2014年11月03日
山中湖の紅葉 夕焼けの渚・紅葉まつり
2年前「夕焼けの渚・紅葉まつり」というイベントの1週間後に訪れたら、紅葉した葉っぱが跡形もなく落ちてしまっていてガッカリだった山中湖。急遽予定を変更して河口湖で紅葉を堪能できたからよかったのだが、逃した魚は大きいというか山中湖の紅葉のことは気になっていた。文化の日の三連休はずっと雨の予報から日曜日には天候が持ちなおし、月曜日の文化の日は現地の天気予報が晴れとなったのでリベンジとばかりに出かけてきた。
今回は道志みち経由で山中湖へ向かった。中央自動車道と東名高速をつなぐ部分の圏央道(けんおうどう)が6月に全面開通したので、道志みちへのアクセスが便利になった。それまでは中央・東名のどちらの高速道路でも最寄りのインターから道志みちまで30キロ近くあって、またそれがよく渋滞するルート。今は中央道から圏央道に入り高尾山インターで降りれば15キロくらいで道志みちに入れるし、その15キロのうち半分ほどはちょっと楽しい道路なのである。
それは大垂水峠(おおたるみとうげ)。甲州街道・国道20号線の一部で高尾山の南側を横切っているクネクネした道路。全国あちこちには走り屋のメッカと呼ばれる峠がある。大垂水峠はその中でももっとも古くから有名だったんじゃないかな。なんといっても東京と神奈川の県境で都心から近い。大昔にクルマで何度か走ったことはあるが、バイクで行くのは初めてである。
午前9時出発、気温は17.5度。革ジャンの下はトレーナー・シャツ・下着という服装で、山中湖が寒い場合に備えて極薄ダウンジャケットも持っていくことにする。連休最終日なので混雑を予想していたが環七通りはガラガラ。いつもは永福インターから首都高に乗って中央道の高井戸インターに入るのだが、甲州街道も空いていたので高井戸の先の調布インターまでそのまま走ることにした。ちなみに中央道の始点である高井戸インターは一般道から入れず首都高としか接続していない。つまり高井戸から中央道に乗るには必ず手前から首都高も利用しなければいけないというボッタクリ構造になっている。ナットクイカン!
八王子ジャンクションから圏央道をインターチェンジひとつ分だけ走って高尾山で降りる。インターの前の信号を渡ったらもう大垂水峠の入り口。こちらからは下りになる。最後に来てから25年は経っているはずなので、どんな道路か記憶もなく、したがって再訪の感激もなし。大垂水峠はかなりクネクネしているのでスピードを求めるなら相当チャレンジングな道路。まっ、私はそんなことしないが。
だたし路面状況はあまりよくないし、スピードを抑えさせるための幅広凹凸舗装がかなり長い区間に渡って施されている。それによる振動がとても不快。大垂水峠はクネクネだけを見ればいい道路だと思う。でも昭和の中頃から改装していないじゃないかと思えるラブホテルや廃屋みたいな建物があったりと、どうも寂れた田舎感が漂うエリアでもあった。
本日二品目の道志みちは、山中湖まで60キロほど続く長い山道というか山あいの谷道。一部を除いてそんなにクネクネはしていない。この季節は周りの山々のところどころが、黄土色や茶色のまだらになっていてなかなかいい景色。
山中湖まで半分より少し先にある道の駅に到着。ここはいつもバイクが多い。この日はクルマも多くて、駐車場入り待ちの渋滞が影響したのか、道の駅のかなり手前から30キロ程度で走るノロノロ運転になってしまった。
売店は大賑わい。
見慣れない野菜。ラベルには「ずいき」と書いてあった。調べてみると芋茎と書き、里芋やハスイモの茎(くき)らしい。ネットにはいろいろな調理方法が載っているが、今まで食べたことはないなあ。ハスイモも初耳で、これはイモの部分は食べられないからハスイモは必ずずいきということになる。
スーパーなどでは見かけない形の大根。
これは食べるのではなく生け花用。名前チェックは忘れた。
こんなフラワーバスケットもあって、私が見ていたわずかの間に2つ売れていた。
道の駅のすぐ裏を流れる道志川。遠くの山も半分くらい色づいている。
写真に撮るとたいした紅葉ではないのだが間近で見ると結構いい雰囲気。
この日は雲が多いが空は青かった。
遠くの赤い紅葉がきれいだったのに電線多すぎ!
