2014年11月21日
椿ライン〜芦ノ湖
真鶴でアマルフィを探した後は湯河原方向へ向かう。135号線は伊豆に向かうクルマで混雑。途中で75号線に右折すると湯河原駅の前を通り、その先が湯河原のメインストリート。だんだんと坂を上がるにつれて旅館が建ち並んで温泉街の雰囲気になってくる。道路沿いに川も流れていていい感じ。しかし、かなり以前だが湯河原には3回くらい泊まりに来ているのに街並みに見覚えがなかった。きっと夜に着いて宴会して二日酔いで帰るというパターンばかりだったからだ。
湯河原から箱根に抜けるには75号線の先にある湯河原パークウエイという有料道路か、椿ラインと呼ばれる道路を使うことになる。椿ラインは75号線の延長なのだが、東京近郊では一二を争うクネクネ道である。走り屋飛ばし屋が多いことで有名で事故も多い。この日も椿ラインに入ってしばらくしたところで、クルマとバイクが絡む事故があったようで警察が現場検証していた。ライダーは現場をウロウロしていたから大きな事故ではなかったみたい。

ところでバイクでは海や峠道に行くことが多い。
それでこの3年半でわかったことは、
どこのへんぴな海に行っても必ず釣り人がいる。
どこの急峻な峠道に行っても必ず自転車でツーリングしている人がいる。
ということ。自転車で峠道を上りきる達成感は格別なんだろうけれど、私はちょっと無理かなあ。もちろん椿ラインにも自転車で上っている人はたくさんいた。意外だったのは歩いている人もチラホラいたこと。登山・ハイキング姿ではなく普通のスタイルの観光客。まさか箱根まで歩いて行くとは思えないから、どこを目指して歩いているのか気掛かり。
椿ラインを1/3位走ったところにある休憩所。海に浮かんでいるのは初島で、その向こうの山並みは川奈あたりだと思う。この日は湯河原から箱根へ、つまり上り方向に椿ラインを走ったから海はほとんど見えなかったが、下りなら景色のいい道路なのかも知れない。
奥にある建物の1階はトイレだが、
2階はベンチでもテーブルでもない謎の板が並ぶ不思議な構造。
しかも朽ち果て感あり。
2階から見た休憩所。ライダー談笑中。
この休憩所はヘアピンカーブを曲がったところにあらわれてビックリした。
しばらく休憩してから箱根に向かう。このあたりは温暖な気候の場所だし、椿ラインは基本的に南斜面だから、まだ落ち葉は思ったほど積もっていなかった。
椿ラインの終点は箱根ターンパイクの終点でもある大観山。この日はドライブインには向かわずに、そのまま芦ノ湖まで降りる。
途中の展望台で富士山の写真を撮っている人がたくさんいたので、
つられて立ち寄り。
逆光でシルエットでしか見えないのだが、富士山の冠雪がなくなっていたような。展望台の前にある木は芦ノ湖を写すのに邪魔だから移動させて欲しいな。
ところで椿ラインを走っている時もそうだったけれど、走っている向きによっては西日が眩しくて視界が遮られるというか失われる。クネクネ道をところどころ当てずっぽうで走らなければならないから気を遣う。ヘルメットに内蔵されているサンバイザーを降ろしても効果なし。この季節は午後3時を回ったら帰路についているべしということかな。
何度も見ている芦ノ湖であるが、せっかく箱根に来たのだから見物。
バイクを停めたのは芦ノ湖東湖畔の遊覧船乗り場。
箱根駅伝の往路ゴール地点といった方がわかりやすいかも。
こんな駅伝ミュージアムがあるとは知らなかった。
駒ヶ岳の南斜面。山頂にあるのはロープウエーの駅。
ボート置き場。
海賊船が戻ってきた。この船はカニ歩きのように横にも進める。目の前でUターンしてから平行移動するように接岸していた。
芦ノ湖出発は午後4時くらい。帰りのルートは御殿場に降りて東名で帰るか、小田原に降りて小田原厚木道路&東名で帰るかをまず決めなければならない。御殿場経由は先日の山中湖紅葉ツーリングと同じになるから小田原に降りることにした。小田原に降りるには箱根新道と旧道がある。なぜか名称はどちらも国道1号線。遊覧船乗り場から新道方向はとても渋滞していたので、旧道方向に向けて出発した。
これが大失敗。スムースに走れたのは最初だけで小涌谷あたりで渋滞し始め、宮の下手前からはなんと停滞! ニッチもサッチも進まない。道も狭いしところどころに観光バスもいるからスリ抜けもままならない。諦めて停滞につきあうことに。生まれて初めてバイクに跨ってタバコを吸った(^^ゞ どこかで道路工事をしていたわけでもなく自然渋滞。結局、箱根湯本まで降りてくるのに1時間半ほどかかった。たぶん普段は30分かからないはず。箱根に着いた時は8度くらいあった気温も日が落ちてからは6度まで下がり寒かった。
