2014年05月24日
花菜ガーデン
飽きもせずに春と秋に見に出かけているバラ。
今までの記録は昨秋の神代植物園のエントリーにリンクを張ってある。今回はあまりモチベーションが高くなかったのだが、先日のツーリングで訪れた旧吉田茂邸でバラの香りを嗅いだとたんにスイッチが入った。パブロフのイヌか(^^ゞ
今回訪れたのは何となく話しに聞いたことがあった平塚市にある花菜ガーデン。「かな」と読む。正式名称は「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター」という施設で、フラワーパークと田植えなどの体験学習ができるゾーンで構成されている。
地図は上側が往きのルート。東名で厚木まで行き、小田原厚木道路に乗り換えて平塚インターで降りれば10分ほどの場所に花菜ガーデンはある。平塚市の西隣は大磯町なので前回のツーリングの続きみたいなものである。帰りは海岸線を走って鵠沼(くげぬま)にある湘南海岸公園で海も見てきた。

午前8時発。
この日、東名はバイクが多かった。途中で10キロほどの事故渋滞。それでなんとスリヌケ渋滞も発生! 中央車線の左右両側をそれぞれ20台くらいのバイクが一丸となってスリヌケていく。私は集団の後方にいたが、ちょっと暴走族気分を味わえた(^^ゞ
9時過ぎに花菜ガーデン到着。
クルマの駐車場の隣にバスロータリーがありバイクはそこの駐輪場に駐める。無料だが見ての通り収容台数は少ない。私が駐めたのは駐輪場の横のスペース。写真を撮る位置まで歩いてくるうちに隣に自転車が1台駐まり、ここを出発する時には私のバイクの左側にズラーッと自転車やスクーターが並んでいたから特に問題はないみたい。
広々としたエントランス。
平塚のこのあたりは田んぼばかりなので土地は一杯ある。花菜ガーデンの広さは9.2ヘクタール。オープンしたのは2010年でまだ新しい。元は神奈川県の農業試験場だったらしい。
ちょっと写真では字が小さいが入園料は520円とリーズナブル。この窓口の兄ちゃんは1000円ー520円の計算がスッとできなかった。大丈夫か日本の教育?
チケットの半券があれば当日の出入りは自由。売店とかレストランはこのゲートの手前にあるから、逆にいえばいちいち半券を見せて再入場しなければならない。園内に入らず売店とかだけを利用しに来る人がそれほどいるとは思えず、やや疑問の建物配置設計。
左右にあるのは展示室などの建物。
バラ園に向かって歩いて行く。
遠くに山並みが見えて、空も広くていい感じ。
ちょっと小技な芝生の植え込み。
この先がバラゾーン。
花菜ガーデンのはバラ園は「バラの轍(わだち)」と名付けられた小径(こみち)に沿ってバラが植えられたエリアと、普通の花壇形式のものがある。その小径が他のバラ園にはない特徴。バラの庭を散歩しているみたいで楽しい。
ーーーが、なぜかその風景を撮り忘れる(>_<) 小径は狭くて人で一杯だったところが多く、写真を撮る気がしなかったのかもしれない。これは1枚だけ撮ってあった幅広の小径。
こちらはバラ花壇の風景。
ドッカーンとバラだらけの光景を満喫できる。
花壇は2つあって、後半ではバラを波形の柵に植えてあった。
平塚=湘南=波というのがそのココロらしい。
バラ園といえば飾り付け植えがお約束。
壁とか
屋根や柱とか
塔とか
そして欠かせないのがアーチ。
なぜかバラのアーチが大好き。
園内で色とりどりのバラを楽しむ。
風がかなりあったのでバラの香りが辺り一面に漂うということはなかったが、今回は香りを楽しみたかったので花に近づいてクンクン作戦でカバー。不思議なものでクンクンし続けていると鼻がバラの匂いに敏感になるのか、途中からは鼻を突っ込まなくても少し近づいただけで香りを感じるようになった。
バラ以外の花もたくさん咲いていた。
例によってデイジーかマーガレットかわからない。
わりと小振りのものが多かったのでデイジーかな。
この紫の花はハーブのセイジの一種だと思う。
他にも紫系統の花は何種類かあった。
