2014年06月07日

2014年チューリップ日記 総集編その2

今シーズンのチューリップ観察日記をあれこれまとめようと考えたのが総集編。

しかし少しやってみて、それはとても大変な作業だということに気がついた。というわけであっさり方針転換して、今までブログにアップした日付以外の日に撮った写真を、ただペタペタ貼っておくだけにすることにした。

よく考えたら主要な出来事はすでにブログに書いてある。
ただし、それは花の盛りまでのことが中心なので、総集編の多くを占めるのは、花が下り坂になりチューリップが枯れていく過程。そういう記録はあまり見られないので、これは価値ある総集編になると手抜きを正当化。



<4月4日>
黄色いチューリップがポッと浮かぶように撮れたので貼ってみた。
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今年の赤チューリップは開いたり閉じたりの変化が大きかったのは既に書いた。
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一昨年「色が白に近いチューリップほどガバーッと開く」というチューリップの法則その1を発見し、去年は「それはユリ咲きのチューリップには当てはまらない」というチューリップの法則その2を発見した。今年発見した法則その3は「開き具合は色ではなく、たぶん品種によるもので、法則その1は間違っていたかも」である。


<4月8日>
この2色咲きのチューリップは赤色でない部分が黄色→白と変化して、最後は赤い部分の色が滲んだよう白い部分に移った(あとで紹介)
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紫色は子供の頃のちょっとしたトラウマがあって苦手だったのだが、今年の紫チューリップはキレイだった。トラウマを乗り越えられたかも。トラウマの話はいずれそのうち。
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<4月9日>
ベランダでも下から撮ってます(^^ゞ
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<4月11日>
強風で倒れた時にキレイに撮れた写真。
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<4月12日>
最初に咲いたチューリップの開き方が、そろそろ大きくなってきたので記念撮影?
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同じ時刻に同じ場所で同じチューリップを撮っても、撮る向きが違うと光線の加減が違うので印象の違う写真になってしまう。下の3枚だと最初の写真が少し暗いけれど陰影感があっていい感じ。2枚目もまずまず。3枚目はとても単調なイメージを受ける。いろいろ設定を変えれば同じように撮れるのかもしれないが、そういうことをオートで、あるいはごく簡単な設定でこなしてくれるようカメラが賢くなって欲しい。
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最後に写っているピンクは、このエントリーの2枚目の赤いチューリップ。色の変化が大きくてビックリした。



<4月13日>
一番にぎやかだった頃。
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<4月15日>
シンプルイズベストみたいな気持ちがあって、去年まで単色のチューリップしか植えていなかった。しかし今年は二色咲きにも挑戦。思っていた以上に華やかなアクセントになってよかった。それと偶然かもしれないが二色咲きのほうが単色より花が咲いている期間が長かった。
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盛りを迎える花もあれば盛りが過ぎていく花もある。
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<4月16日>
この日、二色咲きチューリップの昨日まで白かった部分が少し赤みを帯びてきたのを発見。花が咲いた初期の写真と無較べると、赤い部分から白い部分へ血管のように赤い線が伸びており、それが増えて一定の割合を超えると白い部分が赤みを帯びて見えるようだ。
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花の盛りが過ぎると、花の形を保ったままクシャクシャとなるものと、ベロ〜ンと花びらが開いてしまうものの2種類に分かれる。同じ色=同じ品種でもその両方のパターンが見られるのが不思議。
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<4月18日>
段々と倒れるチューリップが出てきた。不思議なのは花の形を見てわかるように、これらは最近咲いたチューリップなのである。チューリップには早咲き・遅咲きの区別があるらしいが、これらは後咲きではなく、単に生命力が弱くて成長が遅かっただけのような気がする。だから茎が細くて咲いたとたんに花を支えきれなくて倒れるのかもしれない。
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このピンクチューリップは本物の遅咲き。今シーズン最後まで楽しめたのがこれ。球根を買う時には「早咲き遅咲きが混ざっています」とかアバウトなことしか書いていない。色や形の区別と同じように早咲き遅咲きも明記した売り方を希望。
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紫チューリップは少々傷んでも気品がある?
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雄しべと雌しべ。
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<4月19日>
1日で地面まで達してしまった。
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もう花とは呼べない光景。
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球根を育てるなら、もっと早い段階で花を摘み取らなければいけない。花に栄養を取られて球根が大きくならないとされている。でもなんとなく最後まで見届けてやりたくて。 


それと雄しべと雌しべは、よく見ると意外とおもしろい形をしていて見飽きないのである。
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だいぶスカスカになってきたが、アップで撮ればごまかせる(^^ゞ
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<4月20日>
実は今シーズンで一番気に入っている写真がこれ。
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形はおもしろいが雄しべと雌しべは小さい。
だから少しの風でも揺れるからピントを合わすのは骨が折れる。
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摘み取った花。
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合掌。
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後で知ったのだが、このように茎の途中ではなく、雄しべの付け根で節のようになっているところを折らなければいけないらしい。花は枯れてもチューリップは生きており、葉っぱと茎で光合成をして栄養を球根に送り込むから、茎もできるだけ残すのが正しいとのこと。もっとも、なぜかプランター植えでは球根は成長しないといわれている。しかし今年はダメ元でいくつかの球根は残しておくつもり。


ーーー続く。

wassho at 23:06│Comments(0)   *チューリップ 

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