2014年07月02日
ワールドカップ雑感 その1
残念ながら日本は1次リーグで敗退したが、決勝トーナメントの1回戦が終わり準々決勝に進出する8カ国も決まって、いよいよワールドカップはこれからが佳境。特に応援している国もないから試合を丸々見ることはないが、テレビ中継されていたらチャンネルはワールドカップに合わせている。決勝戦くらいはじっくり見たいと思うのだけれど、ブラジルの日曜日は日本の月曜日なので、7月14日(月)の朝4時からと実に微妙な時間に試合が始まる。もう2時間早いか遅ければいいのに。
実はワールドカップに出場している某国のクライアントとニギッテいる(^^ゞ その国のほうが圧倒的に強いのでハンディをもらっての勝負。何を賭けているかはナイショだが勝敗の決め方は
日本が1次リーグを突破すれば私の勝ち。(その国とは1次リーグで同じ組ではない)
某国が準決勝まで進めばクライアントの勝ち。
上のどちらも満たさない、あるいは両方を満たす場合は引き分け。
もし決勝トーナメントで日本と某国が対戦することになったら、その勝敗で決める。
今のところ決着はついていない。でも日本は1次リーグ敗退したから私に勝つ可能性はなくなり引き分け狙い。ガンバルナ!某国チーム(^^ゞ
考えてみればトホホなハンディである。でもまあ日本の今の実力はこんなところかと思う。1次リーグ敗退をやたら糾弾しているマスコミや評論家もいる。揚げ足取りの主張が多くて何か勘違いしているんじゃないかな。もっとも褒めちぎった後にボロクソにけなすのは、煽ることが仕事だと勘違いしている彼らの習性。
次の4年間をどうするのかという記事もよく見る。戦術や監督選びに口を挟む見識はないが、男子たるものハンディなしのスクラッチで賭けられる日が来ることを願って(^^ゞ、私なりの視点で日本サッカーの強化法を考えてみたい。
最初に断っておくが話はダラダラ進むし、
いつも以上に横道にそれる可能性大。
さて
前のエントリーでサッカーの強さを「テクニック×センス×いわゆる身体能力×戦術、それとメンタルも付け加えるべきかも」と書いた。テクニックと戦術はパスして、とりあえず最初のテーマは「センス」。
今から21年前の1993年に始まったJリーグでサッカーのおもしろさを知った。そして同年の秋が「ドーハの悲劇」の起きたワールドカップ・アメリカ大会予選で、その翌年が本大会。そんなこんなでJリーグで日本のサッカーを知った後、しばらくして世界のサッカーを見る機会が増えた。
そして世界のサッカーを知った後の感想は
「日本が世界のトップチームに追いつくのはカズの孫の世代かなあ」
というもの。
もちろんカズとは三浦カズ。当時は日本サッカー界の象徴だった。彼らJリーグの第1世代の優秀選手が結婚して子供ができて、その子供が結婚するまで30年。その子供の子供が生まれてプロのサッカー選手になるまでさらに20年。つまり早くても合計50年はかかると直感的に思った。もっとも年数の計算よりも「カズの孫の世代」と思ったように2世代かかるというのがその趣旨。
そう思ったのは日本と、ヨーロッパや南米の強豪国とのサッカーがあまりに違ったから。何が違ったかというとテクニックの違いはあまり感じなかった。もちろん差はあったのだろうけれど、それが理解できるほどこちらの目が肥えていなかった。
これは子供の頃に高校野球とプロ野球が同じレベルの野球に見えたのと同じ。自分のレベルが低いと、自分より高いレベルと、それよりさらに高いレベルの差がわからないものなのである。逆に例えれば小学校1年生の時に5年生や6年生の教科書はどちらも超難解に思えたが、今なら表紙を見なくてもどちらが5年生でどちらが6年生の教科書か区別がつくはず。これはビジネスでも生活全般でもいろいろ応用の利くポイントなのであるが、とりあえずまだ脱線はこらえて話を進める。
では何が違ったのかというと、それは試合運びというか選手の動き方というか、なかなか表現は難しいが、Jリーグのサッカーがどれも同じような試合だったのに較べて、初めて見る海外サッカーは変化に富んでいるというか臨機応変というか。そして日本のサッカー選手が考えて動いているのに対して、海外強豪国のサッカー選手は状況に応じて身体が反応してピッチを駆け巡っているように私には思えた。考えて動くのと直感で動くのではテンポが違う。そしてサッカーは一瞬の状況変化で得点が決まるスポーツである。