こんな植物があるのかと思ったのがこのラムズイヤー。ラム=子羊、イヤー=耳で、子羊の耳のような感触がするというのが名前の由来。そんなもの触ったことないけど(^^ゞ
葉にも茎もツボミも、いわば身体すべてが細かな毛で覆われている。見た目通りのベルベッドのような手触りだった。(写真はクリックで大きくなる)
これはたぶんナデシコ。
紫色の花はクレマチス。他にも何色かあった。
クレマチスは人気のある花であるが、イマイチそのよさが私にはわからず。
手前の黄色い葉っぱは枯れているのではなく、こういう色みたい。
奥のフサフサしているのはスティパエンジェルヘアー。これも見た目の期待を裏切らない柔らかな手触り。
こういう細長い葉っぱの植物はたいていイネ科でグラスと呼ばれる。英語でグラスは草の総称でもあるからネーミングがややこしい。ちなみに植物のグラスはgrassで、ガラスのグラスはガラスもグラスもglassである。ガラスというのはオランダ語の発音らしい。
ごく薄い紫色。
珍しいバラとは思うが何となく地味。
こういう真ん中がツボミのようになっているのが好み。
高島屋の包装紙の影響のような気がする(^^ゞ
この色は珍しいと思う。
似た色の形違い。
何度も書くが真ん中が丸まっている形が好き。
2色模様のバラ。
ゴージャス三連発。
これは薄〜い茶色。
正直に言うと服に付いた醤油のシミを洗って薄くなったような色(/o\)
口直しにキレイどころのバラ。
マッシュルームみたいな形。
これでほとんど開花した状態。
白バラ。
デジカメのオードフォーカスをマルチではなく、フレキシブルスポットという一点だけでピントを合わせる方式に変えたら、以前はまったくだめだった白いバラでも、たまにはピントが合うようになった。
園内ではバラの説明をしてくれるツアーがある。私は参加していないが、ところどころでそのガイドの説明が聞こえてくる。それによると野生に近い初期の園芸種がオールドローズ、それを改良したのがモダンローズ。そしてオールドローズとモダンローズを掛け合わせてさらに改良を加えたのがイングリッシュローズという説明だった。具体的な形の違いではないようだから撮ってきた写真を見ても区別は付かないが。
ーーー続く。
今までの記録は昨秋の神代植物園のエントリーにリンクを張ってある。今回はあまりモチベーションが高くなかったのだが、先日のツーリングで訪れた旧吉田茂邸でバラの香りを嗅いだとたんにスイッチが入った。パブロフのイヌか(^^ゞ
今回訪れたのは何となく話しに聞いたことがあった平塚市にある花菜ガーデン。「かな」と読む。正式名称は「神奈川県立 花と緑のふれあいセンター」という施設で、フラワーパークと田植えなどの体験学習ができるゾーンで構成されている。
地図は上側が往きのルート。東名で厚木まで行き、小田原厚木道路に乗り換えて平塚インターで降りれば10分ほどの場所に花菜ガーデンはある。平塚市の西隣は大磯町なので前回のツーリングの続きみたいなものである。帰りは海岸線を走って鵠沼(くげぬま)にある湘南海岸公園で海も見てきた。

午前8時発。
この日、東名はバイクが多かった。途中で10キロほどの事故渋滞。それでなんとスリヌケ渋滞も発生! 中央車線の左右両側をそれぞれ20台くらいのバイクが一丸となってスリヌケていく。私は集団の後方にいたが、ちょっと暴走族気分を味わえた(^^ゞ
9時過ぎに花菜ガーデン到着。
クルマの駐車場の隣にバスロータリーがありバイクはそこの駐輪場に駐める。無料だが見ての通り収容台数は少ない。私が駐めたのは駐輪場の横のスペース。写真を撮る位置まで歩いてくるうちに隣に自転車が1台駐まり、ここを出発する時には私のバイクの左側にズラーッと自転車やスクーターが並んでいたから特に問題はないみたい。
広々としたエントランス。
平塚のこのあたりは田んぼばかりなので土地は一杯ある。花菜ガーデンの広さは9.2ヘクタール。オープンしたのは2010年でまだ新しい。元は神奈川県の農業試験場だったらしい。
ちょっと写真では字が小さいが入園料は520円とリーズナブル。この窓口の兄ちゃんは1000円ー520円の計算がスッとできなかった。大丈夫か日本の教育?
