2014年03月18日
観音崎灯台 その2
灯台の横にあるのは民家みたいな作りだが、事務所と資料展示室が入っている。
基準金額として200円の寄付を要求される仕組み。管轄は社団法人で住所が港区虎ノ門。典型的な天下りの受け皿かな。ちなみに社団法人への寄付なら所得から控除される。でも200円の領収書をもらうのを忘れた。まっ、入場券売り、もとい寄付金受取係のオバチャン達は愛想がよかったからいいか。
間近で見上げる観音崎灯台。
1869年(明治2年)に日本で最初に完成した西洋式灯台である。
高さ19メートル。海面からの高さは56メートル。
灯台の歴史
もう少し調べてみると
1868年(明治元年)9月17日着工、同年12月29日完成と、たった3ヶ月で
建てたのがこの初代観音崎灯台。年を越えて1869年(明治2年)1月1日にめ
でたく初点灯。当時は電球ではなく菜種油や落花生の油、パラフィン、石
油などを用いていたとある。灯台と言うよりタイマツだね。
1922年(大正11年)4月26日の地震により亀裂ができたので取り壊し。
1923年(大正12年)3月15日に二代目灯台完成。着工〜竣工の記録は見あ
たらなかったが、この時も仕事が早い。なお、この二代目からから電球と
なる。
しかし同年9月1日の関東大震災により倒壊。わずか半年の活躍に終わる。
1925年(大正14年)6月1日三代目が完成し現在に至る。
したがって、この観音崎灯台は御年88歳。
ところで上の看板には高浜虚子の俳句とともに、大久保武雄という初代海上保安庁長官の俳句も書かれている。そんな粋な官僚が昔はいたのかと調べてみると、なかなかおもしろい人物。興味があったら検索してみてちょうだい。
海の反対側から灯台の敷地に入って、灯台に上る階段は海に面した側にあるので灯台の下をグルッと回ることになる。観音崎ってマムシいるの〜(/o\)
水仙が咲いていた。
子供の頃大好きだった有料双眼鏡。
ここから灯台の階段を上る。
入り口に歴史を感じさせるプレート。
螺旋階段。
壁には各地の灯台の写真。
展望台という呼び方はふさわしくないが、とにかく外に出る。
寄付金係のオバチャンが「風が強くなってきたから気をつけてください」と言っていて、別に気にしていなかったけれど、灯台の上部は手すりがなければ吹き飛ばされるくらい風が強かった。
下を眺める。
灯台の下ではそんなに風は吹いていなかった。写真では小さいが人の髪は乱れていないし帽子も吹き飛ばされていない。高さ19メートル(立っている位置は15メータくらいか)でずいぶんと違うものだ。
このハシゴに登ってはいけないと書かれていなかったが、凄まじい強風にそんな気持ちは起こらず。
電球部分。
ところで写真をクリックして拡大するとわかるが右下に人の指が写っている。ギャーッ!
たぶん私の指だと思うけど、でもやたら指が長いからやっぱり心霊写真?
灯台の影を撮ってみた。
灯台の上から見る海は広くて気持ちがいい。
ーーー続く
基準金額として200円の寄付を要求される仕組み。管轄は社団法人で住所が港区虎ノ門。典型的な天下りの受け皿かな。ちなみに社団法人への寄付なら所得から控除される。でも200円の領収書をもらうのを忘れた。まっ、入場券売り、もとい寄付金受取係のオバチャン達は愛想がよかったからいいか。
間近で見上げる観音崎灯台。
1869年(明治2年)に日本で最初に完成した西洋式灯台である。
高さ19メートル。海面からの高さは56メートル。
灯台の歴史
もう少し調べてみると
1868年(明治元年)9月17日着工、同年12月29日完成と、たった3ヶ月で
建てたのがこの初代観音崎灯台。年を越えて1869年(明治2年)1月1日にめ
でたく初点灯。当時は電球ではなく菜種油や落花生の油、パラフィン、石
油などを用いていたとある。灯台と言うよりタイマツだね。
1922年(大正11年)4月26日の地震により亀裂ができたので取り壊し。
1923年(大正12年)3月15日に二代目灯台完成。着工〜竣工の記録は見あ
たらなかったが、この時も仕事が早い。なお、この二代目からから電球と
なる。
しかし同年9月1日の関東大震災により倒壊。わずか半年の活躍に終わる。
1925年(大正14年)6月1日三代目が完成し現在に至る。
したがって、この観音崎灯台は御年88歳。
ところで上の看板には高浜虚子の俳句とともに、大久保武雄という初代海上保安庁長官の俳句も書かれている。そんな粋な官僚が昔はいたのかと調べてみると、なかなかおもしろい人物。興味があったら検索してみてちょうだい。
海の反対側から灯台の敷地に入って、灯台に上る階段は海に面した側にあるので灯台の下をグルッと回ることになる。観音崎ってマムシいるの〜(/o\)
水仙が咲いていた。
子供の頃大好きだった有料双眼鏡。
ここから灯台の階段を上る。
入り口に歴史を感じさせるプレート。
螺旋階段。
壁には各地の灯台の写真。
展望台という呼び方はふさわしくないが、とにかく外に出る。
寄付金係のオバチャンが「風が強くなってきたから気をつけてください」と言っていて、別に気にしていなかったけれど、灯台の上部は手すりがなければ吹き飛ばされるくらい風が強かった。
下を眺める。
灯台の下ではそんなに風は吹いていなかった。写真では小さいが人の髪は乱れていないし帽子も吹き飛ばされていない。高さ19メートル(立っている位置は15メータくらいか)でずいぶんと違うものだ。
このハシゴに登ってはいけないと書かれていなかったが、凄まじい強風にそんな気持ちは起こらず。
電球部分。
ところで写真をクリックして拡大するとわかるが右下に人の指が写っている。ギャーッ!
たぶん私の指だと思うけど、でもやたら指が長いからやっぱり心霊写真?
灯台の影を撮ってみた。
灯台の上から見る海は広くて気持ちがいい。
ーーー続く
wassho at 20:36│Comments(0)│
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