道の駅からしばらく走ると標高1100メートルくらいになる。気温計は12.5度を指していてちょっと寒い。駐車場から出るタイミングはバラバラだからか、道の駅手前の渋滞がウソのように快適走行。ただし道志みちは山中湖と接続するところの交差点で大渋滞することが多い。渋滞していたら道志みちから枝分かれしている地道の抜け道を探すつもりだったが、信号待ち2回くらいで割とスムースに山中湖到着。
北側の湖畔にある長池親水公園。山中湖に来た時はだいたい立ち寄る。
残念ながら富士山山頂には雲多し。
先ほども書いたが雲は多くても空がきれいだった。
生け垣のレッドオータム越しに対岸。
※レッドオータム=赤い秋=紅葉のこと。
イチョウなど黄色いのはイエローオータムと英語ではいう(みたい)。
グルッと反時計回りに走って南側湖畔の旭日丘湖畔緑地公園。「夕焼けの渚・紅葉まつり」が開かれている山中湖の紅葉名所。
山中湖は湖畔沿いに無料駐車場が充実している。でもバイク用はないし、この日は紅葉見物客で混雑していたので隅っこの空き地に駐める。
湖畔沿いの細長い公園。紅葉まつりの入り口は少し先みたいだ。
300メートルほど歩いてから後100メートルの看板。
駐める場所が手前過ぎた。
入り口到着。
案内板によると、ここから600メートル先に富士山展望の見晴台がある。
ゲートをくぐって山中湖のモミジ狩りスタート。
ーーー続く
今回は道志みち経由で山中湖へ向かった。中央自動車道と東名高速をつなぐ部分の圏央道(けんおうどう)が6月に全面開通したので、道志みちへのアクセスが便利になった。それまでは中央・東名のどちらの高速道路でも最寄りのインターから道志みちまで30キロ近くあって、またそれがよく渋滞するルート。今は中央道から圏央道に入り高尾山インターで降りれば15キロくらいで道志みちに入れるし、その15キロのうち半分ほどはちょっと楽しい道路なのである。
それは大垂水峠(おおたるみとうげ)。甲州街道・国道20号線の一部で高尾山の南側を横切っているクネクネした道路。全国あちこちには走り屋のメッカと呼ばれる峠がある。大垂水峠はその中でももっとも古くから有名だったんじゃないかな。なんといっても東京と神奈川の県境で都心から近い。大昔にクルマで何度か走ったことはあるが、バイクで行くのは初めてである。
午前9時出発、気温は17.5度。革ジャンの下はトレーナー・シャツ・下着という服装で、山中湖が寒い場合に備えて極薄ダウンジャケットも持っていくことにする。連休最終日なので混雑を予想していたが環七通りはガラガラ。いつもは永福インターから首都高に乗って中央道の高井戸インターに入るのだが、甲州街道も空いていたので高井戸の先の調布インターまでそのまま走ることにした。ちなみに中央道の始点である高井戸インターは一般道から入れず首都高としか接続していない。つまり高井戸から中央道に乗るには必ず手前から首都高も利用しなければいけないというボッタクリ構造になっている。ナットクイカン!
八王子ジャンクションから圏央道をインターチェンジひとつ分だけ走って高尾山で降りる。インターの前の信号を渡ったらもう大垂水峠の入り口。こちらからは下りになる。最後に来てから25年は経っているはずなので、どんな道路か記憶もなく、したがって再訪の感激もなし。大垂水峠はかなりクネクネしているのでスピードを求めるなら相当チャレンジングな道路。まっ、私はそんなことしないが。
だたし路面状況はあまりよくないし、スピードを抑えさせるための幅広凹凸舗装がかなり長い区間に渡って施されている。それによる振動がとても不快。大垂水峠はクネクネだけを見ればいい道路だと思う。でも昭和の中頃から改装していないじゃないかと思えるラブホテルや廃屋みたいな建物があったりと、どうも寂れた田舎感が漂うエリアでもあった。
本日二品目の道志みちは、山中湖まで60キロほど続く長い山道というか山あいの谷道。一部を除いてそんなにクネクネはしていない。この季節は周りの山々のところどころが、黄土色や茶色のまだらになっていてなかなかいい景色。
山中湖まで半分より少し先にある道の駅に到着。ここはいつもバイクが多い。この日はクルマも多くて、駐車場入り待ちの渋滞が影響したのか、道の駅のかなり手前から30キロ程度で走るノロノロ運転になってしまった。
売店は大賑わい。
見慣れない野菜。ラベルには「ずいき」と書いてあった。調べてみると芋茎と書き、里芋やハスイモの茎(くき)らしい。ネットにはいろいろな調理方法が載っているが、今まで食べたことはないなあ。ハスイモも初耳で、これはイモの部分は食べられないからハスイモは必ずずいきということになる。
スーパーなどでは見かけない形の大根。
これは食べるのではなく生け花用。名前チェックは忘れた。
こんなフラワーバスケットもあって、私が見ていたわずかの間に2つ売れていた。
道の駅のすぐ裏を流れる道志川。遠くの山も半分くらい色づいている。
写真に撮るとたいした紅葉ではないのだが間近で見ると結構いい雰囲気。
この日は雲が多いが空は青かった。
遠くの赤い紅葉がきれいだったのに電線多すぎ!
道の駅からしばらく走ると標高1100メートルくらいになる。気温計は12.5度を指していてちょっと寒い。駐車場から出るタイミングはバラバラだからか、道の駅手前の渋滞がウソのように快適走行。ただし道志みちは山中湖と接続するところの交差点で大渋滞することが多い。渋滞していたら道志みちから枝分かれしている地道の抜け道を探すつもりだったが、信号待ち2回くらいで割とスムースに山中湖到着。
北側の湖畔にある長池親水公園。山中湖に来た時はだいたい立ち寄る。
残念ながら富士山山頂には雲多し。
先ほども書いたが雲は多くても空がきれいだった。
生け垣のレッドオータム越しに対岸。
※レッドオータム=赤い秋=紅葉のこと。
イチョウなど黄色いのはイエローオータムと英語ではいう(みたい)。
グルッと反時計回りに走って南側湖畔の旭日丘湖畔緑地公園。「夕焼けの渚・紅葉まつり」が開かれている山中湖の紅葉名所。
山中湖は湖畔沿いに無料駐車場が充実している。でもバイク用はないし、この日は紅葉見物客で混雑していたので隅っこの空き地に駐める。
湖畔沿いの細長い公園。紅葉まつりの入り口は少し先みたいだ。
300メートルほど歩いてから後100メートルの看板。
駐める場所が手前過ぎた。
入り口到着。
案内板によると、ここから600メートル先に富士山展望の見晴台がある。
ゲートをくぐって山中湖のモミジ狩りスタート。
ーーー続く