チケットの半券があれば当日の出入りは自由。売店とかレストランはこのゲートの手前にあるから、逆にいえばいちいち半券を見せて再入場しなければならない。園内に入らず売店とかだけを利用しに来る人がそれほどいるとは思えず、やや疑問の建物配置設計。
左右にあるのは展示室などの建物。
バラ園に向かって歩いて行く。
遠くに山並みが見えて、空も広くていい感じ。
ちょっと小技な芝生の植え込み。
この先がバラゾーン。
花菜ガーデンのはバラ園は「バラの轍(わだち)」と名付けられた小径(こみち)に沿ってバラが植えられたエリアと、普通の花壇形式のものがある。その小径が他のバラ園にはない特徴。バラの庭を散歩しているみたいで楽しい。
ーーーが、なぜかその風景を撮り忘れる(>_<) 小径は狭くて人で一杯だったところが多く、写真を撮る気がしなかったのかもしれない。これは1枚だけ撮ってあった幅広の小径。
こちらはバラ花壇の風景。
ドッカーンとバラだらけの光景を満喫できる。
花壇は2つあって、後半ではバラを波形の柵に植えてあった。
平塚=湘南=波というのがそのココロらしい。
バラ園といえば飾り付け植えがお約束。
壁とか
屋根や柱とか
塔とか
そして欠かせないのがアーチ。
なぜかバラのアーチが大好き。
園内で色とりどりのバラを楽しむ。
風がかなりあったのでバラの香りが辺り一面に漂うということはなかったが、今回は香りを楽しみたかったので花に近づいてクンクン作戦でカバー。不思議なものでクンクンし続けていると鼻がバラの匂いに敏感になるのか、途中からは鼻を突っ込まなくても少し近づいただけで香りを感じるようになった。
バラ以外の花もたくさん咲いていた。
例によってデイジーかマーガレットかわからない。
わりと小振りのものが多かったのでデイジーかな。
この紫の花はハーブのセイジの一種だと思う。
他にも紫系統の花は何種類かあった。
こんな植物があるのかと思ったのがこのラムズイヤー。ラム=子羊、イヤー=耳で、子羊の耳のような感触がするというのが名前の由来。そんなもの触ったことないけど(^^ゞ
葉にも茎もツボミも、いわば身体すべてが細かな毛で覆われている。見た目通りのベルベッドのような手触りだった。(写真はクリックで大きくなる)
これはたぶんナデシコ。
紫色の花はクレマチス。他にも何色かあった。
クレマチスは人気のある花であるが、イマイチそのよさが私にはわからず。
手前の黄色い葉っぱは枯れているのではなく、こういう色みたい。
奥のフサフサしているのはスティパエンジェルヘアー。これも見た目の期待を裏切らない柔らかな手触り。
こういう細長い葉っぱの植物はたいていイネ科でグラスと呼ばれる。英語でグラスは草の総称でもあるからネーミングがややこしい。ちなみに植物のグラスはgrassで、ガラスのグラスはガラスもグラスもglassである。ガラスというのはオランダ語の発音らしい。
ごく薄い紫色。
珍しいバラとは思うが何となく地味。
こういう真ん中がツボミのようになっているのが好み。
高島屋の包装紙の影響のような気がする(^^ゞ
この色は珍しいと思う。
似た色の形違い。
何度も書くが真ん中が丸まっている形が好き。
2色模様のバラ。
ゴージャス三連発。
これは薄〜い茶色。
正直に言うと服に付いた醤油のシミを洗って薄くなったような色(/o\)
口直しにキレイどころのバラ。
マッシュルームみたいな形。
これでほとんど開花した状態。
白バラ。
デジカメのオードフォーカスをマルチではなく、フレキシブルスポットという一点だけでピントを合わせる方式に変えたら、以前はまったくだめだった白いバラでも、たまにはピントが合うようになった。
園内ではバラの説明をしてくれるツアーがある。私は参加していないが、ところどころでそのガイドの説明が聞こえてくる。それによると野生に近い初期の園芸種がオールドローズ、それを改良したのがモダンローズ。そしてオールドローズとモダンローズを掛け合わせてさらに改良を加えたのがイングリッシュローズという説明だった。具体的な形の違いではないようだから撮ってきた写真を見ても区別は付かないが。
ーーー続く。