこうキテるかな?

   リニア新幹線 東京・大阪開通
   32年後の2045年
   無理かもしれんなあ(/o\)


何の感想を書いたかは想像におまかせする。


リニア新幹線に関してはいろいろ批判もある。総事業費は約10兆円と見積もられているが、高齢化が進み人口も減り国力も落ちているだろう32年後に、現在の新幹線と合わせて2本分の鉄道需要があるのか。つまり儲かるのか、無駄遣いにならないかというのが根本的疑問。私自身は知識もないし判断材料となる資料も持っていないからわからない。

しかし詳細なデータを持っている専門家だって32年後のことなんてわかりっこないのである。作ると決まったのなら、リニア新幹線やその技術の波及効果を最大限に実現する政策や施策に知恵を絞るべきだろう。


ちなみに

   新幹線のぞみ 東京・新大阪 
   2時間30分 1万4050円(普通指定席)

   飛行機 羽田・伊丹
   65分 2万2670円(普通席・片道)


リニア新幹線は東京・大阪を67分で結ぶとされている(まだルートも決まっていないはずなのだが)。だから飛行機と同じくらいの運賃かと思ったら、新幹線プラス1000円くらいの料金設定らしい。そりゃラッキーと思う反面、10兆円も掛けてプラス1000円で大丈夫なのか、速度・時間短縮の価値をなぜ運賃に反映しないのか不思議である。もっとも飛行機も、いろんな割引を利用すれば新幹線より安くなる場合もあるから、それを睨んでの価格設定なのかもしれない。まあ、喜ぶのは32年後に運賃表を見てからにしよう。


ついでに東京・大阪(豊中インター)の高速道路料金はクルマで1万650円。ETCの休日や深夜割引を使えば5000円から9000円位に下がる。距離は約500キロ。リッター10キロの燃費でガソリンが160円の計算なら別途ガソリン代が8000円必要。最大割引料金との合計なら約1万3000円と新幹線と同程度。当然2名以上で乗れば費用は1/2、1/3と減っていく。もっとも時間はたっぷりかかるが。

バイクの場合は正規が8600円、ETC割引などで4300円くらいになる。私のバイクは高速道路だけならリッター25キロは走る。でもハイオクなので170円計算でガソリン代は3400円。最大割引料金との合計で7700円。初めて計算したが新幹線の半分程度。でも大阪まで走るガッツはないなあ。

wassho at 23:25│Comments(0) 社会、政治、経済 

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