思わぬ大渋滞で帰宅は午後8時半。走行245キロ。
海と山、快走路に停滞と変化に富んだ1日であった。
おしまい
湯河原から箱根に抜けるには75号線の先にある湯河原パークウエイという有料道路か、椿ラインと呼ばれる道路を使うことになる。椿ラインは75号線の延長なのだが、東京近郊では一二を争うクネクネ道である。走り屋飛ばし屋が多いことで有名で事故も多い。この日も椿ラインに入ってしばらくしたところで、クルマとバイクが絡む事故があったようで警察が現場検証していた。ライダーは現場をウロウロしていたから大きな事故ではなかったみたい。

ところでバイクでは海や峠道に行くことが多い。
それでこの3年半でわかったことは、
どこのへんぴな海に行っても必ず釣り人がいる。
どこの急峻な峠道に行っても必ず自転車でツーリングしている人がいる。
ということ。自転車で峠道を上りきる達成感は格別なんだろうけれど、私はちょっと無理かなあ。もちろん椿ラインにも自転車で上っている人はたくさんいた。意外だったのは歩いている人もチラホラいたこと。登山・ハイキング姿ではなく普通のスタイルの観光客。まさか箱根まで歩いて行くとは思えないから、どこを目指して歩いているのか気掛かり。
椿ラインを1/3位走ったところにある休憩所。海に浮かんでいるのは初島で、その向こうの山並みは川奈あたりだと思う。この日は湯河原から箱根へ、つまり上り方向に椿ラインを走ったから海はほとんど見えなかったが、下りなら景色のいい道路なのかも知れない。
奥にある建物の1階はトイレだが、
2階はベンチでもテーブルでもない謎の板が並ぶ不思議な構造。
しかも朽ち果て感あり。
2階から見た休憩所。ライダー談笑中。
この休憩所はヘアピンカーブを曲がったところにあらわれてビックリした。
しばらく休憩してから箱根に向かう。このあたりは温暖な気候の場所だし、椿ラインは基本的に南斜面だから、まだ落ち葉は思ったほど積もっていなかった。
椿ラインの終点は箱根ターンパイクの終点でもある大観山。この日はドライブインには向かわずに、そのまま芦ノ湖まで降りる。
途中の展望台で富士山の写真を撮っている人がたくさんいたので、
つられて立ち寄り。
逆光でシルエットでしか見えないのだが、富士山の冠雪がなくなっていたような。展望台の前にある木は芦ノ湖を写すのに邪魔だから移動させて欲しいな。
ところで椿ラインを走っている時もそうだったけれど、走っている向きによっては西日が眩しくて視界が遮られるというか失われる。クネクネ道をところどころ当てずっぽうで走らなければならないから気を遣う。ヘルメットに内蔵されているサンバイザーを降ろしても効果なし。この季節は午後3時を回ったら帰路についているべしということかな。
何度も見ている芦ノ湖であるが、せっかく箱根に来たのだから見物。
バイクを停めたのは芦ノ湖東湖畔の遊覧船乗り場。
箱根駅伝の往路ゴール地点といった方がわかりやすいかも。
こんな駅伝ミュージアムがあるとは知らなかった。
駒ヶ岳の南斜面。山頂にあるのはロープウエーの駅。
ボート置き場。
海賊船が戻ってきた。この船はカニ歩きのように横にも進める。目の前でUターンしてから平行移動するように接岸していた。
芦ノ湖出発は午後4時くらい。帰りのルートは御殿場に降りて東名で帰るか、小田原に降りて小田原厚木道路&東名で帰るかをまず決めなければならない。御殿場経由は先日の山中湖紅葉ツーリングと同じになるから小田原に降りることにした。小田原に降りるには箱根新道と旧道がある。なぜか名称はどちらも国道1号線。遊覧船乗り場から新道方向はとても渋滞していたので、旧道方向に向けて出発した。
これが大失敗。スムースに走れたのは最初だけで小涌谷あたりで渋滞し始め、宮の下手前からはなんと停滞! ニッチもサッチも進まない。道も狭いしところどころに観光バスもいるからスリ抜けもままならない。諦めて停滞につきあうことに。生まれて初めてバイクに跨ってタバコを吸った(^^ゞ どこかで道路工事をしていたわけでもなく自然渋滞。結局、箱根湯本まで降りてくるのに1時間半ほどかかった。たぶん普段は30分かからないはず。箱根に着いた時は8度くらいあった気温も日が落ちてからは6度まで下がり寒かった。
思わぬ大渋滞で帰宅は午後8時半。走行245キロ。
海と山、快走路に停滞と変化に富んだ1日であった。
おしまい
wassho at 07:52│Comments(0)│
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