2014年06月03日

ざるそばに七味唐辛子

土曜日はまだ5月なのに気温30度越え。そのままの勢いで日曜日そして月曜日も30度越えの真夏日。この時期で30度を超えたことはあったっけ? ようやく本日の東京は28.6度に収まったとはいえ、北海道では驚愕の37.8度! 地殻変動で日本列島はどんどん赤道のほうに移動しているに違いない。


暑くなったらざるそばを食べる機会も多いと思う。私の場合、季節に関係なく週に1回くらいは食べている。オフィスの近くに立ち食いの蕎麦屋があって、なぜかその店はざるそばしかやっていないからなんだけど。正確に言うならもりそば。わずかに海苔を振りかけただけで100円ほどボッタクルざるそばは消費税以上に許せない存在。

でも言葉としてはざるそばを使うかな。例えば「今日はあっさりざるそばにでも」とは思うけれど「もりそばにするか」とは頭の中で考えていない。

それはさておき
温かい蕎麦には七味あるいは一味の唐辛子を振りかけて、ざるそばにはワサビと決まっているようなものである。その組み合わせを疑ったことのある人はほとんどいないと思う。

話が前後するが、私がよく行く立ち食い蕎麦屋で目撃した変わった蕎麦の食べ方。

その1
普通ワサビはツユに溶くのに、たまに蕎麦に塗っている人がいる。食通は刺身を食べる時にワサビを醤油に溶かないで刺身にのせるというが、それと同じような流儀か。一度だけ試してみたものの、このやり方はお勧めしない。ワサビを塗るといっても、せいろの上に盛った蕎麦の数カ所ににチョンチョンと塗るだけである。ワサビのないところは物足りないし、ワサビが付いているところはワサビの辛みが勝ちすぎる。

蕎麦は繊細でわずかな味や香りしかしないから、ツユに半分しか浸さなかったり、ツユの付いていないところを噛んで食べたりすると美味しい。だからワサビを塗る食べ方は蕎麦の味を殺していると思う。もっとも30カ所くらいに細かく細かくワサビを塗ればまた違う味がする可能性はある。でもそれをお店でやる勇気はないなあ。


その2
いよいよ本題。ある日、せいろの上の蕎麦に七味唐辛子を振りかけて食べている人がいた。その立ち食い蕎麦屋は昼間はざるそば専門でも、夜は居酒屋になるので温かい蕎麦は出さなくてもテーブルには七味が置いてある。

これは結構いける。
なぜ今までざるそばにはワサビとの固定観念に縛られていたんだろうと後悔ーーーするほどではないとしても、まったくキワモノな感じはなく普通に美味しい。

ただし、ざるそばに七味を振りかけ振りかけ食べると、その時は気付かないが食べ終える頃には口の中がハーハー熱くなってしまう。そばもツユも暖かくないので七味の香りがあまり広がらない。それが七味を使いすぎる原因かもしれない。わたしは最後の2〜3口の時に七味を振りかけて味の雰囲気を変えたりしている。ツユの中に七味を入れるのもいける。

ものは試しにどうぞ。
ところで温かい蕎麦にワサビは合うんだろうか?

wassho at 22:35│Comments(0) 生活、日常 

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