それでなぜか思い出したのが大学生の頃の出来事。
ーーー続く
実はワールドカップに出場している某国のクライアントとニギッテいる(^^ゞ その国のほうが圧倒的に強いのでハンディをもらっての勝負。何を賭けているかはナイショだが勝敗の決め方は
日本が1次リーグを突破すれば私の勝ち。(その国とは1次リーグで同じ組ではない)
某国が準決勝まで進めばクライアントの勝ち。
上のどちらも満たさない、あるいは両方を満たす場合は引き分け。
もし決勝トーナメントで日本と某国が対戦することになったら、その勝敗で決める。
今のところ決着はついていない。でも日本は1次リーグ敗退したから私に勝つ可能性はなくなり引き分け狙い。ガンバルナ!某国チーム(^^ゞ
考えてみればトホホなハンディである。でもまあ日本の今の実力はこんなところかと思う。1次リーグ敗退をやたら糾弾しているマスコミや評論家もいる。揚げ足取りの主張が多くて何か勘違いしているんじゃないかな。もっとも褒めちぎった後にボロクソにけなすのは、煽ることが仕事だと勘違いしている彼らの習性。
次の4年間をどうするのかという記事もよく見る。戦術や監督選びに口を挟む見識はないが、男子たるものハンディなしのスクラッチで賭けられる日が来ることを願って(^^ゞ、私なりの視点で日本サッカーの強化法を考えてみたい。
最初に断っておくが話はダラダラ進むし、
いつも以上に横道にそれる可能性大。
さて
前のエントリーでサッカーの強さを「テクニック×センス×いわゆる身体能力×戦術、それとメンタルも付け加えるべきかも」と書いた。テクニックと戦術はパスして、とりあえず最初のテーマは「センス」。
今から21年前の1993年に始まったJリーグでサッカーのおもしろさを知った。そして同年の秋が「ドーハの悲劇」の起きたワールドカップ・アメリカ大会予選で、その翌年が本大会。そんなこんなでJリーグで日本のサッカーを知った後、しばらくして世界のサッカーを見る機会が増えた。
そして世界のサッカーを知った後の感想は
「日本が世界のトップチームに追いつくのはカズの孫の世代かなあ」
というもの。
もちろんカズとは三浦カズ。当時は日本サッカー界の象徴だった。彼らJリーグの第1世代の優秀選手が結婚して子供ができて、その子供が結婚するまで30年。その子供の子供が生まれてプロのサッカー選手になるまでさらに20年。つまり早くても合計50年はかかると直感的に思った。もっとも年数の計算よりも「カズの孫の世代」と思ったように2世代かかるというのがその趣旨。
そう思ったのは日本と、ヨーロッパや南米の強豪国とのサッカーがあまりに違ったから。何が違ったかというとテクニックの違いはあまり感じなかった。もちろん差はあったのだろうけれど、それが理解できるほどこちらの目が肥えていなかった。
これは子供の頃に高校野球とプロ野球が同じレベルの野球に見えたのと同じ。自分のレベルが低いと、自分より高いレベルと、それよりさらに高いレベルの差がわからないものなのである。逆に例えれば小学校1年生の時に5年生や6年生の教科書はどちらも超難解に思えたが、今なら表紙を見なくてもどちらが5年生でどちらが6年生の教科書か区別がつくはず。これはビジネスでも生活全般でもいろいろ応用の利くポイントなのであるが、とりあえずまだ脱線はこらえて話を進める。
では何が違ったのかというと、それは試合運びというか選手の動き方というか、なかなか表現は難しいが、Jリーグのサッカーがどれも同じような試合だったのに較べて、初めて見る海外サッカーは変化に富んでいるというか臨機応変というか。そして日本のサッカー選手が考えて動いているのに対して、海外強豪国のサッカー選手は状況に応じて身体が反応してピッチを駆け巡っているように私には思えた。考えて動くのと直感で動くのではテンポが違う。そしてサッカーは一瞬の状況変化で得点が決まるスポーツである。
それでなぜか思い出したのが大学生の頃の出来事。
ーーー続く
wassho at 23:35│Comments(0)│
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