2014年05月16日

サーフ&ターフ 大磯 照ヶ崎海岸

5月10日(土)のツーリングの続き。


最後の目的地は海岸。大磯は長い海岸線があるものの、西湘バイパスに遮られて海岸に出にくい。昔からこのあたりを幾度となく通っていても、海は西湘バイパスの上から眺めるだけで海岸に足を踏み入れたことはなかった。大磯町の西側、吉田茂邸あたりの海岸は「こゆるぎの浜」。昔は小淘綾の浜と書いたらしい。東へ進んで大磯漁港の手前が照ヶ崎海岸。ただし、こゆるぎの浜と照ヶ崎海岸の境目がどこなのかはっきりしない。漁港を挟んで東側はなぜか北浜海岸と呼ばれている。さらに東に進むと平塚や茅ヶ崎の海岸につながる。今回の大磯は照ヶ崎海岸にした。


ところで大磯には立ち寄りたい場所がもうひとつあった。それは「新島襄終焉の地碑」。1875年(明治8年)に同志社英学校を開校した新島襄は、さらに1880年から大学設立の準備を始め、賛同者を募って全国を駆け回る。しかし1889年に群馬県で倒れ大磯で静養生活を送ることに。残念ながら病状は回復せずこの地で逝去。静養していた百足屋 ( むかでや ) という旅館跡地の一角に新島襄終焉の地碑が建てられている。

出かける前に調べたら、それは大磯漁港の近くで歩いて行けそうな距離だった。照ヶ崎海岸ではバイクを漁港の駐車場に止める予定だったから、そこに着いてから場所を確かめるつもりで細かく調べず出発。

   それが大誤算。

このホームページには地碑の場所を示すグーグルマップが載っている。かしiPhoneでこのページを開くとグーグルマップが表示されないのである(>_<) 1号線沿いだったような気もするし、1号線から少し奥に入ったような気もするしと記憶も曖昧。漁港から1号線まではそこそこの登り坂だったせいもあって今回は断念。

京都は若王子の墓も途中で引き返し、NHKの大河ドラマ「八重の桜」は一度も見たことがなく、大磯でもこのていたらく。新島先生、どうかこんな私をお許しくださいm(_ _)m

後で調べたら新島襄終焉の地碑は1号線から照ヶ崎の海岸に降りる交差点にある。そこ通ってきたやん! それと先ほどのホームページのグーグルマップに場所を示すピンが立っているけれど、マップを拡大してみると地碑のある場所から少しずれていた。とにかく大磯町にはシステム的にも内容的にも、もっとしっかりホームページを作ってもらいたい。



大磯漁港。
広い駐車場はあるが、この辺に釣り人のスクーターがたくさん駐まっていたので便乗。
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家族連れの釣り人多し。
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OISOと書かれているのは灯台。
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漁船。それほど大きな漁港ではない。
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大磯漁港の西側にある防波堤。照ヶ崎海岸との境目になっている。
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湘南方向の海を望む。湘南と聞くと葉山から茅ヶ崎あたりを思い浮かべる。
しかし湘南の言葉を最初に使ったのは大磯とされる。
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目の前が海だが大磯町営プール。
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防波堤を降りて照ヶ崎海岸に出る。
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高架になっているのは西湘バイパスの続きのような形で伸びている国道1号線。このあたりは海岸沿いと、その内側に2本の1号線が平行して通っている。海岸沿いは自動車専用の国道。波の音があるからクルマの騒音は聞こえない。


この写真で見えている範囲あたりが照ヶ崎海岸で、その先がこゆるぎの浜なのかな? 大磯町の西隣の二宮町に入ると袖ヶ浦海岸と呼ばれる。ちなみに大磯ロングビーチは大磯プリンスホテルにあるプールを中心としたレジャー施設の名前で海岸名とは関係ない。
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春先くらいまでなら写真の右の方に富士山が見える。

ところで照ヶ崎海岸は日本で最初に開設された海水浴場といわれている。まあでも日本で最初の海水浴場というのは全国各地に10カ所くらいある。例えばこことか、ここなんて世界最古と主張!

しかし考えてみれば人間は太古の昔から海で泳いだり水遊びをしてきたのである。海水浴場とは何かの定義にもよるが、古さを競ってもたいした意味はない。でも話のネタになるのはマーケティング的に重要なのも確か。私だって、日本最古の海水浴場2カ所目ゲットと実はよろこんでいる(^^ゞ



少し先まで歩いて。
逆光で釣り人がシルエットになっていい感じ。
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ところでこの人はゴム製のオーバーオールのようなものを着て、つまりは完全防水スタイルで少し海の中まで入って釣りをしていた。それで今年の正月に葉山の海岸でこちらの人を見た時にも感じた疑問。広い海で2〜3メートル沖に出たところで、釣りの成果に関係あるの?



漁港との境目近くは少し岩場になっている。
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海に来たらなぜかローアングルで撮りたくなる。
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大磯はやや南東向きの地形なので、この海の先は南米のチリかペルーあたりか。
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SURF & TURFはここで終了。
その後は1号線で平塚を抜け129号線で厚木インターから東名で帰ってきた。午後7時帰宅で走行は270キロ。海と山とで2倍リフレッシュできた気分。


おしまい

wassho at 23:13│Comments(0)   *ツーリング 

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