2014年11月14日

ロボットと暮らす明るい未来?

先日、とあるセミナーに参加してきた。
プログラムのひとつにロボット関係の専門家の講演があった。

ロボットというとどんなものを想像するだろうか?
鉄腕アトムやホンダのアシモのような人型ロボットがまず思い浮かぶが、専門家によれば特に明確な定義はないらしい。とりあえずの定義としては、センサーがついていて、そこから得られた情報をコンピューターで処理して何らかの動作をするのがロボットらしい。もちろん外観がどんな形かは問われない。ずいぶん昔から工場ではいろんな産業用ロボットが活躍している。お掃除ロボットを標榜するルンバは場所を関知するセンサーがあり、自分でどう動くかを判断して掃除をするからまさにロボットである。最近の洗濯機は水の汚れを関知して、すすぎに使う水の量を調節したり位はするからロボットの端くれともいえなくない。

洗濯機とか掃除機とか炊飯器とか家電といわれるものができて生活は便利になった。それらは徐々にロボット化していく。クローゼットと一体になって洗濯物を畳んでしまってくれる洗濯機や、食材の発注や料理もしてくれる冷蔵庫もいずれあらわれるに違いない。人間のやることはどんどんなくなっていく。


話は変わるが、
何日か前に「英辞郎」という辞書というか英訳和訳の例文がたくさん載っているサイトが不調で、ほぼ丸1日アクセスできなかった。海外とのやりとりはメールでおこなうが、私の英語は「英辞郎」の例文をコピペして単語を入れ替えることで成り立っている。だから、まともなメールが書けずとても苦労した。ここ何年かの海外クライアントとのビジネス経験で多少は英語ができるようになったのではなく、英文の作り方を覚えただけなのだと実感。

インターネットの時代になってから、あらゆる情報を得られるようになった。だから記憶したり記録したりということをあまりしなくなっている。資料となる情報だけでなく答えも簡単に見つかるから、自分で考えなくてもいい場合も少なくない。英語だってまだコンピューター翻訳は実用的ではないが、あと10年もしたら英辞郎のお世話にならなくてもすむかも知れない。


どんどん身体を動かす必要がなくなり、
頭も使う必要がなくなったら
人類はどんな生活をするんだろうね?

wassho at 08:05│Comments(0) ノンジャンル 

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